冬の北海道、列車の旅  平成25年1月17日ー21日

1月17日(木)

大宮6;54ー(はやて11号)−10;01新青森10;16−(スパー白鳥11号)−12;22函館12;30−(スーパー北斗9号)15;44札幌

大人の休日倶楽部のフリーパス、JR東日本と北海道の全域が乗り放題、(特急、新幹線を含め)5日間で23000円という超格安なキップです。
昨年は道東と道南を旅したので今回は残りの地域を巡ることにした。基本の計画はあるが現地でいいところがあれば方向を転換するいつものパターンです。但し冬ということで宿だけは確保して出かけた。
札幌までは前回と同じ

本日遅れもなく順調に札幌の着く。幹線交通機関で乗り心地も良く8時間の列車旅でした。
本来の電車賃は21000円ほどかかるのでほぼ割引キップを消化したことになる。
泊まりはホテルパールティー(3600円)、徒歩5分、札幌雪祭りの会場大通り公園を散歩、イルミネーションが小雪ちらつく中に光る、雪像作りの真っ最中、鉄骨、雪山、重機が、まだ何が出来るかがわからないものが多い、
完成図が掲示された物はなんとなく雰囲気が分かる。
夕食はホテルの近くのJA北海道ビルの地下の一粒で札幌ラーメン(1000円) 


札幌雪祭りの準備
伊勢神話への旅作成中
 
 
定番
時計台


 1月18日(金)

札幌7;48−(スーパー宗谷1号)−12;47稚内13;45−(特急サロベツ)−17;35旭川

ホテルの洋朝定食(735円)を食べる、ワゴンサービスのサラダ、コーヒー、ジュース、牛乳、納豆、ご飯など自由にというので、納豆ご飯も頂いた。家での朝食より沢山食べしまった。
小雪ちらつく、曇天、宗谷1号は札幌を15分ほど遅れて出発、この電車通勤客が自由席に沢山並んでいた。指定席を取って正解だったが旭川を過ぎると自由席の方がガラガラこちらに移動した方が楽チンだったようだ。時折、日がさすが一面雪景色の車窓で稚内に20分遅れて到着した。
5時間はしんどいです。
観光案内で聞くと宗谷岬にバスが出ていてスーパー宗谷4号で帰ると宗谷岬まで行くことが出来ると知ったが、丁度バスが出るところで残念、

サロベツ号は一寸古く乗り心地も悪い、スーパー宗谷のほうが良い。
同じ路線を旭川に戻った。9時間のほぼ乗り続け、乗り疲れ、旭川の駅前買物公園大通りはイルミネーションが点灯されきれいで広く、歩きやすい、
泊まりは徒歩5分のサンホテル(3500円)、夕食は旭川ラーメンの梅光軒本店(塩野菜ラーメン900円)、おいしい、量が多い、学割あり学生が沢山いた。
明日は共通一次試験だ、がんばれよ、

 
稚内、終着駅
 
旭川買い物公園通り



1月19日(土)

旭川5;20−(スーパーカムイ2号)−5;37深川5;44−7;28増毛7;35−9:09深川9;14ー(スーパーカムイ5号)−9;45旭川10;45−(道北バス層雲峡線)−12;40層雲峡13;30−(道北バス)−14;00上川14;06−15;10旭川15;25−14;51富良野

朝食は松屋のカレーとトン汁で温まり、コンビニでみかん一袋を買って、電車に
今日が一番心配なコースです。正月の3日から不通だった留萌線が全線開通したのが一昨日で、旭川駅で確かめても本日運行状況が分からないとのこと、深川で確認して欲しいと言われ深川に行く、動いていた。留萌を過ぎると海岸線が見えるがどんより薄暗い、海は荒れていた。

増毛駅は写真を撮って同じ電車で深川に引き返す。雲峡氷漠まつりが今日から始まるらし観光案内所で確かめ行き方を教えてもらう。
電車で上川に行きバスに乗り換える、フリーパスなのでこの方が安いが上川駅で10分の待ち合わせだ、すでに電車が5分の遅れで走っている、安全策で旭川駅前からバスに乗る。
層雲峡で氷漠まつりを見物に行く(入場料200円)氷のモニュメントは出来ているがオープニングは夜の8時からということ、氷の建物やトンネルを見て回る、
やっぱりライトアップされたとき見ないと醍醐味はない、とにかく寒いので早々にバスターミナルに戻った、時間も早いので黒岳へのロープウエーにでもと思うがこれがただいま整備点検期間で休業でした。仕方なく丁度出発するバスで上川駅に戻った。
富良野線も本数が少ない、夕暮れ雪が深い駅前は寂しい、徒歩8分の民宿あきばにつく(4300円)、着いたときはお客は誰もいなかったが食事をして戻ると女性ばかりの観光客(台湾の方?)15人ほどいた、圧倒されてお風呂はパスした。
 

