猫魔ヶ岳 平成25年2月27日 曇り時々晴れ

コースタイム
郡山駅8:00=9:50猫魔スキー場10;30〜リフト2本=リフト終点11;00〜11;40猫魔ヶ岳12;05〜12;50右端リフトの山頂駅14:00〜14;35スキー場16:30=郡山駅

 
無料のシャトルバス
猪苗代で乗り換えたところ
スノーシューハイクにでもと思うのですが、車を出すのが億劫です。そこでスキー場への日帰りバスかシャトルバスを利用して見ようかと思う。
今回は郡山駅から無料のシャトルバスが運行されている裏磐梯猫魔スキー場に行くことにしました。郡山駅に下りて西口駅前のバスターミナルの前の道路沿いにはスキー場へのバスのほか病院の送迎車など何台ものバスが停まっていました。

星野リゾートのマークがある猫魔スキー場へバスが停まっていた、コンビニで買い物をして乗り込むと若者5人が乗っていた。平日でもお客があるのは無料シャトルの威力かもしれない。渋滞気味の街中を過ぎると快適に走るようになり、猪苗代に着く、ここでマイクロバスに乗り換えた。30分も乗ると猫魔スキー場に着きました。

リフト券売り場で山に登ることを告げると一番右のリフトで行って、あとは歩くように教えられリフト回数券一枚を購入した(500円)
。リフト乗り場に行くとインフォメーションセンターで入山届けをだしてくれと言われた。丁度パトロール隊員が来て、パトロール管理室で入山届けを出した。そこで真ん中の2本を乗り継ぐと簡単に猫魔ヶ岳に登れると教えていただきリフト回数券をもう一枚買って出発した。乗るまで結構時間を費やしてしまったがパトロールの方は大変親切で回数券の追加分を買いに行ってくれた。
 
猫魔ヶ岳
磐梯山をバックに
スノーシューを履いて乗ろうとしたら脱いでくれといわれ、スノーシューを抱き、リュックを背負ってリフトに乗ると安定が悪かった。
2本目の終点はもう猫魔ヶ岳の手前のピーク直下でした。スノースーを履き、磐梯山とスキー場を眺めて、歩き出す。トレースはない、右寄りにトラバースしながら登っていくとスノーシューの跡が現れた。リフトの上の小ピークには雪庇が出来でいる。猫魔ヶ岳に向かってスノーシューな跡が新しい、一寸前に歩いたらしい、一旦下り、登り返すと猫魔ヶ岳です。異様に暖かく緩んだ雪はとても歩きにくい。

山頂に着くと鋭峻の白峰磐梯山の裾に猪苗代湖が広がり、雄大なる景色が見渡せ、気持ちも雄大ななる。
北側には桧原湖、小野川湖、秋元湖がこちらは全面結氷して真っ白な湖面が複雑な形で並んでいる。予定はスキー場の右端のリフトで登り猫魔ヶ岳を眺めながら猫魔に登り、八方台に抜けるコースを計画したがリフトの運休で、いきなり猫魔ヶ岳に登ったので中間点に最初に立ってしまった。
帰りのバスは16時半、たっぷりと余裕がある、どちらに歩くか迷う、八方台への斜面は急です。スノーシューの跡はここで消えて変わりにボードの跡に変わっていた。急登をスノーシューで登ってきたボーダーだったようです。
 
 
猪苗代湖が大きい

雄国沼
猫魔ヶ岳を眺めてみたい気分だったので、北側の尾根を歩き、振り返って猫魔ヶ岳を見ることにした。
八方台は諦めリフト裏のピークに戻る。その先の尾根はトレースがなく自分だけの足跡をつける楽しみが出来ました

少し下ると雄国沼が小さな山並みに囲まれとても静かだ。鞍部は雪が深い、いたるところに野うさぎの足跡を見ることが出来る。
暖かい陽気に軟雪となったためスノーシューが重い。運休リフトの山頂駅手前で振り返ると、猫魔ヶ岳の眺めが良い、
北側に張り出した雪庇が意外と発達しているのが見える。雪原、薮の中に自分のつけたトレースがくっきりと続いているのが何よりいい気分です。
この位置から磐梯山の櫛ヶ峰のトンガリが立派に見えるようになった。本峰が雲に隠れたため一段と目立っていた。
 
 
振り返ってみた
猫魔ヶ岳
 
左から桧原湖、小野川湖、秋元湖
山頂駅の広い雪原にシートを敷き、昼食の時間を楽しむ。暖かく穏やかだが霞んだ空に遠くの山並みは見えていません。グランデコスキー場と箕輪スキー場が見えているため 吾妻連峰、安達太良山は近いと分かる。見えない山並みを想像するのもいいものだ。昼寝が出来るほど暖か、その上、リフトの運休でスキー場にいるとは思えない静かなひと時を過ごした。
スキー場で流されている音楽やFMなどもなく、ありがたいことでした。スキー場の端、林の中を下る、急斜面の下りはスノーシューの苦手とするところ何回か足を滑らせながら下りました。
レストハウスに着くと今朝ルートを教えてくれたパトロールの人が出迎えてくれ、下山報告をした。八方台に回るとブナの美林がとてもきれいで次回はそちらに行ってくださいと助言を頂きました。
バスには時間が早いので、その八方台に向かって少し歩いてみた。緩やかな谷筋を少し登るとブナ林が続く、巨木ではないが美林で癒しの空間です。30分ほど進んで引き返しました。
帰りも猪苗代で乗り換えて郡山駅まで送っていただきました、今シーズン、もう一度来てみたい、良かった。
 
スキー場唐本日の歩いた峰を眺める
左のリフト鉄塔の奥が猫魔ヶ岳