石狩岳  平成25年8月24日

コースタイム
シュナイダーコース登山口5;00〜石狩岳の肩7;50〜山頂8;30〜1967m峰8;40〜8;50山頂9;10〜11;40登山口

 
登山口駐車場
寂しく一人で車泊
8月23日

273号線を走るがコンビニは層雲峡にあるだけ、この先は上士幌町までありませんでした。層雲峡で明日の分は補給したが翌々日はもっと先にあるだろうと思ったのが誤算でした。
三俣大橋を過ぎたところで林道に入り、ニペソツ山への分岐を通過する。その先が長かった。ユニ石狩岳の登山口も確認したが踏み跡は非常に薄かった。

ダート道は水溜りが多く避けながらの運転だった。レンタカーは傷の心配で慎重になる。
シュナイダー登山口はさほど広くない、トイレも快適とは程遠い物でした。泊まりには不向きなところです。

川の出会なので焚き火をしながら過ごせます。虫が多いため時期を選ぶ必要がある。
ロングコースのため早朝の出発したいので、車泊をしたが快適ではありません。山奥で寂しいですが川音がとてもやさしく沢登のテン場を思い出します。岩間温泉に行く方が立ち寄リましたが登山者は来ませんでした。
岩間温泉は河原に湯船だけがある無料の温泉で興味津々、下山後、是非立ち寄ってみたい!!。

雨に祟られ岩間温泉には行けませんでした。残念!

駐車場の
シュナイダーコース案内 
 
石狩岳の肩で
石狩岳を見る
 8月24日

本日も5時出発です。シュナイダーコースは二十一ノ沢と音更川の出会から始まります。石狩岳陵線が見えるとガイドクックに書かれているがガスは中腹まで立ち込めていた。

昨夕のほうがまだ見えていた。雨の心配はなく午前中は晴れの予報に気をよくして歩き出しました。入り口の祠に一礼して進む、平坦な道を30分もすると渡渉地点に着きました。シラカバの倒木を渡りました。

シュナイダーコース開削25周年の標識で坂道に変わります。樹林の間より山並みが見えたりするがガスの流れが激しいようだ。
シュナイダーコースは刈払いはなく薮道が連続する。深いところは背丈ほどの笹が立ちはだかる、ロストしそうなところもあって慎重に足を運ぶ。

かくれんぼ岩を通過すると痩せ尾根の陵線です。ハイマツが現れてくると左前方にに石狩岳らしき姿が見えてきた。

音更山ー石狩岳の縦走路、石狩岳の肩に到着する。正面の雲間に大雪山の一部が垣間見られた。
石狩岳へ は登山道がはっきりと見えている。これが結構な薮道です。
少し登るり振り返ると音更山への陵線が見渡せるようになる。奥に見える三角錐はポン音更山かな。東から湧き上がるガスが陵線で止まっているものの、直ぐにも乗り越えそうです。
 
石狩岳の肩で
音更山とポン音更山

お花畑付近
石狩岳は近い
 
 登山道が陵線を乗り越えて反対側に出ると石狩岳とその先の小ピークが見えるようになってきた。
またこちらの斜面はお花畑です。今はころトウヒレンとミヤマアキノキリンソウの天下です。イワブクロも少し残っていました。

山頂どの360度の展望を期待したがむなしく音更山がなんとなく見えるだけです。10分ほど先の
1967m峰まで行ってみたがケルンがあるだけでした。石狩岳に引き返してコーヒーを飲みながらガスの切れるのを待ってみたが
30分もすると雲の動きが怪しくなってきたので急いで下山する。


山頂
 

泊まる事になった
糠平温泉の中村屋さん 
シュナイダーコース分岐から樹林に入り間もなくするとゴロゴロと嫌な音が聞こえてくる。
足早に下るがついに振り出してきた。樹林のお陰でまだ余裕だったのが本降りになったと思う間もなく土砂降りになってしまった。

天気予報では雨の心配はないはずだったが山の天気は気まぐれです。
それでも早朝の出発のお陰で山頂を踏むことが出来ましたが、下山途中で会われた方は引き返してきました。

 予想外の雨にずぶ濡れとなった。糠平温泉に下って中村屋さんという旅館に飛び込みました。
温泉は14時からということで待ち時間に旅館のコインランドリーで洗濯、乾燥を済ませた。

一段落すると腹が減ってきたのでコンビニで何かと思ったが30km先の上士幌まで行かないとありませんと言われ、持ち合わせの物を食べた。

明日のニペソツ山もここから近いためコンビニまで買出しに行くのは億劫になってしまった。
結局、一晩泊まることになりました。夕食と朝食はおにぎりにしてもらい8650円ほどだった。
車泊オンリーの予定が予算オーバーです。

食料を持っていたら素泊まりも出来たのに、北海道のコンビには遠い。
シュナイダーコースは薮道の悪路ではあるがさほどの急登もなく予想していたより短時間で往復できた。しかし、雷と豪雨に肝を冷やされました。