経ヶ岳  平成25年5月26日

コースタイム
中仙寺駐車場5:40〜八合目8:50〜9:35山頂9:50〜10:30八合目10;50〜12:45駐車場

 
高速道でみた経ヶ岳
中央アルプスの北端、経ヶ岳に行きました。
 前夜、諏訪SAまで足を運ぶ、首都高の高井戸付近が少々渋滞をしたが順調だった。SAで仮眠をする、冷暖房も必要なく、車中泊にはベストのシーズンです。ツーリングの人たちが芝生にテントを張っていた。高速道SAではテント禁止だと思ったが?

標高808mの諏訪湖SAから見下ろす湖面は穏やかで,早朝の冴えた空気が程よく頬をなでる。SAのコンビニで昼食用の鱒寿司と寒天ヨモギ大福、ペットボトルを2本買うとコカコーラのピクニックバックがもらえた。断熱アルミシートが内張りされたバッグに丁度うまく入った。

岡谷JCで長野道と別れると、右側に白い峰が見えてきた。後で調べると中央アルプスの将棊頭山でした。カールはまだ真っ白な雪田で、見るだけでも昂ぶるものがあります。それに比べると経ヶ岳はのっぺりとした山塊で中央アルプスから独立しているかのように見えます。

伊那ICは近かった。信州大学農学部を過ぎてコンビニに立ち寄り朝食を済ませる。
暖かいお弁当が食べらるのはうれしい。

中仙寺下の羽広公民館駐車場にはすでに2台の車があった。伊那ICから20分ほどでとてもアプローチがし易いところです。
階段の先には山門がありますが登山道は右側を登ると思い、行くと本堂の脇に出ました。
参拝をして歩き出しました。
 
中仙寺の仁王門
 
歩き出すとヤマツツジの歓迎
歩き出すと直ぐにヤマツツジの花が出迎えてくれまいた。花の色に濃淡があり、種類が違うのかな?
ツツジに混じって白い花も見られます、コゴメウツギ、コバノガマズミ のようです。ちょっと大きなアオダモ、ズミの花も咲いていました。
大泉ダムからの道が合流します。四合目を過ぎると花は急に少なくなり、ツツジもまだつぼみが多くなりました。

花に気をとられていますがジグザグの急登です。檜林から松林、そしてカラマツ林と変化があります。カラマツ林の向こうに将棊頭山が見え隠れするようになって五合目の広場に着きます。

六合目の岩場は腰掛けるのに都合が良く、日当たりもいいので小休憩をしました。
芽吹きの始まったカラマツ林は明るく気持ちがいい。
尾根が開けるて七合目にでると、日差しが強く、暑くなって来ました。
 
将棊頭山が見えると
元気が出てきた
 
八合目広場で
左奥がめざす経ヶ岳
ちょっと下って登り返すと展望の良い八合目の広場に着きます。広場にはヤマザクラの花がまだ残っていました。ここまで、登山道の脇にはヤマザクラが多く見られました。
将棊頭山、木曽駒ケ岳方面は展望良好です。見る方向で感じが違うものです。残雪の模様がいい感じです。

 南アルプス、八ヶ岳は逆光で霞んでいたが空と陵線の境を目を凝らして探すのも又面白い。
行く手には経ヶ岳の山頂も見えています。少し進むとダケカンバの枝の向こうに御嶽山が格好良く見えるところがありました。

八合目から緩く下り、笹原の急登を登り返すと見晴らしの良いところになります。
このコースで一番の展望台でした。

残雪が登山道に見られるようになり、九合目に着きます。
山頂は樹林に囲まれている。木々の隙間よりわずかに木曽駒が岳方向が見えます。
 
八合目の先で
木曽駒ケ岳方向
 
八合目先で
御嶽山

羽虫が飛び交う
頂上 

山頂にはいくつかの石像があります。休憩をしようとしますが羽虫が沢山飛んでいて落ち着きません。
八合目の見晴台まで戻り、食事休憩をしました。
八ヶ岳、南アルプスは朝よりも見えにくく、駒ケ岳のも雲がかかり始めていました。気温の上昇を感じます。 

食事中に5人が登ってきました。本日は10人に会いましたが静かでした。
中仙寺に無事下山のお参りをして、お寺の直ぐ下にある「みはらしの湯」に立ち寄りました。
アルカリ温泉、つるつる湯でした。この一帯にはみはらしファームという農業体験や直売所、レストランなどがあり家族連れで賑わっていました。

明日の安平寺山に向かい、中央高速道で飯田に向かい、大平街道を走りました。
大平宿は木曽谷と伊那谷とを結ぶ街道が栄えたころの宿場だったそうです。山奥にポツリと、とり残された集落がひっそりと佇んでいた。
元の住民や有志によって管理されているとのことです。
街道好きな私には魅力がある宿場でした。

みはらしの湯