守門岳 平成25年6月30日
コースタイム
大平橋空き地5;05〜二口登山口5:30〜中間点(オカバミ滝展望地)6:50〜大岳分岐7;40〜青雲岳8:00〜8:15守門岳8:35
〜大岳分岐9:10〜大岳9:50〜保久礼小屋11:05〜12:10大平橋空き地
JAFを呼ぶことになった 道の駅 おくひろせ |
山陰遠征後、天候と仕事の都合で2週間ほどあきました。守門岳は残雪時に行きたいと計画していましたが機会を逸してました。大人の休日倶楽部の割安キップの 使用期間ですが4日間の休みが取れないので車で出かけました。 山陰遠征では忘れ物の回収に夜10時過ぎに山道を歩くというハプニングがありましたが今回もハプニングが起きてしまった。 土曜日の午後から出かけて登山口に近い「道の駅おくひろせ」に着くき、7時半には就寝した。 夜中2時少し過ぎにトイレに起きたところで事故です。トイレから戻るとドアーがあきません。 毎回と同じ操作でトイレに行ったのですがどうした訳かロックアウトされてしまった。 キーはもちろん、携帯電話、眼鏡とすべて車中にあります。 まだ夜が明けるまでは時間があります。駐車場には10台ほどの車が止まっていたなか1台の車が車内の明かりがついていた。 女性2人が寝る準備中のようでした。コンコンとドアーをたたくとすぐに出てきてくれた。 事情を話すと携帯電話でJAFのコールセンターにかけてくれた。何しろ眼鏡がないため番号をプッシュすることも出来ませんのですべてお願いするしか有りません。 JAFは越後湯沢から来てくれることになり一安心です。仮眠の後浅草岳に登るという二人にお礼だけ言って、お別れしたが何のお礼も出来なかったことに悔いが残ります。若い女性が真夜中に知らないおじさんによく対応してくれたと感謝するだけです。 後で思うとHPのアドレスだけでもお伝えしてHP上でお礼をすることが出来たのにと反省いたしてます。 そんなことを思い付かなかったのが残念です。 幸いにとても暖かい夜でトイレの明かりも有って落ち着いて待つことが出来ました。 4時少し前にJAFがやってきてロック解除には5分とあっけなく解決しました。 |
工事中のため林道を歩く |
直ぐに朝食を済ませて二口の登山口に向かいました。 助けていただいた女性の車に立ち寄りましたがお休み中だったのでそっと立ち去りました。 二分という案内で進み、守門岳の案内が出てきたところで農道に入った。すぐ先に工事中につき通行禁止の案内とコーンが置かれていた。少し戻って大平橋の袂の空き地に車を止めて歩き出した。地元の軽トラが2台通り過ぎていった。農作業車両は通行可能なのだ思い車道を歩いた。 二口の駐車場に着くと2台の車が止まっていて、内一台は東京ナンバーだった。猿倉橋の袂の登山口で一休みしていると、東京ナンバーの車がやってきた、通行できるのを知っているのか、強引に突破しているのか通り過ぎていった。 帰りにはもっと沢山の車が止まっていたので休日には工事をしないのかもしれない。案内にその旨を書いてくれたら25分の林道歩きが省けるのに、悔しい思いをするのでした。 |
二口登山口 |
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護人清水 |
植林でもされたかのようにきれいに並ぶ ブナの若木の登山道を登ると樹間に朝日が差し込んできた。 護人清水の水場による、パイプより冷たい水が流れていた。補充するには早すぎるので柄杓で飲むだけにした。 熊除けようの鈴が何箇所かぶら下がっていてたたきながら歩く。 谷内平の窪地にはまだ残雪が見られた。 山陰で良く見たタンナサワフタギの白い花を見つけた。中間点の露岩からオカバミ滝を眺める。 イワカガミ、チゴユリの咲くなかにユキツバキの最後の花が咲き残っていた。 ゴゼンタチバナ、マイズルソウ、ウラジロヨウラクツツジ、カタクリ、シラネアオイと登山道の花も賑やかになってくる。視界、お目当てのサユリちゃんは見当たりません。 大岳からの道が合流する。ここまで来ると山腹には雪渓がこの時期ならではの見せ場を作っている。 コバイケイソウの真っ白な穂と烏帽子山のトンガリが絶好のアングルで並んでいた。木道を踏みしめながら青雲岳に着く。 池塘と雪渓、木道の先にはめざす守門岳が見えている。 |
青雲岳 木道と雪渓と守門岳 |
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守門岳 |
少し下って登り返すと守門岳の山頂に着きました。先客の4名が休憩していました。 山頂にはニッコウキスゲが2輪が咲いていた。 全体に霞んだ展望はやや残念な状態ですが浅草岳は薄っすらと認できます。烏帽子山の陵線は興味をそそるものがあります。 青雲岳の戻ると飯豊山方向がやや見えてきた感じですがはっきりしませんでした。大岳に向かうと10m雪渓を歩くところがあり、ミツバノバイカオウレンが群生していました。小さいが見ごたえのある花でした。 |
守門岳山頂で うっすらと浅草岳が見える |
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青雲岳、大岳 |
コバイケイソウ、ヤグルマソウの花は少ないが大きさでインパクトがあります、注意すると薮のなかにはシラネアオイが沢山咲いていました。 今回のお目当てのヒメサユリが漸く姿を見せてくれるようになりました。 もう遅いと思われたがまだまだ見ごろ、可憐な姿と、微妙に違う色合いが実に奥ゆかしく見えます。 ヒメサユリ、ニッコウキスゲ、アザミ、オオバギボシの咲く花道、今回のハイライトの花園でした。 大岳山頂の手前が守門岳、袴岳、烏帽子山の展望台で花と展望が楽しめました。 |
大岳手前で振り返って 青雲岳、守門岳 |
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大岳山頂 |
大岳山頂は小さな祠が立つ広場ですが展望はありませんでした。 保久礼に向けてひたすら下ります。赤土の粘土質は良く滑ります。15人、10人と団体さんが登ってきました。こちらから登る人が多いようです。 不動平を通過してキビタキ清水で補給をして一休みをする。 キビタキ小屋分岐は直進して広い階段で保久礼の建つ広場に着きました。水場がありました。量は少ないが水が取れます。 小屋前で二分Pへ20分、二口Pへ40分の案内に従い沢沿いの道を下りました。 泥濘と薮の道で舗装道路に出たところが保久礼コース登山口で大きな駐車場とベンチがありましたが車はありませんでした。 車道を歩いて二口登山口に到着しました。ここには6台ほど止まっていました。 工事中通行止めのところに戻り大平橋の袂に戻ると、3台止まっていました。 この人たちも通過できるのを知らなかったのでしょう。 下山後の温泉は青雲館で汗を流した。 |
シラネアオイ |
イワカガミ |
コバケイソウ |
ミツバノバイカオウレン |
ヒメサユリ、ニッコウキスゲ |
ヒメサユリ |