八甲田山 高田大岳  平成23年6月26日ー27日TOP  BACK

コースタイム
青森駅7;50=酸ヶ湯温泉9;10〜10;45仙人岱ヒュッテ11;05〜高田大岳13;00〜16;00ヒュッテ〜酸ヶ湯温泉=青森駅

 
快適な宿
鶴ヶ坂駅
大人の休日クラブの割引切符が使える期間になった。JR東日本が対称なので東北地方になりやすい。今回も八甲田に行ってみた。前日の25日、土曜日の午後、東北新幹線で新青森駅へ、奥羽本線の弘前行き乗り換えた。2個目の鶴ヶ坂駅で下車した。この駅から300mほど歩くと鶴ヶ坂温泉、タラポッキの湯という銭湯があり夜10時まで営業しているため温泉に入って駅寝ができる。
タラポッキの従業員用の風呂の感じだ、8時半ころ訪れたが結構込んでいました。終電が通り過ぎるのを待ってホームの待合室にテントを張らせてもらった。貨物列車が通り過ぎるときはうるさいが快適な宿でした。

6月26日
翌朝の一番電車で青森駅に6時過ぎに着いた。十和田湖へのバスは7時50分発で時間に余裕があるので、歩いて15分ほどの古川市場に向かって、有名なのっけ丼を食べる。ご飯を買って、そこに好きな海鮮物を探しながら乗せてもらう。初めての経験で、つい買いすぎてしまうが楽しい。キノコの煮物、漬物、熱々のあら汁を組み合わせて朝食にした。駅のバス停戻ると列が出来ていた。酸ヶ湯温泉まで(1300円)を購入して乗り込む。お隣には自然観察会に参加するという地元のおじさんで80過ぎだといっていた。話好きな方でいろいろと地元のことなど話してくれるが50%しか分かりませんでした。酸ヶ湯温泉で下車して十和田湖方向へ車道を進むみ、キャンプ場、駐車場のところから歩き出す。5mほど雪渓をトラバースすると南に櫛ヶ峰ヶ見えるようになる。明日は南八甲田を少し歩きたいと思っている。
 
酸ヶ温泉駐車場
ここが登山口
 
南八甲田
櫛ヶ峰?

古川市場
朝食はのっけ丼
 
 
仙人岱
小岳
硫黄の臭いがする地獄ノ沢を登る。途中、雲の上に岩木山の山頂をチラリと見ることが出来た。登りきると谷間に雪渓ヶ残りここを過ぎると木道の敷かれた仙人岱の湿原に出る。正面に小岳、左手に大岳とどちらもお椀を伏せたような形をしている。湿原いはにはヒナザクラのかわいらしい花が満開です。仙人岱ヒュッテに立ち寄り、宿泊用具をデポして行く。
八甲田清水を過ぎ小岳、高田大岳への分岐に着く。主流は大岳へ向かう、小岳へは薮が覆う道となって小さな湿原出でた。こちら日入ってくる人はほとんどいません。急登を登りきると小岳の山頂に着くが山頂標識には仙人岱大岳と帰されている、展望が開ける。一人休憩中でここまでで下山するそうです。高田大岳には少ないようです。仙人岱ヒュッテが小さく見える、その後方には南八甲田の山並みが雲間より見えている。
高田大岳が、格好の良い円錐形の姿を見せてくれ、登る意欲がでてきた。
ハイマツ帯を急下降すると湿原い出る。ここまで来るとまだチングルマの白い花が一面に咲いている。写真を撮っている人が一人カメラを覗いていた。白いワタスゲもいい感じに風になびいている。正面の高田大岳がガスで霞んできた。雛岳への分岐を過ぎ、振り返ると小岳がガスに隠れてしまった。
 
小岳から
大岳を望む
 
小岳から下降中
高田大岳にガスが
 
仙人岱大岳
小岳?のこと、バックは高田大岳

高田大岳山頂
 
薮の濃い急な道になって歩きにくくなってくる、やがて背丈くらいのハイマツ帯になると道は薄くなって道らしき物は消えてしまった。ただ前方には山頂も見えていてそれ程長い距離ではないのが助かります。前が見えないと嫌気が差す、手ごわい薮だと思う。時々キバナシャクナゲを見かけ一息つく。石積ケルンの上に小さな祠が立つだけ、山名標識はなかった。一人地元の方が休憩中だったので、谷地温泉に下る道の様子を聞くとかなり荒れていて難路だと話してくれた。
計画では谷地温泉から登って、仙人岱ヒュッテに泊まるつもりだったのでこのコースを選んでいたら難渋していたかもしれない。
すっかり雲に覆われて展望がなかった山頂を離れて、
ハイマツと格闘して元の道を下った。小岳から高田大岳であったのは4人だけでした。
仙人岱ヒュッテに戻る。ここで一夜を明かし、明日南八甲田と計画していたがどうも天気は下り坂で雨模様との事、ならば下って函効力に切り替えて見よう、一人旅のよさはこの気ままに行く先の変更が出来ることです。
酸ヶ湯温泉の温泉に浸かってバスで青森に帰った。駅前のホテルむらこし泊まった(4000円くらいだった)
 
癒しのキバナシャクナゲ

陸奥湾フェリー
かもしか
 
番外  6月27日
津軽線で蟹田駅に、乗り換えて三厩駅まで行く。津軽半島最北端の駅と書かれていた。ここからバスで竜飛岬に行かれる。駅前にバスが止まっていたので聞くといった先で中途半端な時間と帰りのバス便が不便なことを知って取りやめた。ちょっと後ろ髪を引かれる気分だが、下りた電車すぐ飛び乗り蟹田駅に戻った。駅から20分ほど歩いてフェリー乗り場に行き、むつ湾フェリーカモシカで下北半島の脇野沢に渡った。運がよいとイルカの群れに遭遇するらしいが雲はなかったようだ下北半島の山並みが予想外に立派だ。脇野沢は下北半島の斧の先端部で簡単にこられるところではない。ここでもバス便との連絡が悪く、同じフェリーに乗ったおじさんとアルコールとつまみものを探しに町に出たが見るところもなくすぐに町を一周してしまった。待合室で二人でバスの時間まで宴会をしてしまった。12;44発の田名部行きバスで大湊駅(てっぺんの終着駅)に出て、快速しもきたで八戸駅に着いた。ほたて照り焼き弁当を買って、東北新幹線のはやてに乗車する。あとはお決まりの飲んで食べて寝るだけ予定外の観光もいいものです。
 
下北半島の山並み