終着駅、増毛
 
 
層雲峡氷漠祭り


1月20日(日)

富良野6;35−7;37滝川、滝川ターミナル7;54−(バス、滝新線)−8;09新十津川役場ー(徒歩10分)ー新十津川9;41−10;57北海道医療大学11;19−12;15札幌12;44−エアポート121号ー13;16小樽15;41−16;20札幌

朝食はパンとスープで済ませて、電車に乗る
 今日は札沼船、学園都市線で札幌に行き、藻岩山に登る予定、歩いて登るためアイゼンも用意してきた。

滝川駅でバスに乗り換える、駅隣にターミナルがある、バス利用が便利なところらしく沢山のバスが発着している、札幌行きもあった。新十津川役場で下車し新十津川駅まで5分ほどの歩き、小さな駅が雪にひっそりと佇む、周辺は病院があるだけです。駅舎はストーブもなく寒い、待ち時間が1時間20分、バス停まで戻るとコンビニ発見、肉まんを頬張り、一寸一息つく、鍋焼きうどんとノンアルビールを買って駅舎に戻りコンロに火をつけ、鍋焼きうどんをつくる、時間がたっぷりあるのでゆっくりと食べながらノンアルビールを飲んだ、ようやく電車がやってきて寒さから逃れた。誰も乗らないだろうと思ったら5人ほど乗った。2人は鉄道マニアだった。一日に3本だけマニア向けの駅、路線です、

北海道医療大学は駅と直接連絡している珍しい学校だった、まだ新しい、石狩別当という隣駅が賑やかで沢山乗ってきた。
札幌に着くと雪降りです。観光案内所で聞くと藻岩山へのロープウエーは雪降りでも運行しているが展望は無理だといわれ、楽しみだった山登りは諦めです。
小樽の町を見学、雪の時期でもお土産通りは賑わっていました。
この町は公衆トイレがありません、寒いので我慢できず、飛び込んだところはすし屋通りの旭寿しです。旭海鮮丼(2300円)を食べて札幌の戻った。
泊まりは一日目と同じホテルパールティー(3300円)、値段は300ほど安かった。


終着駅
新十津川駅
 

小樽
大同倉庫、ツララと雪
屋根の積雪2m
 


1月21日8(月)

 札幌7;15−8;03小樽8;07−11;13長万部11;30ー(北斗8号)ー12;51函館ー(タクシー10分)−、フェリー乗り場14;35−(青函フェリー)18;25青森港フェリー乗り場ー(タクシー5分)−青森19;00ー19;05新青森19;33ー(はやて42号)ー大宮

キオスクでおにぎり、サンドイッチを買ってホームへ
新札幌駅構内での事故のため電車が遅れているとのアナウンスある、20分ほど遅れてやってきた。小樽で乗り換えて昨日の続きで函館本線の旅です、余市、倶知安が大きめの町、取り残された本線の勘あり、新幹線が小樽経由で開通すると又変わるかな、昨年登った羊蹄山の裾だけが見えた、ニセコの山も山頂はガスでした。
長万部には10分遅れで着くが、ここで海峡線のトンネルで落下物が見つかり点検で午前中は全列車が運休と教えられた。

北斗8号も新札幌の事故で30分遅れてやってきた。函館には30分遅れで着く、海峡線不通で窓口は長蛇の列、駅員にも午後の便が運行か分からないらしい、
今日中に開通するかさえ分からない、観光案内所でフェリーでの移動手段を聞く、青函フェリーと津軽海峡フェリーがあって津軽海峡フェリーの方が上等だが1000円ほど高いし、今からだとギリギリだという、安いほうに乗る、タクシー代1400円、フェリー代1710円の出費、普段は乗客はほとんどないが本日は満員状態でした。
4時間船に揺られて青森港に船内で隣同士になった4人で相乗りタクシーで青森駅に(タクシー代1000円、4人だったので250円で済んだ)
急いで在来線に乗って新青森ではやてに乗った。東京までの便はこれが最終便、やれやれ、何とか日付が変わらないうちに帰宅できる。
新青森で海峡線が全面開通していると聞きがっかり、でも再開の最初の電車がまだ着いていないとのこと、電車を待っていたら最終便に間に合わなかったのだ。
それを知って選択に間違えなかった、もし電車が間に合っていたらこの始末はどうしてくれるのだろう。


小樽駅プラットホーム
 
 
大沼公園
駒ケ岳