英彦山  平成25年5月3日

コースタイム
別所駐車場5:30〜玉屋神社6;35〜8:15英彦山中岳8;30〜展雲台9;45〜高住神社10;05〜別所駐車場

 
奉幣殿にお参りして
登山の開始です
昨日の雲仙岳から移動して別所駐車場で車泊した。連休本番で混雑を予想したが駐車場はガラガラ、もう一台が車泊しただけでした。駐在所を左に見て車道を進みやがて鳥居をくぐり、石段を登ると奉幣殿に着く。立派な社殿と梵鐘があり格式の高さを感じる。八重桜が満開だった。

九州自然道の標識に従うようにして玉屋神社、鬼杉の方向に向かった。濃い杉木立の中に本殿の反り返った屋根が目を引く。芽吹きの淡い色の中にゆずり葉の 赤茶色の濃い花が違和感がある。
般若岩の垂直壁にめり込んだ玉屋神社といわく付きの水場を見る。、柄杓が置いてあったが飲めそうでは有りません。
鬼杉は幹周り12mと、なかなかの巨樹です。眺めながら小休憩をする。
 
岩に半分めり込んだ玉屋神社

中岳山頂
 
大南神社の分岐に着くが神社はパスして九州自然道を登るとガレ場となって材木岩につきました。
ちょっとした岩場とクサリ場を通過すると南峰の広場に出ました。鳥居と小さな社が立っている。その先の峰には英彦山神社が見えてきました。ムシカリの白い花が咲く坂道を下り登り返すと英彦山神社が建つ中岳です。
広場にはベンチもありますが少し先の岩場で休憩をしていると北岳から登ってきた人がやってきました。広島の方ですが以前は関東に居たこともあり山談義に弾んでしまいました

雰囲気の良いブナ林を見ながら北岳に到着する、ここは注連縄の張られた一角がありました。
何か儀式をするところなのでしょうか?
下りはガレ場と浮石の急下降が続き、注意しないと尻餅をつきます。
展雲台の分岐で沢山の人が休憩していた。ここまでたった一人に会っただけだったので急に賑やかになった気がします。
 
 
北岳に向かうと
こんな雰囲気の森が

垂直岩で展望台に 
展雲台に立ち寄るが怖いところです。一人がやっと抜けられるチムニーをクサリを頼って登るとその先はスラブ岩をトラバース、さらにほぼ垂直の岸壁を登ると幅50cmの尾根に立てるが両サイドが切れ落ちているため足がすくんでしまう。
手すりがあるもののノンビリと展望を楽しむことは無理でした。恐る恐る覗くと岸壁の下方は若葉の新緑がとてもきれいでした。

高住神社で無事下山の御礼をした。車道に沿うように九州自然道を歩く、県立青年の家ではサッカーの練習中でした。
スキー場、キャンプ場を過ぎて車道に合流する。自然道案内にしたがって民家の間を歩くと石楠花がきれいに咲いていた。
別所駐車場に着くと満車です。観光客がいっぱい居て、朝と違うところの感じがします。

コースも沢山あるので手軽に楽しめる山でした。これから新緑と花がいい季節になりそうです。
 

天雲台の痩せ尾根
 
 
道の駅小石原
小石原焼の陶器祭りで満車御礼です
もう一山登りたくなるような時間に降りてしまった。少し下ったところのしゃくなげ荘でノンビリと汗を流す。このあとが地獄の渋滞に遭遇しました。

 小石原の陶器市といってこのときはここを通るのは敬遠したほうがいいのだと後で知りました。距離はさほどないのですが全く動かないのには閉口しました。ゴールデンウイークはこのようなイベントにも注意が必要ですね。
明日の目的地由布院の南登山口まで行ってみたがあまりのも道路沿いと寒さが気になったので引き返して道の駅ゆふいんに車泊しました。