氷ノ山 扇ノ山   平成25年6月13日

コースタイム
響の森4:00〜氷ノ越登山口4;10〜氷ノ越5;00〜5;45氷ノ山6;10〜7;00三の丸7;05〜8;45響の森

淡路公園登山口10;20〜11;10扇ノ山11;20〜11;50淡路公園登山口

 
登山口、暗かった
山陰への遠征です。早割で飛行機代が安いためあまり考えないで予約したが後で梅雨の真っ最中で山登りには良い時期出ないのがわかった。
 前日、米子空港に8時半に着くと予約したレンタカー(ツクモレンタカー)の人が看板を持って待っていた。営業所まで行かないで空港で貸し出してもらえた。曇り、蒸し暑い、羽田は台風の影響で雨だったことを思うと何のラッキーなことか。
日本海の海岸を眺めながら倉吉市〜鳥取市と進んで、内陸に入る。八頭町〜若桜町へ、時間に余裕があるので扇ノ山の姫路公園登山口を偵察して、氷ノ山スキー場ひょう太君という施設を目指した。この施設は泊り客以外は駐車禁止だったのでその直ぐ上のある響の森という兼営の施設駐車場で車泊した。
6月13日
夏は早朝出発に限ると頑張って4時に歩き出す。車道を少し登ると、右の薮に古道、元伊勢参道の標識を見つけた。その先に氷ノ山登山口(氷ノ越コース)の標識があり登山道に入ることが出来た。懐電を片手に階段を登るとキャンプ場からの道が合流した。
明るくなったころには氷ノ越に着いた。峠にはお地蔵様と三角形の避難小屋がたっている。
 
氷ノ山と避難小屋と空
印象的な雲だった
峠から尾根を右に登る左側は鉢伏山となっている。
雲海に浮かぶ山並みを眺めながらブナの美林道を歩くと仙谷別れの広場に着きました。
絵葉書の一葉に出てきそうな綿雲の下にとんがり屋根の小さな小屋が見えてきます。メルヘンチックな風景です。
山頂で見るより少し離れてみるのがいい。笹に覆われたなだらかな山頂は見晴らしが良い。

山並みは濃淡をもって幾重にも襞をなしている。その先に日本海があることなど忘れてしまう。
ベンチで朝食に買ってきたうなぎ弁当を食べる。水洗トイレも有りました。水は自分で流す方式です。
三の丸へはゆるやかなアップダウンでチシマザサに覆われた穏やかな 陵線は実に気持ちが良い。足取りも軽く歩いていたら大きな黒いとぐろが足元にいた。でかい青大将でった。ヘビ嫌いには肝を冷やす。気温が低いため動作は緩慢でゆっくりと笹薮に入っていった。

 
氷ノ山
 
三の丸の展望台
食べごろの筍がちらちらと目に付くのでザックを下ろして薮に進入した。しばし、筍狩りをしたがまたヘビに遭遇して、退散する。
三の丸は展望台の櫓が立っていた。氷ノ山からのトレースを眺め、先に進む。
坂ノ谷登山口への分岐に着く、若桜町への道を行くと休憩舎があり、そこには須賀ノ山登山道、三の丸コースと記されている。
鳥取県と兵庫県では山名が違うようです。
わかさ氷ノ山スキー場のリフト駅に着くと歩き出した響の森の建物が見える。
スキー場はジシバリとニガナの花盛りです。車道に降り立つ、空木の花を見ながらゆっくりと下り、僅か、登り返して車に着きました。
朝、登山口に水と水車を見たので水取りに立ち寄ってみると有料の水でした。
氷山命水と歌っていて1リットル30円だった。
水番のおじさんが大変話好きで元伊勢道のことを熱く語ってくれた。
水代、語り代で100円を支払いお別れした。
 

三の丸で振り返って
右に氷ノ山、左奥に扇ノ山
 
 
扇ヶ山の淡路公園登山口
まだ朝の9時、下山終了したがあまりにも早いので昨日下見にた扇ノ山に行きます。
淡路公園コースの登山口に移動した。駐車広場には姫路ナンバーの方が歩き出す準備中だった。
挨拶をして一足先に出かけました。3分も行くと登山口になります。小さな沢を何回か渡る。橋は大分傷んでいる。
沢は細いが清流が流れ、カジカカエルの鳴き声が聞こえます。セミのようにも聞こえます。澄んだ音色です。
徐々に斜度をまして檜蔵という展望台に着いた。切り立った岩場に立つが今までの天気が嘘のように急変して一気にガスに覆われてしまった。ブナ林の急登道は一気に高度を上げる。緩やかになり、しばらくすると山頂に着きました。
立派な避難小屋が建っていました。
当然だがガスが立ち込めた山中は展望が全く出来ません。
ここからの氷ノ山を眺めるのを楽しみに登ったが山の天気は、
山頂の見事なアーチを作るブナの大木を写真に収めて下山しました。
若桜ゆばら温泉、ふれあいの湯(400円)で汗を流す。 

扇ノ山
一瞬の晴れ間
 

道の駅蒜山高原 
明日に備えて、蒜山の犬挟峠に移動した。
東屋があるだけの駐車場は 車泊には不向きです、場所の確認だけして、道の駅蒜山高原に場所を変えました。
宿泊施設もあるきれいなところでした。
収穫したネマガリダケ、ワラビの具で山菜味噌汁と冷麦で夕食をする。味気ないがノンアルコールビールで一人乾杯をする。
このところ家に居てもノンアルコールが当たり前のようになり意外と気に入ってます。
東京は一日雨模様だったらしい、なんと幸運だろう。
明日も晴れてくれ、星空は美しい、