飯縄山ー霊仙寺山  平成25年4月18日

コースタイム
飯綱登山口バス停9;10〜西登山道分岐11;10〜11;30北峰11;45〜霊仙寺12;35〜北峰13;20〜14;50飯綱登山口バス停14;55=長野駅
ルート図

 
南登山口
先週の日曜日に八ヶ岳に出かけたが強風で電車が遅れた。バスに乗り遅れたので松本城のお花見に化けてしまった。その穴埋めに飯縄山へ、長野新幹線で大宮を6時50分のあさまに乗ると8時05分には長野に着く、駅の売店で名物のおやきを買ってバス停に急いだ。下調べでは戸隠キャンプ場行きのバスは8時30分だと記憶いていたが
8時20分でした。ギリギリセーフでした。

バスは善光寺の裏まで細い道を曲がりながら進む、さすがプロです。寺の桜が満開でした。ループ橋を経由して飯縄登山口バス停で降りた。
直線道路をゆく。別荘地の庭にふきのとうがいっぱい出ていたがもう育ちすぎでした。登山口には4台の車があった。
出発しようとしたら品川ナンバーがやってきました。 
奥宮一ノ鳥居をくぐると第一不動明王があり、十三仏縁起なる説明がありました。次々と仏像が出てくる第十一番阿シュク如来は休憩によい広場でした。

天狗の硯岩と書かれた展望台があったが市街地や四阿山は霞んでいました。
何しろ熱い一日で、歩き出すと間もなく汗が吹き出てきた。

こんな仏像が次々と
 
 
南峰の神社
潅木帯になると眼下に台座法師池、ゴルフ場が見て取れる。バス停から登山口までの直線道もはっきりと見えてました。
高度が上がるにつれて後立山連峰は見えてくる。西登山道の分岐に来ると乙妻山の尖峰が飛び出してここで一服したくなる。
戸隠山の西尾根の鋸状も見ごたえがあります。

西登山道の方が若干残雪が目立つ、尾根の先には戸隠中社の集落が見えている。スキー場から縦走して下ったときは一面雪だった。
少し登ると神社の立つ南峰に着く。まだ雪が残っている。北峰には雪の廊下がゆるやかなアップダウンで伸びている。
心を和ませる風景です。踏み固められた道は踏み抜きもなく快適そのものです。

 

南峰から北峰への
雪の廊下
 
 
飯縄山頂
北峰に着くと一気に北側が開けて360度の展望となります。妙高山、火打山、乙妻山が圧倒的な迫力で迫ってきます。
戸隠連山の後には白馬ー五竜ー鹿島槍ー蓮華岳の後立山がこの付近までははっきりと見えていますがさらに南は霞んでいます。

一休みして霊仙寺山に向かってみた。急斜面を下り出すとトレースは消えていてなんとなく薄い跡が見えるだけです。踏まれてない雪に自分だけの足跡をつけるのは快感です。
鞍部まで一気に下るとその先は薮と雪の混合した実に歩きにくい道でした。薮を避けると時々踏み抜きがあります。
ところどころに夏道が顔を出していてそこを繋げるようにして進んだ。

最後の登りは意外と急な登りでした。上村への分岐に着くとあと少しで山頂に着きました。
上村に降りたら公共交通機関はあるのだろうか?有るならば降りてみたいものです。

石塔が一つと味気ない境界線のようなブリキ版の山頂標識が立っていました。
斑尾山と野尻湖が見下ろせます。 

乙妻山が大きい
 
 
霊仙寺山
黒姫山とその奥の妙高山、火打山の見晴らしが良い
 飯縄山もここから眺めると三角錐でとてもきれいな形をしています。自分の足跡が点々と斜面についているのを眺めるのも乙な物です。帰りは自分の足跡を忠実に踏むだけで精神的にも楽で行きよりも短時間で戻ってきた感じがします。
飯縄山頂は誰もいませんでした。

南峰に向かう快適尾根を歩いていると外人の単独女性がやってきました。富士山は見えますか?と聞かれたがうーん。
運がよければ見えるのでしょうか、分かりませんでした。
西登山道との分岐で一休みしてどちらに下るか検討する。

ピストンは面白みに欠けます。西登山道に行きたいが本日は予定外の霊仙寺まで足を延ばしたことで同じ道を下りました。
結果はバスの時間待ちがなかったことです。登山口から車道はバス停まで駆け足でピッタリでした。乗り遅れたら1時間待ちでした。走った甲斐がありました。
 
霊仙寺山から下山途中にみた
飯縄山