生藤山ー日原峠   平成23年12月18日 TOP  BACK

コースタイム
鎌沢入口バス停9:00〜生藤山11;20〜日原峠13:45〜15;15棡原中学入口バス停
(デジカメのタイムが狂ってい推測でのタイムです)

 
鎌沢入口
ここから出発
暮れも押し迫ってくると年賀状作りもしなければ、大掃除もと気にはなりますが天気がいいと、じっとしていられない。テニス仲間が奥多摩に行く計画があると聞いていたので前日の夕方に電話で一緒に行くことに決まった。
 遅れることの多い武蔵野線、中央線を心配しながら乗り継ぎ無事に藤野駅に着いた。和田行きのバスは臨時が出るほど盛況でした。陣場山入口でほとんど下り、鎌沢入口まで乗ったのは我々だけだった。
バス停の桜のプロムナード看板をちらりと見て、沢沿いの道を下ると橋の袂の神社では正月のための掃除をしていた。
茶畑を眺めながら車道を登るが意外と急な坂道で汗が出てくる。
最後の民家のところの休憩所にてトイレ休憩をした。
ここからは山道になる。やがて桜の並木が出てきて小さな鳥居をくぐり、しばらく登ると左の薮越しに富士山が見えてきてテンションもあがる。
甘草水にはベンチもあり開けた展望に出会うので休憩にちょうどいいところでした。
富士山も雲もなくきれいですが南アルプスの一部が見えているのがうれしい。後から来たグループの人たちとあれは間ノ岳、農鳥岳だけだろうとなったが、私は荒沢岳と赤石岳と思いながら眺めた。

 甘草水で
写真では見えませんが最奥に
南アの一部が見えるのです

本日の最高点
生藤山
 
ほんの僅か登ると三国山です。甘草水より少し高いだけですが見晴らしはずっといい。大菩薩の小金沢蓮嶺南端に滝小山の尖頭が目を引きました。御坂黒岳と三ツ峠の奥に荒沢岳、赤石岳の白い峰が光り、いいアクセントとなっている。
手目の権現岳も迫力あります。杓子、鹿留山、御正体山、丹沢連山を供にしたがえて富士山が大きくりっぱです。何回か三国岳に着たが一番いい展望だった。

少し下り、登りなおして生藤山に着いた。本日の最高所ですが残念ながら展望は薮が邪魔している。
山頂写真を撮ってすぐに三国山の戻った。山頂で忘年山行の宴会準備中のグループをうらやましく眺めて先に進む。軍刀利神社の元社がある広場は三国山に負けない展望です。こちらのほうが丹沢はよく見えますし人が少なく静かで落ち着けました。
年配の親娘さんが食事休憩中でした。我々もこの展望を眺めながら昼食休憩をしました。
風もなく日向は暑いくらい、こんな穏やかなら食材を持ってきて忘年会やってよかった。昼寝したい気分です。
 
 
軍刀利神社元社の
広場での富士山
 
浅間峠
小さなアップダウンが連続するため、じわじわとボディーブローの効き目が出てくる。最近、登りのペースがが落ちてスピードが出ない。連れに遅れないようにと頑張るが離されてしまう。熊倉山で待ってもらい追いつく。ここからはやや下り気味で助かる。東屋の立つ浅間峠の降り立つと一息できる。休憩していると一人のおじさんが追いついてきた。同じコースを歩くためごその後はご一緒に歩くことになった。
雑木林もすっかり落葉し、燦燦と差し込む日差しを楽しみながら歩く。急下降の後お地蔵様のある日原峠に着きました。ここは十字路でゆずり原と秋川の笛吹を結ぶ峠です。先に進むことも考えられるがバスの時間と体力を考えると予定通りここまでとして、ゆずり原に降りることにしました。十分すぎる時間があるので峠から50m先の陽だまりでご一緒のおじさんとコーヒーブレイクでバスの時間調整をした。落ち葉の登山道に座り込み日差しを浴びながらする山談義、雑談は実に楽しい。

 

日原峠
 

こんな感じの登山道でした
 
のんびりと下り、集落に出るとユズの畑が多い、ゆずり原地区と関係あるのかなあ?冬至も近くユズの収穫をしている人がいた。民家の庭先に巨大なユズを発見して写真をとった。
帰ってから調べたところ「獅子ユズ」または「鬼ユズ」とよばれて本当にユズだと知りました。車道は蛇行するがショートカットで下れそうな道を選んで下った。
登山道と違い道案内がなくなり街中に出たときの方が迷い道をすることがある。グラウンドで野球をしていた人にバス停を聞き階段を下りると橋の上のバス停に無事到着しました。バス停は棡原中学入口でした。
上野原駅行きのバスは意外と混んでいて、用竹バス停で満員になった。
上野原駅ではほとんど待ち時間もなく快速東京行きに乗ることが出来たが登山者でいっぱいでした。空席を探して前の車両へどんどん移動、漸く2人がかけられる席を探して座ったら隣には先ほどまでご一緒だったおじさんでした。ご縁のある日でした。
お天気に恵まれ楽しい陽だまり山行が出来ました。
 
 ちちょっと早めに
下山しました