米山  平成23年6月19日TOP  BACK

コースタイム
米山駅9;10〜登山口10;00〜11;50山頂12;35〜下牧口14;00=14;30柿崎駅

 
米山駅
冬に登りたいと何回か計画はしたが実現できなかった。夏山で下見のつもりで出かけてみましたが地元では手軽に登れるため人気の山らしく山頂は大変な人でした。大宮を朝一番の上越新幹線で長岡駅に行き、直江津行きに乗り換えて米山駅で降りる。海辺の小さな駅です。駅前に米山登山道の案内板があり眺めていると近所のおじさんが道順を教えてくれた。国道を左に少し進むと、米山登山道(大平口)の案内ヶあるので右に曲がる。北陸自動車道をくぐる。正面意見えるのは米山か?道端にはコバンソウが沢山見られる。アジサイの花、くるくる巻いたウリノキなども見られた。土手にクワノキの実を見つけちょうど食べごろの物をちょっとつまんでみると懐かしい味がした。途中でワゴン車に拾われた。東京から来たグループで目的は浅草岳だったが天気が悪いので変更したとの事だった。駐車場は満車でしたがさらに上まで入ってみると林道の途中の路肩に何台か止まっていた。山頂まで2時間半と書かれているところから歩き出す。急な階段道を登り尾根に出てさらに登ると、二ノ字に着いた。ベンチで休んでいる人たちがいる。ここから山頂の小屋が見えるがまだ先です。途中の開けたところで火打、妙高が霞んで見えた。
 

ウリノキ
 
 
ヤマボウシ

大平林道少し登ったところ
歩き出しです
 

ブナにとっては迷惑な梯子
 
ハナミズキに似たヤマボウシの花が目に付く、ブナの樹林を登る。ブナの白い樹肌はいつ見ても美しい。
低山の樹林帯は蒸し暑く予想外に汗をか気ながら登った。ガンバレ岩を通過しお地蔵様の立つ小さな平地を過ぎると林道分岐点についた。先ほど来た林道をそのまま進むとここまで来るのかな?ここは山頂直下です。10分も登ると米山山頂小屋についてしまった。小屋周辺、小屋の中もいっぱいの人です。あいにくの曇り空で展望はだめでした。すぐ下に日本海は見えるが佐渡島は見えません。
だれが植えたのかマーガレットの白い花が満開に咲く山頂で食事をして、下牧、水野方面下山した。ミズキ、ヤマボウシ、タニウツギの花を楽しみながら下る。ブロック積の小さな避難小屋を過ぎるとすぐに水野林道登山口1kmの分岐標識に着いた。林道に下りる人が大半のようで前を歩いていた人たちは全員左に曲がっていった。この付近イワカガミの群生地でてかてかとした葉がじゅうたんの様に広がっていた。下牧口へは一人旅になりました。
 
山頂のマーガレット
 
タニウツギ

にぎやかな山頂小屋
 

石仏群
 
整列した石仏様が立ち並ぶ、何の供養か、手を合わせて通り過ぎた。駒の小屋と書かれた休憩小屋がありしばし休息を取らせてもらう。 水野登山口分岐を通過して20分ほど下ると柿崎下牧田目センターに着いた。隣は旧下牧小学校で校庭に何台か車が止まっていた。独特のトタン屋根の民家を眺めながら車道を下る。車道歩きはとにかく暑い、日陰を探しながらゆるりと進んでいると車が止まってくれた。長岡から来たご夫妻が柿崎の駅まで送っていただいた。米山寺(ベイセンジ)バス停まで歩いてバスに乗る予定でしたが大変助かりました。行きも帰りも人の情けに助けられた登山、三大薬師に来る方の情け深い人たちの行為をありがたく頂戴した一日でした。
ちょうど長野行きの、妙高号が着たので帰りは長野新幹線で帰りました。
 下牧口
旧下牧小学校