高ドッキョウ  平成24年9日  TOP  BACK

コースタイム
興津駅7:18=7:35但沼車庫前7:49=板井沢バス停8:12〜樽沢峠10:00〜11:35高ドッキョウ12:10〜徳間峠12:55〜車道13:30〜大平バス停手前=14:45ゆい桜えび館15:15〜15:40由比駅


但沼車庫前で
板井沢行きに乗り換える
 
昨日は静岡の浅間神社に初詣をしたあとホテルに泊まった。静岡駅から6;45分の三島行きの電車で興津駅に行った。静岡は暖かいと思い込んでいたが興津駅は予想外に冷たい風が吹いていた。 但沼車庫行きバスは駅前から出ていて1時間に3−4本ととても便利です。但沼車庫で両河内線の板井沢行き乗り換えて終点まで、貸切のバスでした。
県道195号線の車道をお茶畑を眺めながら登ってゆくと樽沢峠の案内で林道に入って、行き止まると樽峠、平治の段の標識が立っている。空き地に北九州ナンバー1台が止まっていた。登山道は左の茶畑に下り、すぐに丸太橋を渡り、沢沿いの道になる。
ヒュッテの分岐に立派な標識がありました。ヒュッテを通過して登れると思いヒュッテへの階段を登って見た。ヒュッテは誰もいません。さらに裏の尾根を歩いてみたが踏み跡はなかったので戻ってきた。100mほど行くと涸れ沢にエンビ管から水が出ていて、この時期でも涸れない不思議水場です。

ヒノキ林と涸れ沢なのに
水が出ています
 
 
林道終点
登山道は左に下る
 
徳間峠
薄暗いヒノキ林をひたすら登り2体のお地蔵様が見えると樽峠です。十字路で直進すると山梨県で徳間へのバス路線に通じている。右に行くと平治の段へ、左に行くと 高ドッキョウへと続く。山梨県側の樽峠登山口まで30分と書いてあるので車を使うと簡単そうです。
高ドッキョウへは2時間30分と記されていた。静岡県の山の本には1時間30分と載っていたので1時間の誤差があり少々心配でした。
結果は1時間半でつきました。陵線の道は快適な雑木林となって富士山も見え隠れしてきた。きれいな三角山は貫ヶ岳か?
坂の途中で送電線杭に清水方向展望台と手書きがされていたので覗いてみた。清水港が光って見えた。それほどいい眺めではないが、展望のないこのコースでは貴重な場所かもしれない。。山頂山頂直下の富士山がきれいなところでは急登で休憩をする。

本日一番の富士山
 
 
山頂、後に富士山が見えていますが
写真ではわかりません
 笹と薮に囲まれた山ではご夫婦が食事中で、ご主人はカップ酒をおいしそうに飲んでいました。山梨県側から登ったとのこと、下山後は奥山温泉に立ち寄るそうですが運転手つきの温泉登山とはうらやましいです。
しばらく雑談をしながら食事をした。富士山が薮の間から見えるがほぼ展望はありません。下山ですが平治の段に登って展望を楽しむか、徳間峠に下り大平バス停に出るか悩むところですが同じ道を歩くのはもったいない気がして徳間峠に向かいました。
最初は快適な道でしたがやがてヤセ尾根の厳しい下りが連続する道になりました。残地ロープが何箇所かありました。逆方向はかなりハードな登り道になります。
徳間峠に降り立ち一息つけました。お地蔵様がヒノキの根元に祀られていて静岡との交流峠だった様子が伺える。
案内標識は山梨県側の徳間峠峠登山口へ50分と記されているが、静岡県側へは全く案内はありません。
 
徳間峠
 
徳間峠へのヤセ尾根
 
岩屋風の大岩
徳間へ降りてもバス便が少ないので静岡側に下りました。沢沿いの道は若干荒れていてテープなども見ませんでしたが岩屋のような大岩のところから清水勤労者山岳会のプレートが見られるようになりました。興津側の上流の流れが出てきて吊り橋に到着したが老朽化で通行禁止でした。飛び石で沢を渡りまもなく車道に出ました。
車道は田代峠登山口まで伸びているようです。標識には「やませみの湯」まで8kmと記されているので最悪温泉まで歩きバスを待つことにして、テクテクと歩きました。この道は篠井山ー田代峠を通る東海道自然歩道だと道脇に立てられた案内板で知りました。
前が開けて茶畑と民家が出てきたところで休憩しているとワンボックスカーが下りてきたので手を上げてみると止まってくれました。
清水の方で田代峠の途中まで行ったそうです。
遠回りして「ゆい桜えび館」まで送っていただきました。名物の桜海老料理を賞味して、旧東海道をぶらりぶらりと由比駅まで歩きました。駅前の案内に由比駅ー浜石山に登り、興津駅に下るコースがでていて、興味を覚えるコースでした。
 
ご好意のおかげで
桜えび天丼定食とビールを賞味できました
 
弥次さん喜多さん
ほろ酔いで私もご機嫌です

通行禁止の吊り橋