両神山  平成24年6月4日 晴れ時々曇り  TOP  BACK

コースタイム
西武秩父駅7;52=8;28小鹿野役場前9:05=9;52日向大谷口10;00〜清滝小屋11:45〜13:00山頂13:40〜16:20日向大谷口16:36=17;21小鹿野役場17;32=18:08西武秩父駅18:25特急ちちぶ42号

 
西武秩父駅バス乗り場
西武観光バスで小鹿野町役場まで行く
6月に入って、梅雨も近いのか天気が安定しません。土曜日が雨模様で出かける気持ちになりませんでした。日曜日もはっきりしません、早朝起きてみると曇りで、天気予報も曇りマークです。
なんとなく振り出しそうな気配もあり、出そびれてしまった。
月曜日の方がよさそうなので、月曜日の日帰りに変更する。日帰りで電車バスが使えそうなところを探す。秩父にはこのところご無沙汰だったし、両神山は8年ほど前に登ったのが最後です。バスの時間を調べると充分に日帰りが出きる事がわかった。5時に自宅を出て新秋津駅ー秋津駅を歩いて乗り継ぐ、早朝だが仕事に向かう人が大勢活動を始めている。遊びのスタイルは気が引けるところです。乗り換えの移動中に
定番の吉野家で朝食を済ませる。西武池袋線で秩父に向かうがこちらは逆方向もあって、ガラガラです。西武秩父駅で降りるが山スタイルは誰もいません。仲見世で昼のおにぎりをとお茶を買って、駅前の1番 バス乗り場で栗野行きに乗った。
丁度通学時間のため乗客はほとんど学生です。小鹿野役場前で小鹿野町営バスに乗り換える。40分ほどの待ちで町営の日向大谷口行きのバスに乗り換えた。乗ったのは3人だけで2人は途中で降りたので終点ではたった一人でした。
ここまで5時間かかりました。同じ埼玉県ですが遠かった。
 
日向大谷口
乗ってきた小鹿野町営バス
 
弘法の井戸
駐車場には4台が止まっていた。帰りのバスの時間を確認してバス停前の階段で両神山荘の下に出た。オオデマリの花が満開です。ジャガイモ 畑を横切って登山道に入った。薄暗い杉の林には平坦な道が付いている。3回ほど小さな枝沢を横切る。最初の枝沢のところで6人のパーテイーが休憩していた。追い越したがすぐに追い越された。小鹿野町の消防署グループで新人を連れての訓練のようです。最後の沢を越えると本格的な登りにかかる。とにかく蒸し暑いです。2週連続で残雪の歩きだったのでこの暑さは堪えました。
八海山というところを通過、炭焼き場らしき石積みのところを通過して弘法の井戸に着いた。消防署のグループが食事休憩していた。パイプから水が出ているので飲んでみたが美味しくなかった。登ってみて分かったが、上部で清滝小屋の工事をしているので飲み水には不適だと分かった。ここまで1時間半、休憩中の消防署の皆さんの先に行かせてもらった。クワガタソウ、ユキザサ、ラショウモンカズラ、ヘビイチゴの花が今盛りです。里でも見られる花も山で見ると一味ちがって見えます。
まもなく、清滝小屋に着きました。小屋の斜面にはサクラソウが少しだけ咲いていましたが、植栽したものか?工事中で小屋は休館です。小屋裏に飲料水を貯めるタンクが置かれている。
オーバーフロー似ている水を飲んでみると冷たくて美味しい、先ほどの弘法の井戸より数倍うまい。溢れ出る水をペットボトルに詰めてから歩き出した。
 
清滝小屋の周辺は工事中です
 
両神神社
小屋を過ぎると急登になります。 七滝沢ルートが合流してきます。七滝沢コースは崩壊通行注意と張り紙されています。
鈴が坂というところを過ぎると産体尾根に出ると空気も冷ややかになって、汗で濡れた肌が寒く感じられます。新緑の雑木林の道は急で木の根が出ていたり岩場があったりします。要所にはロープや鎖があって下るには助かります。
下山してくる人が続き、鎖場で行違い休憩をした。さすがは日本百名山です。平日でも沢山の登山者がいます。
大岩と祠がある横岩を通過する。木の根道で一上りすると神社の立つ広場に着きます。
ベンチでは二人が食事中でした。急にお腹が減ってきたがこの二人に「あと30分で山頂だよ」と励まされ、山頂まで頑張ることにした。
平坦な道に変わり、トウゴクミツバツツジがちらほらと見られるが早いのか遅いのか分からない。
ベンチを過ぎるとすぐに岩陵が目の前に飛び出し、両神山らしいピークに着きました。一人だけが休憩中でしたが静かな山頂です。岩場の最高所に立つと遠くの山々は霞んでいますが新緑と荒々しい岩陵の尾根と切れ込む谷が何よりきれいです。一番テッペンに座り込みおにぎりを頬張ると大汗をかきながら登った苦労が吹き飛んでしまう。

山頂
 
 
鋸状尾根と谷を眺めて
下山です
40分で山頂を明け渡して下山です。七滝ルートを下りたいがバスの時間もあり、あまり余裕がありません。登った道を素直に下りました。バス時間の20分前に両神山荘に着き、小屋でビールを買った。400円とちょっと高いがおまけにきゅうりの漬物をつけてくれた。バス停でビールを一口、これが山頂のおにぎりに匹敵するうまさです。頂いたきゅうりの漬物も冷たくて薄塩でビールのツマミにぴったりでした。 16時36分に大谷口でたバスは小鹿野役場で乗り継ぎも順調に西武秩父駅に着いた。池袋まで特急を奮発して4時間で家に着いた。反省は少し遅くても所沢で乗り換えて秋津ー新秋津がいい、丁度池袋で勤め帰りのラッシュにぶつかり大変でした。平日はこのラッシュを避けること、勉強になりました。

バス停で一口
電車で一杯