明神ヶ岳ー明星山ヶ岳  平成25年1月30日

コースタイム
道了尊バス停8;25〜明神水10;15〜11;10明神ヶ岳11;45〜12;55明星ヶ岳13;25〜14;25宮城野温泉会館


 大雄山最乗寺にお参りする
赤城山に行く予定で家をでたが電車の乗り遅れてしまった。前橋からのバスは本数が少なく遅れた場合は無理です。そこで、アクセスに便利な箱根に変更しました。昨年の紅葉見物に最乗寺を計画した時にバス時刻など便利なことを思い出し、小田急で小田原にでた。
大雄山線に乗り換える、高校生がいっぱい乗ってきた。終点の大雄山駅で降りると道了尊行きのバスが止まっていた、載ると直ぐに発車した。
時間のロスもなく道了尊についてしまった。奥多摩より便利です。

大雄山最乗寺は曹洞宗の古刹ということで立派な参道を歩き階段を登ってお参りをした。奥の院はパスして和合下駄という大きな鉄の下駄が奉納されているところに戻って明神ヶ岳ハイキングコース入り口の案内のところから歩き出した。
面白くない杉林を緩やかに登ると林道を車道と横断すると明神ヶ岳見晴小屋に着いた。それほど見晴らしが良いわけではないが樹木の切れたところから大山、塔ノ岳、鍋割山が見える。
 
 
和合下駄
ここがハイキングコースの入り口
 
防火帯の雪はこんな様子
 防火帯のような広い道になると雪が出てきた。明神水は枯れています。少し高度を上げると小田原の町と駿河湾が見えてきました。気温が高いため霞んでいます。明星ヶ岳との分岐に着く、明神へは良く踏まれているが明星へは薄いトレースです。明神に登る方が多いのと明星に行く人も明神に登ってから陵線を歩くのでしょう。私も明神に向かいます。
陵線に出ると一気に視界が開けて富士山と箱根連山が飛び込んできます。道がぬかるみになりました。本日は長靴でやってきました。たまたま先日の成人の日の大雪の際滑り止めの付いた長靴を買いました。近場ならこれがいいかと履いてきました。
しかい、歩くのには具合が良いが防寒対策がないためとにかく冷たいのには閉口しました。やっぱり防寒用の長靴が良いでしょう。
明神ヶ岳の山頂は誰もいません。富士山は雲ひとつない穏やかな姿を見せてくれました。風もなく3月ころの暖かさです。
ベンチでコーヒーを飲みながら富士山を堪能していると5人ほどが次々とやってきました。
 
明星ヶ岳
金時山、富士山をバックに
 
雪で倒れた箱根笹
厄介な道です
泥だらけの尾根道だが長靴のおかげで躊躇なく足を運べる。南に移動するに従い富士山が表情を変えます。雪のないところは泥濘、日陰、北側斜面は残雪あり足がとられる。最乗寺からの道が合流すると間もなく、
矢佐芝、塚原駅へ2時間50分の案内がでてきた。トレースもありました。宮城野へ40分の分岐を過ぎると箱根笹が雪の重みで倒れこみ道をふさぐところが多くなった。笹が一部だけ出ているのはとても歩きにくかった。
振り返ると明神ヶ岳がお椀を伏せたような穏やかな丘のようです。富士山の右側には金時山が瘤のように飛び出して見えている。

 
 
振り返って明神ヶ岳
 
明星ヶ岳の松の木
雪の防火帯の先に分岐の標識が見えてきた。宮城野へ下る道です。今回ここから下る予定ですが明星ヶ岳まで行きます。
300mほど進むとこんもりとした高みに松の木と石塔が立ち脇には明星ヶ岳の標識が立っている。
8月16日にはこの山で大文字焼が行われるため大文字山とも呼ばれると記してある。
展望は全くありませんが日当たりの良い高みは日向ぼっこに丁度いい。シートを広げて昼食タイムとした。明神ヶ岳と違いまったく人が来ません静かな空間を楽しむことが出来ました。
分岐に戻って宮城野に下るがアーチ状に倒れこんだ笹が邪魔でザックに引っかかります。
大文字焼の切り開きからはケーブル、ロープウエーが直線に大涌谷に伸びているのがはっきりと見える。早雲山、駒ケ岳、富士山、金時山と箱根の町が箱庭のようです。赤々と燃える大文字焼を想像しながら後にした。
車道に出て民家、別荘、保養所などの立つ道を下って国道に出た。
国道を右に少し行くと宮城野交差点でその先に日帰り温泉勘太郎の湯、と宮城野温泉会館がある。
安い温泉会館のお風呂で汗を流して帰路に着いた。湯元までのバス便は多い、便利な路線です。
新装されてから初めてなので奮発して小田急ロマンスカーに乗った。
 
 
大文字焼の切り開きで
駒ケ岳と箱根