大平山ー石割山  平成25年12月9日

コースタイム
新宿バスセンター7;40=富士山山中湖10;00〜大平山11:40〜11;20平尾山12;30〜13;00石割山13;25〜14;10石割の湯15:00〜15;15平野バス停15;25=20:00新宿バスセンター

    ダイヤモンド富士を見たことがない、この夕日を見たいものだと思い、山中湖周辺を目標に出かけて見ました。急に思いついたので高速バスが心配でした。前夜、平野行きの予約が出来ました。帰りの便も予約した。
新宿バスセンター7時40分ころ出発した。隣の若者に話しかけたが台湾から来た方でちぐはぐな会話をしながらの旅となりました。
街路樹のイチョウは見ごろの黄色と、いい感じです。

富士急ハイランド、河口湖駅でほとんど下車した。富士山山中湖(ホテルマウント富士入口)で降りたのは一人だけでした。
湖畔は寒く、歩く人もない、富士山も厚い雲に覆われている。
キンクロハジロ、ヒドリガモ、水鳥の天下です。白鳥の餌付けをしている人がいた。20羽ほどの白鳥がしきりに餌を啄ばむ。

 

案内標識を見落としたか行き過ぎた気がする。民宿同友荘の看板で左折した。

直ぐに道は緩く右に伸びているのでここを左の農道らしき道に進むと落ち葉の谷間を進むことになった。
間違ったかと、引き返そうかと思いながら歩くと別荘の裏手の林道に出ました。
    林道を行くと間もなく舗装道路にぶつかり、東海自然道、大平山ハイキングコースの案内があり一安心です。
舗装道路を100mも行くと大平山への登山道になりました。

霜柱が踏みながら最初がアンテナの立つ長池山です。カヤトの先には山中湖が黒い湖面、寒々しい眺めです。
掘れた道、日陰には薄く凍りつき、乗ってみると靴が濡れる。昼は融け、夜には氷が張るの繰り返しか。
間もなく一日中割れない日が来るだろう。

 

飯盛山を過ぎた。ツルウメモドキの実が色気のない薮に花をさす。
アンテナの立つ大平山はカヤトの広場です。南側の雲は取れることなく、北側の長い裾だけがどんよりとして広い。
その後の南アルプス悪沢岳、赤石岳だけが白く鮮明に見える。
    平尾山の山頂には中年男性3人がいて、ベンチに食べ物を広げ、カメラを構えている人、お湯を沸かしながらコーヒーを飲む人、
ここに居座り富士山を撮ろうとしているようです。
開けた斜面は絶好の富士山展望台です。

運よく富士山頂の雲が切れてきた。急いでシャッターを押す。
これから向かう石割山はガスで隠れていた。高座山ー杓子山の尾根の後には三ツ峠、さらに奥に南アルプスが富士の裾野を取り囲んでいる。

石割山に向かう途中で見た富士が一番すっきりしていた。石割山頂直下は急で滑りやすい、ロープが張られていた。
  黒土が泥濘となった山頂はすっかりガスに包まれてしまった富士山の展望は断念する。
目的のダイヤモンド夕日は平尾山に下ったほうがよさそうですが夕日まで待ち時間が長すぎるし寒い、山頂で帰りの高速バスの予約を一つ前のバスに変更できた。
石割神社のご神体、岩の隙間を覗き込んで石割の湯へ直行した。

 

温泉から出ると日がさしていた、しかし、山の上はガスがあったので下山が正解だと納得させながらバスに乗った。