黒山三滝ー関八州見晴ー高山不動ー顔振峠  平成25年1月13日 

コースタイム
黒山バス停7;40〜男滝女滝8;05〜10;10関八州10;50〜顔振峠13;00〜14;50吾野駅

 
越生駅前の報恩寺
成人の日がらみの連休ですが13日は良いが14日は雨降りの予報が出ている。泊まり山行は諦めて近場に行こうとおもう。
展望の50選本に出ていた関八州見晴台に行ってみた。地図を広げると東武東上線、越生線の越生駅と西武秩父線の吾野は意外と近く、大好きな乗超しの旅が出来ると知った。越生駅でバスに乗る。バスの時間待ちに駅前の報恩寺にお参りした。駅で越生市の観光案内図を見つけた。そこに七福神めぐりコースが出ていて、報恩寺は恵比寿様だった。

梅の時期、手軽なハイキングにはいいかもしれない。黒山行きバスに乗って終点で降りる、乗ったのは二人だけ、挨拶をすると、飯盛峠ー大平尾根に行くといって先に歩き出していった。
黒山三滝と書かれた大きな鳥居のような門をくぐって車道を登ってゆくと、黒山鉱泉館という意外とハイカラな建物があった。

入浴料1000円で日帰り入浴が出来るようだ。その先には宮崎銘木店とラーメン屋の不思議な取り合わせの店が並んでいた。
三滝の植物、シダ類の紹介がされた案内板がある、秩父は樹林の床下にシダが多く見られる。読んでみたがシダ類は難しい。

 
 
黒山三滝入り口
天狗滝の案内で左に入ると薄暗い岩の間にチムニー状の細い滝が落ちていた、ここから細い岩道を登ると広い道に出たが尾根に登っている。三滝というからにはまだ二つあるはず、沢スジに下り、車道に出ると男滝、女滝の案内があった。休憩所の軒下を通り抜けると小さな太鼓橋のところに二段の滝があって、上が男滝下が女滝らしい。橋は夫婦橋とあった。

元の車道に戻って少し下がると関八州見晴台への分岐があった。
この道もじきに車道に出た。少し車道を歩くと水取りをしている軽トラが止まっていた。聞くと美味しい水らしい。植樹林の谷間の水でそそられるもはなかった。ここから杉林を歩き車道に出た。市街地が見下ろせるところだった。Yの字に車道が合流すると花立松峠だった。

ここで関八州は右に行くのを見落とし、傘杉峠に向かって登りかけると朝バスで別れた人が下りてきて関八州見晴台は反対ですと教えてくれた。
車道に戻ると標識の見落としに気が付いた。おかげでたいしたロスもなく正規の道に戻れました。
20分ほどで関八州見晴台に到着しました。
 
男滝、女滝
 
関八州見晴台
 高山不動の奥社と東屋、ベンチがある広場の山頂から見晴らしが良い。方角ごとに山名版がありとても見やすい、東側の関東平野には都心のビル群とスカイツリーが霞みながらもはっきりと確認できた。

案内板には日光、赤城山も見えるらしいが薮とガスで見えませんでした。西側から南側にかけては良く見えてます。御前山の後には富士山も確認できました。武甲山の左奥に三宝山がはっきりと見えたのが得した気分です。埼玉県で県境でない一番高い山ですから埼玉県民としてはうれしいです。

長沢背陵から棒ノ折山に伸びる都県境が一望です。日当たりの良いベンチはコーヒーを飲みながらしばらく展望を楽しんだ。
高山不動方向から次々と登山者がやってきて賑やかになったころに高山不動に向けて下りました。途中の丸山というベンチ広場でグループが宴会をしていました。

車道に下りた処の休憩所の展望台でも宴会組みがいました。連休で初山行のグループが多いようです。
 
見晴台で
武甲山と双子山

高山不動の
大イチョウ
 
 高山不動の本堂にお参りして参道の階段を下りた広場には大イチョウの木がありました。幹の周りが10mと、立派な巨木です。乳という気根が発達していて、そのため子育てイチョウとも言われていると説明書きがありました。

時間も早いので顔振峠まで行きます。ここから顔振峠までは誰にも会いませんでした。
八徳を経由して顔振峠に着きました。義経伝説が書かれていました。ここでもお茶屋さんで何組ものグループが宴会をしているし、車でやってきた人いて、急に賑やかになりました。

吾野駅に向かって少し下ったところに二重の塔が立ち、日当たりも良く見晴らしも良いのでシートを広げてノンビリと昼食を作りました。
東吾野に下りてみようと車道を歩くが道分からなくなって吾野駅に下りました。
 
茶店の立つ、顔振峠