尾鈴山  平成25年3月28日 曇り

コースタイム
駐車場6;50〜甘茶谷登山口8;00〜尾鈴山9;20〜長崎尾10;15〜白滝展望所11;40〜白滝12;05〜13;40駐車場=17:00祝子川温泉

 
甘茶谷の林道
渓谷美です
尾鈴山までのアプローチ時間が不明なため4時半には宮崎PAを出発した。東九州自動車道は現在延長工事中で交互通行があったりして走りにくい、 高鍋までだと思っていると都農まで延びていました。都農の手前に大きなSAがありまだ真新しい、知っていたらここで車中泊が快適だったと思う。コンビニで朝食を済ませ、行動食を購入して先へと進んだ。4月29日尾鈴山山開きの横断幕を過ぎると登山者用の駐車場に着いた。誰もいません、もっと先に駐車できるかと進んでみるとキャンプ場への分岐になった。そこは下山予定の場所です。この辺が便利だが駐車敵地がなく駐車場に戻り出発の準備をした。

歩き出し間もなく車に追い越され、キャンプ場分岐の先で止まっていた。路肩が少し広いので1台は止められるところがあったのです。
地元の方で林道で白滝に行くといっていました。こんなところに止められるのはやはり地元の方です。
私はガイドブックどおりに甘茶谷にそう林道を歩いた。次郎四郎滝など名札の付く滝がいくつもあり渓谷美を楽しみながらの林道歩きです。橋の袂には駐車地がありピストンならここまで車で入れる。橋を渡ると崩壊落石の積もるところに甘茶谷登山口がある。
九州自然道でもある。
 
甘茶谷登山口
階段で始まる
 
展望のない広い山頂
 階段の急坂を登る、1合目の案内板がある、広葉樹の林はいかにも南国の山らしい。ヒメシャラの赤茶の木が目立つ。
五合目を過ぎると露岩が現れてくる。立ち枯れが目立つ尾根筋にはアセビの花が満開だった。傾斜が緩やかになると尾鈴神社の鳥居と小さな祠が見えてきた。山頂かと思われたが直ぐ先の広場が山頂でした。

周りは樹木があり、展望は望めませんので写真を撮ったら通過しました。アセビのトンネルを抜けるとやや下るとヒメシャラの群生する明るいくぼ地になった。時々大きな露岩がでてくる。ケルン詰まれた長崎尾は何もない尾根の途中でした。その先に林道経由して駐車場への道が分岐していた。

矢筈山経由白滝の道を行く。ヤブレガサが群生している。開きかかった傘に朝露の雫がきらりと光っていた。
薮が邪魔するようになる。足元に矢筈山の分岐を示す札を見つけたが踏み跡はありません。ピーク向かってみたがが倒木と薮のため諦めて登山道に戻った。
 
登山道の途中に現れる
長崎尾
 
白滝
少し下ると林道に出た。道なりに林道を歩きT字に交差するところで白滝への案内で山道に入った。
九州自然道の案内板に白滝展望所の手書きがあった。覗いてみるが濃霧に白い滝筋が霞んでいた。ここに咲くミツバツツジがひときわ綺麗に咲いていた。 

急坂を下り、橋を渡ると白滝への分岐に着く。登り返して白滝に行く、手すりが作られていて滝壺には行けないが跨いで少し先で滝の写真を撮った。水量は少ないが落差75mの垂直滝は見ごたえがあった。
分岐に戻り、軌道跡の道を駐車場に向かう。

次々と滝が架かる欅谷を眺めながら歩くため林道歩きの退屈さはなく快適です。素掘りのトンネルをくぐると「さぎりの滝」が樹間から眺められた。
キャンプ場への分岐に戻り、周回コースが終了しました。車道で駐車場に戻った。
 
欅谷に沿う下山道
豊富な滝が次々に
 
祝子川温泉「美人の湯」
下山の一人宴会場
尾鈴山瀑布群といわれるくらい滝が多く、渓谷美が楽しめる山でした。夏場でも涼しさを味わえるのではと感じました。
大崩山のために延岡から祝子川をさかのぼり 祝子川温泉「美人の湯」へと向かいました。到着してみると本日定休日でした。
残念でした。やっぱり下調べをしないと、反省です。

温泉を諦めて駐車場の桜の下にシートを広げ恒例の一人宴会をした。僅かに残る花びらがひらりと舞う、
華やかな桜の花も終わりはもの寂しいものです。
熊本ナンバー車が1台、車泊をしました。