日原川  鷹ノ巣谷  平成23年9月18日 TOP  BACK

コースタイム
駐車場6;35〜鷹ノ巣谷出会6;50〜水ノ戸沢出会9;30〜12;30縦走路13;00〜鷹ノ巣山13;25〜ネズミサシ尾根下降口14;25〜16;30鷹ノ巣谷出会

 
出だし間もない滝を登る
18日ー19日は連休、秋の登山シーズンで八ヶ岳に行こうと計画していたが天気予報は何処も雨です。関東周辺が比較的よさそうなので、奥多摩の沢に行くことにした。沢を始めたばかりの義弟を誘って早朝に家を出る 。2時間強で東日原バス停の下の駐車場についた。釣師が出かけていった。
駐車場で沢支度をして鷹ノ巣谷に下った。水量はやや大目くらいです。
奥多摩の沢はコケ岩が多く滑りやすい、やや暗い沢を歩き出すとすぐに3mの滝、すべる感覚を試しながら登る。堰堤を巻く、平凡な様相になるが小滝が連続する。できるだけ水線に沿うように直登を心がけた。右に一条の滝が落ちる。
ミニゴルジェを突っ張りやヘツリで超える、微妙なところもあり、水に落ちてもどうということはないが落ちたくないので慎重に登る。15mくの字滝は右の壁を巻くように登った。以前はここに残地があった気がするが見られなかった。最初左の水線よりを登ったが最後の丸い岩で滝上に移ることができませんでした。

ミニゴルジェ
ツッパリで突破
 
 
大滝の上段
 3m滝は右の水線よりを直答して最後滝上に乗り移った。2段滝を持つ枝沢が入るとその先に大滝が見えてきた。小休憩をした後大滝に挑む。難しいことはないが脚力、腕力の衰えで一歩目に立ち上がるのに躊躇した。足場も手がかりも豊富で中間テラスで一息入れ、あとは木の根などをつかんでクリヤーできる。義弟もしっかりと下足取りで登ってきました。
右に崩壊地を見て水ノ戸沢の出会の広場に着く。水ノ戸沢にはいるとワサビ田の跡が目立つ。
1300mの二股に以前は水が沸いていたが今わ伏流になっていた。
その上で水が湧き出すのが見えるので行ってみるが目当ての右には枝沢がなく砂地の斜面だった。二股まで下って右の枝沢を詰めるのが正解ですが行きがかり上ここですぐに尾根に取り付き
直登した。

伏流が顔を出す
ここで水は突然消える
 

縦走路に出て
富士山 の出迎え
 藪はないがなかなかの急登です。息を整えながら一歩一歩登るだけです。鷹ノ巣山の南の鞍部で登山道に出てやれやれです。。正面は富士山が出迎えてくれた。いい気分です。木陰でお弁当を広げた。最近気に入っているオリジンのお弁当になめこ汁が定番となっている。食事中何人かが通り過ぎていった。食後、鷹ノ巣山に登る70mほどの登りがきつかった。山頂は10人ほどの人が休憩中、ヘルメット姿は異様に見られる。
三頭山、御前山、大岳と奥多摩三山が見渡せる。展望を楽しんだ後は石尾根の登山道を下る。
水根山を過ぎ城山のピーク付近でカラ沢尾根に入る。入り口にはロープが張られているのですぐわかる。
境界杭があるはっきりとした歩きやすい尾根だが意外と緩やかな尾根で迷いやすい箇所もある。200m下降するとカラ沢尾根が右のほうに下るので、左のネズミサシ尾根を下った。
忠実に大きな尾根を広い下ると沢音が大きくなったころには左下に遡行した鷹ノ巣谷が見えるようになるので安心して下れる。うまい具合に鷹ノ巣谷の出会にぴったり降り立った。沢靴を脱ぎ、顔を洗って最後の坂道を登るともうすぐ駐車場です。斜度に出ると車が渋滞していた。聞くと鍾乳洞の駐車場待ちだということです。奥多摩駅まではすいていましたが吉野街道は渋滞でした。