牛飼尾根ー向山ー余沢     平成23年 1月16日  TOP  BACK

コースタイム
上野原駅8;28=飯尾9;35〜大羽根峠10;05〜長作集落10:30〜牛飼尾根〜登山道合流12:50〜向山分岐13;35〜向山14;25〜15;40余沢バス停15;55

 
長作集落
この道に入った
なぜかこの時期は藪山に入りたくなる。三頭山へ牛飼尾根で行ってみようと上野原駅で降りる。センター試験のバスで狭いバス停がさらにいっぱいです。8時28分の飯尾行きに乗ると10名以上の団体さんが乗り込んできた。皆さん要害山に行くそうで鏡渡橋バス停で降りていった。初めて聞く山です。残りの人も初戸と郷原で降りてしまった。終点で降りたのは一人だけでした。バス停から50mほどで舗装道路は終わり民家の先の細い道を登ってゆくと大羽根峠にでる。ここで右の尾根をたどるのが大茅尾根です。正面に下る峠道を行くと倒木が目立つところを過ぎ、小菅村の看板が立つバス道路に出た。
車道を少し歩くと左にケヤキの巨木に囲まれた小さな神社があった。その先には長作のバス停があります。土日は午前午後にそれぞれ1本づつ小菅村のバスが運行している。長作農業公園を通り過ぎると集落があり、以前、奈良倉山より下ったときバスを待ったところだった。 長作観音堂があった気がする。橋の手前、音無の滝の標識ある小川に沿う道を右に入った。。まもなく堰堤のところに着き、ここから右の小尾根に登り出した。
 
牛飼尾根の感じ
雪はまったくなく、藪もない尾根道は歩きやすいが風が強くとにかく寒かった。北西の風がいつも同じ側の頬を攻撃する。目だし帽は持ってこなかったのでマスクとネックウォーマーで風除けにしながら歩いた奥多摩の寒さも侮れないと感じた。雑木林の尾根をひたすら登り、登山道に出て一休みすると汗が体を冷やす。右手には三頭山が見えているが天気も悪く展望もないことを理由にしてすぐに下山をした。
鶴峠への道を下り、向山、オマキ平の分岐で右に降りた。マイナールートと思っていたがしっかりと整備された登山道でした。比較的歩く人が少ないらしく落ち葉が積もるふかふか道です。
 
 
向山への
落ち葉道

展望台のやぐら
 
白沢集落への分岐を過ぎる。展望台経由余沢方面の案内がでてきたので左に曲がるとすぐに木製のやぐら見えてきた。展望台のようだが見晴らしは望めそうにないので登りませんでした。向山山頂の木札の写真だけ取って引き返して先ほどの分岐より余沢に下る。地形図と道がずれていてやや気になるがしっかりとした道なのでそのまま下ると標識には分岐点となっているところに着いた。そこにはキノコ型の東屋がひっくり返って放置されていた。

集落が見えてきてまもなく車道に出るとそこにはオマキ平ハイキングコース入り口と立派なポールが立っていた。小菅村営バスの日影停留所で小菅の湯に行くか少し迷ったが今日は風呂なしで帰ることにして、余沢橋を渡って少し戻るとに西東京バスの奥多摩行き余沢バス停に着いた。20分ほどコーヒーを飲みながらバスを待っていると白いものがちらつき風がいっそう冷たくなった。バスに乗り込むととても暖かく気持ちがよく、うとうとと居眠りをしながら奥多摩駅まで運んでもらった。 

無残な東屋