市房山  平成25年3月30日

コースタイム
市房キャンプ場路肩7;15〜市房神社8;05〜10;15山頂11;15〜13;10駐車場


参道の市房杉
巨木と遊ぶ
 
宿泊地の山江SAをでると直ぐに人吉ICです。219号で湯前町に向かう、湯山温泉を過ぎて市房ダムに差し掛かると川の両岸は桜の並木が、その本数に度肝を抜かれた。満開は過ぎたものの十分に見ごたえがある。桜祭りが行われていて河川敷にはテント村が出来ていた。
まだ早朝で降る間も人もほとんどいませんでした。正面いは市房山と鋸尾根が横たわっていて気分も高揚します。

キャンプ場の駐車上に着くが道路わきに駐車地があったのでそこに止めた。地元のおばさんがやってきて神社のところにも止められると教えてくれたがここから歩いた。神社の鳥居のところに先ほどのおばさんが準備をしていた。挨拶をして先に行きました。
参道には巨大なスギ(市房スギ)が出迎えてくれる。木の根が地表に張りでして一生懸命支えているのが分かる。苔むした八丁坂の石段を一歩一歩踏みしめると何となく厳かな雰囲気を身に感じてくる。

3合目まで車道で来ることができるようだが捨てがたい参道歩きです。
市房神社の赤い派手な社殿が目に入ってくる。ここは4丁目です。
 
市房神社

市房山
 
ヒメシャラの赤い樹肌の目立つところで一休みしているともう下山してきた人がいました。ぶなの巨木とスズタケの快適道もはっきりとした陵線に出ると
立ち枯れが目立つようになった。、鹿害にやられたそうですが哀れな姿です。展望もよくなってくるとあと5分で山頂の標識がある。山頂が見えているのであまり励みになる案内ではありません。

意外と簡単に山頂に到着しました。誰もいませんでしたが直ぐに心見ノ橋に行った方が戻ってきました。
宮崎県の米良登山口から6人グループが登ってきて賑やかになりました。6人グループの話を聞きながら展望するが聞きなれない名前ばかりです。食事をしていたら朝一番お会いしたおばさんがやってきて詳しく話してくれたがやっぱりな馴染みのない山でした。

おばさんに、美味しいデコポンをご馳走になりました。山頂はマンサクが群生していて丁度花盛りでした。地味な花ですが他の花がないため目立っています。
昨日の大崩山で疲れたため心見ノ橋は立ち寄りませんでした。
鋸尾根への縦走路が崩壊で通行できないというので同じ道を下山しました。

 
山頂のマンサク
 
湯山温泉元湯
次々と登ってくる人たちに出会いました。かなり人気がある山です。早めに下ってきたのは正解でした。
下山後は湯山温泉元湯に浸かりさっぱりしてから市房ダムの桜の花見をしました。朝より花が開き明るくなりました。

ノンアルコールビールをゴクリ、お花見にはビールですね。
登った山を眺めながらお花見が出来、この山は今が一番いい時期だった気がします。
足元がよりピンクになっている。考え方によってはこれも見ごろかな。
明日に備えて九州高速道を南下して道の駅指宿まで車を進めて車泊した。
 
桜祭りと市房山