独鈷山   平成24年1月29日    TOP  BACK

コースタイム
虚空地蔵堂11:20ー13:40山頂14:00ー15:15虚空地蔵堂


虚空地蔵堂
駐車させてもらいました
  
頭部湯の丸ICで高速道を下りて鹿教湯温泉を目指して走る。冷泉寺温泉の手前に 虚空蔵寺の立派な山門を見つけ停車して山門の写真だけ撮った。まもなく右手に独鈷山登山口の案内があり曲がった。民家がなくなると雪道は除雪がされないまま轍ができた道となった。行き止まりが登山口らしいが最近の足跡は見当たらないちょっと戻ると猟師さんがいたので、聞くと登山口はあっているらしいがこのコースは最近滑落で死亡したと話してくれた。あまり気分のいい話ではない。反対の北側からの方が短時間で楽だと教えてもらい登山口を変更した。国道を少し戻り、平井寺トンネル(有料200円)を通って別所温泉方向に走った。車窓から独鈷山が眺められる。集落のすぐ裏山だが妙義山のような感じの山です。独鈷山登山口の標識に沿って左に折れた。寺が多いところでお寺の案内がやたらと目に付くが登山口は見つけにくかった。
偶然に山際を走っていたら登山道の標識を見つけた。小さな地蔵堂に先客が1台止まっていた。隣に置かせてもらい急いで支度をして歩き出した。
  
 
難所
積雪はそれほどでもないが初めてのルートでトレースのないのは不安です。幸い、先行者のトレースがあり心強く助かりました。同じ靴跡が大小ついているので、きっと先行者はご夫婦だろうなどと思いながら歩く。 林道も終わり登山道になるとあと70分の案内があるが私の足では100分かかりました。ヒノキ林が雑木林に変わる。沢筋の道からトラロープの付いた急斜面を超えると尾根に乗る。
竜ノ峰、雨首尾根尾根入り口注意の札がありました。ここで食事大休憩をした。
平坦なトラバース道となる。あと30分の案内を過ぎると難関の岩場になった。残置ロープを使い先行者の足跡をたどって岩場の上に出るとそこは展望台でした。山頂に人が見えてました。この先はヤセ尾根があるものの、緩やかに登るだけです。沢山池の分岐のところで二人が降りてきました。予想通りご夫婦でした。トレースのお礼を言って別れました。
山頂は誰もいません。松の根元に小さな祠がひっそりと祀られていました。





 
山頂の松と祠

沢から尾根に出る
 
 
塩田平
展望はいいのですがあいにくこの日は美ヶ原方向だけが見えていただけでした。塩田平を見下ろすと溜池が多いのが目に付きます。
 凍りついた溜池に雪が積もり、白い丸が点々と散らばっているのどかな田園風景です。だれも来ません、時間も遅いし寒くなってきたので下山をしました。沢山池への分岐では池の方に降りたトレースがありました。こちらに下りて少し歩いて車を回収すると周回ルートでいいのでしょうが雪道で初めてのルートでは自重して素直に来た道を降りました。難所の岩場は下る方が気を使いました。
車を置いた地蔵堂が見えてくる、お堂越しに小首を傾けた特徴のある山との眺めが絵葉書のようです。この山は子壇嶺岳(こまゆみやま)?気になりました。
下山後は別所温泉の日帰り施設「あいそめの湯」に浸かって汗を流した。




 
帰路の車窓から
独鈷山の全容

本日一番良く見えた
美ヶ原