コースタイム
毛木平6;05〜千曲川源流の碑9:20〜10:00山頂11;30〜14;25毛木平
前夜の仮眠地 毛木平の駐車場(下山時に撮影) |
11月24日 11月も最終の日曜日、飛び石連休の最後の日です。通常は連休の最後は交通機関も空くことが多いので、期待して出かけたがこれが外れでした。先週は土曜日の夜出かけて首都高の渋滞にはまった。今回はそれを避けようと土曜日の5時ころに出たところ、やっぱり同じところが渋滞でした。反対の上りは勝沼付近まで渋滞していた。帰りはもっとスムースに通過できると予想したが大きな誤りでした。車で一人のアプローチは不経済なことと帰りの運転が嫌なことですが今回はその苦難につかまってしまった。 談合坂SAで夕食をすませて須玉ICで降りる。県道23号で塩川ダムまでゆく、ここまでは瑞牆山へのとき通る道で今年は2度も来た道です。ここから左折して県道610号で信州峠を越える。雪はありません、凍結もありませんでした。 峠を下ると川上村です。県道68号を東に向かい秋山の先で二股に分かれる。ここで左に進んでしばらくすると間違いに気づき、戻って、右に入った。直線の農道を走ると行き止まりが大きな毛木平駐車場でした。10台ほどが泊まっていた。テントも一張りありました。外はものすごく寒く、しばらくはエンジンをかけたままで焼酎のお湯割りで体を温めてシュラフに入った。 |
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ナメ滝 手前は氷結 |
11月25日 晴れ 朝は窓が霜に覆われていた。トイレに行くと冬季閉鎖で、高速道のサービスエリアで済ませなかったのを後悔する。 6時、白々と辺りが明るくなたころ歩き出す。林道のゲートをまたぎ薄暗い中を歩くとまもなく、十文字峠への分岐に着く。ここには2台の小屋関係の人だろうか車が止まっていた。左の一段下がったカヤトの広場には大きなテントが2張り見える。テント禁止の札があるのに大胆な人もいるものです。 カラマツ林はすっかり落葉して電信柱のようです。大山祇神社の祠で甲武信岳まで4kmの案内がある。西沢の渓流に沿って千曲川源流遊歩道を歩く。水量は多く、ツララのたれる沢はとても寒く感じる。渓流は夏にふさわしい。 ナメ滝は半分が凍りついていた。この付近から登山道もアイスバーンのところが目だってきた。雪はほとんどありません。 |
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流れも細くなってきた西沢 |
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千曲川、信濃川源流の碑 |
信濃川、千曲川源流の碑が建つ広場付近からは白い物が目立つようになるが10cmくらいだろう。ここまでは遊歩道で緩やかに登って来たが、ここから少しだけ急登になる。ツガの原生林の道を登り、陵線の縦走路に出る。右へ行くと国師ヶ岳で、何人かの足跡がありました。原生林の道、空は青く突き抜けて爽やかです。 樹林が切れるとガレ場に飛び出し一気に展望が開ける。10mほど上が山頂だがついカメラを構えてしまう。とりあえず見えるところをパチパチと映して山頂に登った。 快晴無風、天気図で見たとおり高気圧が真ん中に居座っているようだ。 |
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縦走路に出る 国師ヶ岳の道 |
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八ヶ岳が近い |
八ヶ岳連山が近く、目立つ。硫黄岳がひときわ白い、蓼科山の脇には奥穂高岳、北穂高岳、槍ヶ岳ヶ見える。立山、剣岳、鹿島槍、白馬岳と白い陵線が延びている。さらに北には火打、妙高が、そして浅間山までが一望です。 八ヶ岳の南には御嶽山が山頂部を見せてくれる。その南は木曽駒ケ岳ー空木岳の陵線です。空木岳は今月の初めに登ったばかりで印象深い。 鋸岳ー甲斐駒ケ岳は白さがない。金峰山と国師ヶ岳の中簡に真っ白な北岳、間ノ岳がしっかりと頭を出している。 聖岳、小河内岳と笊ヶ岳まで見えるがその南ははっきりとしない。 絵葉書のような冠雪の富士山が雲海に浮かぶ。 薮が邪魔するが北東部には両神山と上越国境の山並みも見えている。 この山には何回も登っているがこんなにすばらしい展望だと、初めて知りました。 余りのすばらしさに1時間半居座ってしまい、予定の十文字峠経由の周回コースをやめることになりました。
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左から 国師ヶ岳、金峰山、小川山 |
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瑞牆山の奇岩 こちらから見たのは初めてです |
ほとんど無風で日当たりの良いところでノンビリと昼食をする。今回はメンチカツサンド、とコロッケサンドのパンを初めて買って来ましたが、これは寒くなっても硬くならなく、なかなか美味でした。冬場の食料には良いかと思います。前回七ツ石山で会った方がおいしそうに食べていたのを見て、早速持参してみました。 同じ道を下山するので安心です。千曲川源流の碑で湧き出している水を飲み、ペットボトルにも詰めて持ち帰りました。 帰りは本谷釜瀬林道で瑞牆グリーンロッジを経由した。瑞牆山の奇岩を眺めながら車を走らせた。 増富温泉でノンビリと汗を流す、ヌル湯でゆっくり浸かるにはいい温泉です。 中央高速道路は小仏トンネルで35kmの渋滞で通過に3時間半と電光板出ていた。 双葉SAで3時間半の仮眠をしてから走り出したが談合坂付近でまだ渋滞だった。ここで又30分の休憩をした。 それでも45分間は渋滞に巻き込まれてしまった。 |