三瓶山   平成25年6月16日

コースタイム
三瓶自然館サヒメル駐車場55;00〜6;15男三瓶山6;35〜7;20子三瓶山7;25〜孫三瓶山7;55〜リフト乗り場分岐8;25〜
室の内池8;45〜リフト乗り場分岐9;00〜女三瓶山9;20〜10;15駐車場


 三瓶自然館サヒメル駐車場
(前日撮影)
昨日は一日雨降りで休養の観光日になった。松江、石見銀山と回って三瓶温泉の志学薬師鶴の湯に立ち寄った。共同浴場で300円を入り口の箱に入れて入った。赤茶けた温泉、湯量豊富 、湯治場の雰囲気でノンビリ出来た。道の駅とんばらで車泊した。
三瓶山の登山口は5ヶ所ほどあるようだ、出発を何処にしようか迷う。天気が悪い時は東ノ原から、よさそうなら北ノ原からにと決めた。
天気はよさそう、三瓶自然館に向かった。昨日の雨で草木が濡れているだろうとタイツの上に下だけ雨具を着た。これが意外と快適だった。
姫逃池コースの登山標識のところから歩き出す。男三瓶に一番短時間で登れる直登道を行く。

豊かに繁った自然林は昨日の雨で潤いを帯て体にも活気を与えてくれる。一杯に吸い込むと元気が出た気がする。
中国自然道と交差する。ブナ、ミズナラ、シデなどの大木の床下にコアジサイが咲く、アジサイには雨露に濡れる姿が一番似合う気がする。
白色から紫色と微妙に違いそれぞれが趣を異にするのが面白い。巨木が潅木帯に変わると開けて男三瓶山に着きます。
 男三瓶山
 
男三瓶で
アンテナの林立する女三瓶
広い山頂には山名盤があります。近くは見えますが遠くはすべてガスの中でした。展望デッキで鉄塔の立つ女三瓶山を 見る。
なだらかな平原にギボシが青々と大きな葉を広げその中に丸いマリ状の花がポツポツと見えています。何の花だろう?
分岐に戻り、子三瓶、孫三瓶を正目に見て、扇谷に下りた。コアジサイ、ヤマツツジ、ウツギと花の多い開けた斜面を下る。

谷間から次々とガスが沸き立つのを気にしながら下る。右奥に一瞬、大きな山二峰が雲間ゆり顔を出した二瘤と三瘤の特徴ある山だった。
暗い谷筋に変わると道があれて薮が邪魔するようになった。扇谷で西の原ー室ノ内の登山道と交差する。
子三瓶山の手前でササユリの2輪に出会った。子三瓶山頂は右にちょっとはずれた処だった。
標識のベンチでカツサンドを頬張るがうっとしい虫に落ちつかない。
 
男三瓶で
子三瓶ー孫三瓶
 
大平山
縦走路に戻り、風越に下り登りなおすと孫三瓶の山頂です。振り返ると子三瓶、男三瓶はガスに中でした。
奥の湯峠に向かう道にはササユリが咲いていました。
ガス動きが早い、雑木林が一瞬で霞んだと思うと直ぐに明るくなる。人のぼりで大平山の展望広場に着きました。ベンチもあって天気が良いと絶好の展望台だろう。

少し下ると、右側にはリフト駅の道が合流して、室の内池へ20分と書いてあったので寄り道をする。予想以上に下った感じで室の内池に着きました。小さな池のほとりに咲くノイバラが甘い香りを発していた。
子三瓶ー赤雁山ー男三瓶の陵線を仰ぐと男三瓶はガスの帽子が乗っていた。

室の内池から
子三瓶山を見る
 
 
女三瓶で
東ノ原方向を見下ろす
 縦走路に戻ると、リフト道から賑やかな声がする。せかされるように女三瓶に登る。ヤマツツジのオレンジ色鮮やかだった。最後は階段でパラボラアンテナが林立する山頂に登る。
ここまで2人にあっただけと静かだったがリフトで登ってきた方が続いてやってきて賑やかになった。アンテナの建物の脇をすり抜けて北に下る。

男三瓶への道が分岐するとほとんど平地の遊歩道に変わりそのまま道なりに進むと名号コース登山口に着いた。
車道と並走するハイキング道で駐車場に戻った。まだ時間も早く、これから登る人もいました。
下山後の温泉は名湯で知れた温泉津温泉向かいました。
温泉津温泉の観光案内所で教えてもらった元湯に入ったがこれが熱い温泉でした。
長閑な温泉津港を眺めながら汗に引くのを待った。
大山下山キャンプ場の駐車場で車泊した。