旧正丸峠ー狩場坂峠ー関八州見晴  平成25年1月27日

コースタイム
正丸駅8;10~虚空蔵峠10;10~11;10狩場坂峠11;45~飯盛峠13;20~関八州見晴14;00~16;10吾野駅

ルート図

 
国道から旧正丸峠へ
今月3回目の奥武蔵のハイキングです。 1月2日に丸山に初ハイキング、13日に高幡不動ー顔振峠と歩いた。このルートは奥武蔵グリーンラインとうらしい。今回は抜けた大野峠ー関八州見晴を繋げようと思う。旧正丸峠にいなんとなく惹かれるものがあったので途中の牛立久保でグリーンラインに乗るルートにした。東飯能駅でジャージ姿の若者たちが大挙して乗り込んできた。吾野までで皆さん下車した。
あとで聞くと第11回奥むさし駅伝競歩大会がありその選手の方だったようです。

正丸駅に降りたのは5人ほどいたが旧峠に向かったのは一人だけでした。
駅前の国道を少し北上すると旧正丸峠の案内があったので細い道を下ってみたが民家の庭先に出た。戻って国道をもう少し行くと先ほどと同じような案内がありこちらは舗装道路で下っていた。八幡神社前を通り、集落を過ぎ、最奥の民家で舗装道路が終わりました。
ここまでは除雪されていた。この先は雪の残る道になり、やがては山道になった。
 
これから向かう尾根を眺める
 小さな沢を何回か渡るがいずれにもアルミの橋が架けられていた。一端車道に出で直ぐに登山道に入る。杉林の中を緩やかに登り前方が明るくなると旧正丸峠に着きました。峠を吹きぬける風は強く、冷たいので脱いでいたヤッケを羽織る。
ここからは虚空蔵峠の案内に従い、雑木林の陵線を歩いた。薮の隙間より武甲山の三角錐を見ることが出来る。
これから向かう奥むさしグリーンラインの陵線を見ることも出来たりする。

少し下り、車道に出ると、東屋が建ち、虚空蔵峠の標識があった。雪の中に小さな祠があり、お地蔵様が祀られていた。
小腹が空いたところで、東屋で小休憩をする。
このあと、車道を歩くがこれが難敵で車の踏んだ道はアイスバーンでつるつるです。踏まれていないところを選びながら歩くことにした。
登山道に入ると歩きやすくなる。このパターンが何回も繰り返されることとなった。
窪地にでると雪の広場となり市街地に近いところとは思えない静かな空間です、開けた空からの日差しで雪原はまぶしく光る。
 
虚空蔵峠で一服
 
雪景色の狩場坂峠
 牛立久保からは足跡が数人のものに減ってしまた。別荘のような建物が並ぶところを過ぎると車道に出た。狩場坂峠と大きな標識と案内図があった。広場で雪かきをしているおじさんがいた。話をすると小鳥たちの餌付けをしているところだった。見晴らしも良く東松山方向の市街地が一望できる。堂平山の右側に雪の男体山もはっきりと見えていた。1月14日の大雪が残っているのだそうですがすっかり、雪国の風景です。

桜の大木に小鳥が群れ留まっていた。ハギマシコというそうです、すずめより少し大きくくちばしが黄色でした。
小鳥用の粟を撒いてしばらくすると一羽、二羽と雪の上に降りてきた。写真を撮ろうと少し動くと、飛び立ってしまう。
警戒心が強く、デジカメではとても無理でした。30分以上も小鳥を眺めながら話込んでしまった。
一人の若者がやってきて同じ方向に向かうというのをきっかけに一緒に歩き始めた。

 
ハギマシコ

バイクの轍
歩きにくいよ
 
車道と登山道のミックス道の嫌な歩きが続きます。一緒の若者は簡易ピンソールを履いています。具合がよさそうなので聞くとモンベルのものでネットで5000円ほどで買ったと教えていただきました。檥峠の日当たりの良いところで昼食休憩をした。
飯盛峠への登山道には一本スジのバイクのあとがあり、歩くのには非常に具合が悪い。細い筋をたどるとモデル歩きを強いられます。
飯盛峠でこの轍は消えた。飯盛山は見過ごしてしまったので気になっていた大平尾根の分岐も確かめることなく関八州見晴についてしまった。2週間前のときより山並みがクリヤーに見えた。

東京スカイツリーもはっきりと見えていました。前回は見ることが出来なかった男体山も見ることが出来ました。
高山不動に下り吾野駅をめざした。ほとんど車道だが終わり近くでショートカットの峠道がありこの登りがきつかった。
雪の車道歩きにはピンソールが便利かもしれません。ピン付きの長靴もいいかも、
 

関八州見晴で
武甲山と両神山をクローズアップ