樽前山  平成24年7月29日  晴れ  TOP  BACK

コースタイム
七合目登山口7:10〜8:00樽前山(東山)8:15〜風不死岳鞍部8:40〜9:30七合目登山口

 
羊蹄山を見ながら移動
4時起床して、周りの車に気を遣ってテントを撤収した。夜露、朝露でびっしょりだった。樽前山の登山口に移動する。道筋の麦畑がとてもきれいだ。 ノンビリと朝食をする牛たちとその後には羊蹄山が聳えている。昨日はガスと雲で全く見ることがなかったが今朝はその姿を見せてくれた。しかし瞬時にガスがわき中腹部を隠したかと思うと山頂部を白く隠すと、めまぐるしく変化する。
京極の名水プラザに立ち寄ったが水汲みはしなかった。276号道を走り、支笏湖のほとりに出る。今日の泊まりのため湖畔のモラップキャンプ場によってみると満車の札が出ていた。夏休みの日曜日では仕方ないかと思いながら、7合目の駐車場に向かった。
五合目の分岐からはダート道になるが状況は良い。鬱蒼とした樹林のなかを快適に走ると行き止まりが七合目の登山口で駐車広場になっていた。
15台ほど泊まっているがまだ余裕です。夕べ洗濯したシャツとタイツをフロントに干して朝食を食べる。6時だというのに次々と車がやってくる。そのうちに整理のおじさんがやってきて車のカウントを始めた。聞くとここがいっぱいになると五合目で止めるのだそうです。早くやってきてラッキーでした。
1時間ほど洗濯物を乾かした。やや湿っぽいがどうせ汗で濡れるので着替えて歩き出す。

樽前山、七合目駐車場
 

東山、西山分岐で
東山に向かう
 
歩き出して5分もしないで樹林が終わり、広い階段道になった。遮る物がない強烈な太陽が容赦なく照りつける。北海道に入って初めて良い天気に恵まれたが、暑さにも恵まれてしまった。
この山は溶岩の山、浅間山の前掛山に登ったときのことを思い出した。 振り返ると支笏湖の湖面が白く見える。
ザレ道のわきには咲き終わりのイワブクロの塊がいくつも点在している。
東山、西山の分岐に着く。どちらに行っても溶岩ドームを周回できるが最高点の東山に向かった。
東山には樽前山山頂の標識が立っている。
昨日登った羊蹄山がはっきりと見えているのがうれしい。早速、背景にデジカメを押してもらった。
 
溶岩ドームを背に
山頂写真
 
支笏湖
 支笏湖の東半分が見えていて北には風不死岳が瘤になっている。その肩には恵庭岳が鋭く尖っていた。
北後方に羊蹄山とニセコの山が続いている。
溶岩の盛り上がりは黒く荒々しい、その一部から煙が立ち上がり活火山を表示している。
霞んでいるが市街地と海も見えていた。白老付近だろうか?
砂礫の尾根にははっきりと登山道が続いている。風不死岳の鞍部から駐車場に向かう道が右に下り草原に見え隠れしている。
鞍部で932m峰に登ると恵庭岳と支笏湖の全容が展望できるだろうと思いながら駐車場に戻ってしまった。
駐車場に続く道の両側にもいっぱいの車にびっくりする。人気のほどが分かる。
確かに1時間の歩きで山頂に行かれるし風不死岳手前の932ピークにも手軽に登れる。

風不死岳と
右奥 に恵庭山の尖頭
 
徳舜瞥山麓キャンプ場
右の奥に徳舜瞥山
今日のテン場を探さないと、予定していたモラップが満車御礼で、だめだった。もう一つ支笏湖湖畔の美笛キャンプ場に行ってみるとこちらも満車御礼だった。地図で無料キャンプ場を探すと道の駅「フォレスト276大滝 」まで戻るとあるらしいのでとりあえず道の駅まで戻った。そこで昼食を食べて、キャンプ場を聞いたが分からなかった。453号道に入り三階滝近くのみやげ物などのある一角で湯でトウモロコシを買っておじさんに聞いてみた。さすが地元の脳かなqおじさんですぐわかた。
5分も行くと徳舜瞥山の登山口の分岐がありそこを入るとすぐにキャンプ場があると教えてもらった。
徳舜瞥山麓キャンプ場は水道、とトイレがある芝生の広場で、2張り先着があった。
広いので何処でもご自由にの感じ、水場の近くに張った。
撤収していた人に話を聞くとこの先に徳舜瞥山という山がある。今朝登ってきたが山頂の展望が良かったと話してくれた。
コンビニと温泉も教えてもらう。
 
風呂の帰りに見た
徳舜瞥山
 温泉行く前に徳舜瞥山登山口に行ってみた3kmほど走ると突然車がいっぱいある広場に着く、登山口には下りてきた人もいて大変賑やかです。案内板を見ると徳舜瞥山とホロホロ山のコースが書かれていた。駐車場から見える、均整の取れた山が徳舜瞥山でその奥にホロホロ山があるようだ。降りてきた若者に聞くとゆっくり歩いて6時間だったそうです。
北海道の山は百名山以外はほとんど知らないので当然この山の情報は全くないがこの人の多さを診るとかなり人気があることが分かる。教えてもらった北湯沢温泉へ向かう。湯元名水亭という大きなホテルでプール付きのためか駐車場は込んでいた。700円を払って入る風呂は広くいくつもあるので混雑はなくノンビリできた。
テン場はまだ暑いのでここで時間つぶしをする。
コンビニで買出しをしてテント場に戻る。虫差され去れないため食事は車の中で食べていると他のテントの人が焼肉をするので一緒にと誘ってくれた。兵庫とのライダーでここを拠点にして移近場の山登りをしているそうです。
もう一人神奈川のライダーも加わってビールで歓談する。
北海道はライダーが多い、常連が沢山いて情報も提供してくれます。
日が沈むと涼しくなりテントに潜り込んだ。