五葉山  平成25年12月6日

コースタイム
北上ホテル=赤坂峠8;10〜しゃくなげ山荘9;45〜10;10山頂10;35〜10;45しゃくなげ山荘11;20〜12;25赤坂峠

 
来春には運転終了の
あけぼの号
12月3日
大人の休日倶楽部の割引きぷの利用できる時期になり、何とか使いたいと思いひねり出したプランです。4日間有効でですがなかなか4日連続の休暇が取れなく苦慮していた。
そんな時、寝台特急あけぼの号のB寝台が子のきぷで利用できることを知った。

これを使うと3日の仕事が終わってから乗ることが出来て4日連続が出来る。早速みどりの窓口に、ラッキーにも残り1席だけの指定を取ることができた。ついでに五能線のしらかみリゾート号も予約した。

大宮駅を9時40分の寝台車に乗ると同室の全員が大人の休日フリーパス使用の方、同年代で話も弾み高崎を過ぎ11時半ころまで旅行談義、自慢話にお付き合いをした。
仕事の疲れもあて、秋田まで熟睡でした。秋田で多くの人が下りました。

 
駅長さんを先頭にに歓迎
五能線
12月4日
東能代には7時半過ぎに着きました。10時間、快適な寝台車の旅でした。
 東能代駅はお店はありません、ネットで調べて早朝に営業しているラーメン屋さんへ、踏み切りを2度わたり、10分ほど歩くと麺笑というラーメン屋さんに着いた。奥さんが一人でやっていた。ワンタンメンを注文した。最近遠方からのお客さんが少ないとぼやいてました。

あけぼの号も来年3月までだと初めて知りました。東能代の駅員さんがあけぼののキップを記念にもって行きますかと手渡してくれた訳はそのためだったのです。
駅に戻りリゾートしらかみ号に乗った。
 
穏やかなお天気で日本海は静かでした。荒れた日本海を期待してたが外れでした。荒天で運行中止が多い路線だという、ラッキーだったらしい。
 
この季節には珍しいほど穏やかだった
日本海
 
岩木山
 大きな窓、最前列は展望椅子がある。奇岩の並ぶ海岸、ビューポイントでは徐行運転をしてくれる。
途中駅で乗り込んだ2人が津軽三味線と民謡を披露してくれたりのサービスで飽きること真なかった。

電車も内陸に向かうと岩木山が迫ってくる。山頂付近は雲の流れが忙しく、すっきりと山頂を見せてはくれない。
弘前に近づくと八甲田山の白い峰がゆるやかに伸びて雄大です。

新青森、盛岡で乗り換えて北上駅に着きました。ここまで18時間、乗り鉄体験でした。駅前で予約してあったレンタカーを借りてホテルへ、
(駅より徒歩8分、北上ホテル白百合、3000円に宿泊)

八甲田山
 
 
赤坂峠の登山口
 12月5日
北上のホテルから107号線を東に向かう。江刺田瀬ICで高速道に乗るといいらしいが地理不案内で、下道を行った。
遠野市に入ったころからと震災復興の車両が増えてきた。日頃市町で107号を離れて193号線に入った。

赤坂峠の手前は大掛かりな工事中、雑木が伐採されていた。何のために自然林を切ってしまった分かりませんが寂しい風景に変わってしまうのが残念です。
五葉温泉に立ち寄って赤坂峠に行った。トイレと大きな駐車場があった。誰も止めていません。登山口に山小屋の燃料(薪)を荷揚げして欲しいとの案内があったので少しだけザックに載せた。
登山道は良く整備されたハイキング道です。合目標識を目指して歩くと賽の河原に着きました。
七合目付近からは雪が見られるようになった。雑木林が低潅木になって視界が開けると小屋が見えてきました。

しゃくなげ荘という小屋でストーブもあり、こぎれいな部屋です。薪を下ろして、コーヒーを一杯飲んでから山頂に向かいました。
 
しゃくなげ山荘

山頂手前の神社 
 
小屋裏をゆるやかに登りと神社が現れた。冷たい風が吹き鳥居にエビの尻尾が出来ていた。
丘のような山頂には大げさなほど立派な石柱が立っている。海岸に近い山、厳しい冷たい風に晒されているのだろう。ハイマツ、潅木、岩にといたるところに樹氷が育っている。鳥海山は近いはずだが見えませんでした。
雲ノ流れは早く、切れ間は明るく青空が現れる。前方の尾根には風力発電の風車が立ち並ぶ、風の通り道を教えてくれる。
小屋に戻ると煙突に煙が、2人がストーブに火を入れていました。
その後も3人がやってきました。地元の山岳会の方で忘年、新年会用に荷揚げをしているところでした。
地元で愛されている山だと分かります。

 
山頂はこんなに広い

釜石の観音像
 
 五葉温泉をやめて釜石によって行くことにした。唐丹駅前のバス停、津波の残骸が打ち上げられている傍で工事が進行している。
小高い丘に白衣の観音像が静かに立っています。
高台には避難住宅が身を寄せ合って佇んでいた。まだ復興には程遠い。
北上に戻り、山小屋で教えていただいた瀬美温泉までお風呂に入りに行った。
明日の山行のため盛岡のホテルに泊まった。

宇奈月温泉会館
 
 12月6日
朝から雨降りだった。予定の鞍掛山は中止した。つなぎ温泉にでもと思ったが、これで一日を過ごすのはもったいない。
フリーキップを有効に使うため実行したのはなんと富山県、宇奈月温泉へ行くことにしました。
盛岡ー大宮ー越後湯沢まで新幹線で移動する。跡はほくほく線のはくたか号に乗ると
黒部へ、新黒部駅まで歩いて富山地方鉄道で宇奈月まで、ゆっくりと温泉を楽しんで帰郷しました。