白鳥山  平成25年3月17日

コースタイム
芝川駅9;50〜登山口10;25〜11;25山頂12;35〜塩出13;10〜13;50芝川駅

 
内房橋で白鳥山を眺める
先週の山行で青春18キップを買った 。そこでこの切符を有効に使い行けそうな山を探すと先々週、貫ヶ岳にいったとき白鳥山に登る人とお会いした。駅から歩いてアプローチが出来るので大変便利です。身延線の芝川駅まで往復6520円が2300円で済むのは利用価値が高い。東京、沼津、富士で乗り換えて芝川駅には9:47に到着です。駅前の観光案内版を見ているご夫婦に話しかけると、今日は富士錦酒造の蔵開きが行われるので歩いてゆくとのことでした。
帰りにはこの行事に行ったらしい団体さんに会いました。歩き出すが白鳥山への案内は見当たりません。芝富橋を渡ったところで道を尋ねたがわからないらしい、地元でまあまり知られていないのかな。

川合踏切を横断して、釜口橋をわたる。その先、内房橋という大きな橋から前方に白鳥山の姿を見ることが出来た。渡りきったところで散歩中の方に登山口を聞くと丁寧に教えてくれました。
尾崎信号を右折、直ぐ先の尾崎北信号を渡り、一歩目の道を左折した。緩やかに登る。道路わきにはワサビ、ハナダイコン、ニリンソウの花が咲いていた。立派な民家の角に白鳥山登山口の案内が初めて現れた。
民家の庭先に入るような感じだ。
 
民家で左に入ると登山口です

山頂の恋人の聖地モニュメント
ハートと富士山

 
 竹やぶのところに登山口の標識と何本かの杖が置かれていた。振り向くと富士山の白い山頂がかっこよく見えている。
塩出への分岐を通過すると白鳥山七面宮階段の下に着いた。箒や鎌をもった人たちが下りてきた。
登山道の整備とお宮の掃除をしてきたところだった。階段を登ると広場には鳥居と小さな祠が祀られていた。そこから桜の木の間に富士山が見えていた。もうじき桜の花が咲きすばらしい眺めになるだろう、少し登り開けたところが展望は良い、駿河湾、伊豆半島も見えるらしい、手製の写真が貼られていた。本日は霞んでいました。

スギ、ヒノキの林のなかをジグザグに登ると。簡単に山頂の広場に到着しました。10人ほどのグループが着いたところでした。
ベンチのある西側は開けている。恋人の聖地と書かれたモニュメントがありハート型にくりぬかれた穴から富士山を覗くことが出来るようになっていた。
富士川の緩やかに悠然と蛇行し思親山、篠井山が対峙している。七面山から八紘嶺、大光山、十枚山、青笹山と安部川左岸陵を縦走したことを思い出しながら眺めた。

山頂で
富士川の左に篠井山、右に思親山
篠井山は霞んでいます
 

下山はこの階段を
 
南アルプスも一部見えるらしいが霞んでいた。
広場の日当たりの良いところにシートを広げてのんびりと昼食休憩をする。団体さんが立ち去ると静かな山頂になった。
下山は南の尾根に向かう、学校林と書かれたヒノキ林の階段を下る。林道に接近するがそのまま仕事道を下る。途中、不明瞭なところもあるので注意して下ると電波発信のアンテナ塔に出会う、ケーブルに沿うように下り、塩出の集落に着いた。

交通量の多い県道を歩き、尾崎トンネルを過ぎると朝に歩いた尾崎北の交差点着く、芝川の駅に戻ると電車の時間まで大分待つので町に戻り酒屋さんでビールを買って、釜口橋の下で渓谷がきれいなので行ってみた。無理やり崖を降り、岩場でビールを一人飲む。
なかなか良い眺めでした。
芝川駅に戻ると酒造蔵開きに行った方たちが大勢、ホームにいて皆さんご機嫌でした。
電車の旅を楽し見ながら、ついでに登るにはいいところです。
 

電車待ちは
釜口橋の下で