御坂山塊 大石峠  平成24年2月5日TOP  BACK

コースタイム
大石峠入口バス停10:10ー12:15大石峠12:35ー引き返し地点ー14:10プチペンションバス停

 
若彦トンネルの手前が
大石峠入口バス停
 今年の初山行で御坂山塊の縦走を計画して、大石峠で下山してしまった。この続きを節刀ヶ岳まで繋ぐと御坂山塊が連続する。
高速バスが安く早いのをネットで知ったので今回は高速バスを利用しました。山中湖行きのバスで河口湖駅で下車して、9時38分発の芦川農産物直売所行きに乗り換えた。
河口湖は一部が氷結している。車窓から足和田山がなかなか立派、河口湖大橋の奥には十二ヶ岳ー毛無山の尾根、これから向かう大石峠まで一望できる。バスは私ひとりを乗せて走る。大石プチペンションで降りる予定でしたが大石峠入口バス停の方が登山口に近いことを運転手さんに聞きそこまで行った。バス停は若彦トンネルの手前にあり便利になりました。下の林道に降り、林道を登山口の分岐まで歩くが凍結していた。
林道はさらに先に伸びていて轍もついていたのは猟師さんの通り道のようです。帰りには猪を二頭解体していました。
前回下った道を登り、大石峠に着きました。
富士山の写真をとりながら雪原で休憩をする。雲の動きが早く、時々日がさすもののすぐに暗い雲に覆われてしまう。

大石峠
左方向が節刀ヶ岳への道
 
 
踏み跡が消えた付近
節刀ヶ岳への道には一人だけの踏みあとがある。しばらく行くとその足跡もなくなった。 モナカ雪でつぼ足では踏み抜くことが多く歩きにくい道になった。平坦な尾根のところは積雪も多く、苦戦したが尾根が狭まり、下りになると雪も少なくなりトレースも現れてきて歩きやすくなりました。最初の小ピークで休憩をしながらコーヒーでも飲もうとテルモスを出した。いつものパターンだ、とこのままコーヒーを飲むところですが、何か熱々を飲みたいという気持ちになる。ガスボンベを出しカートリッジを付けようとするがカートリッジが何処にも見当たりません。いつもコッヘルの中に入れてあるはずですがありません。今回の食事はすべて火を使う料理を準備してきたのでどうしようもありません。
テント泊火がないのは致命傷です。以前、空ボンベをもって行き、あわてたことがありましたがその時はパートナーがいたので事なきを得たのです。今回は一人です。昼食用にパンは持っているがちょっと心ぼそい感じです。
これも何か虫の知らせかと、躊躇なく下山することにしました。プチペンションバス停で1時間ほどバス待ちをして河口湖駅に戻りました。帰りも高速バスに乗りました。
翌日は雨が降る天候だったので下山して大正解でした。