高尾山  平成25年10月27日  

コースタイム
京王高尾山口駅〜(ケーブルカー)=8;40山頂駅9;15〜10;00高尾山10;20〜一丁平〜11;30城山12;00〜13;10富士見茶屋

 
新宿西口交番前
出頭者の面々
同窓会の行事で高尾山に行きました。
前日まで台風の動きに悩まされたが台風一過のお天気に恵まれました。

新宿駅西口交番前に集合です。普段は小田急線か新宿高速バスターミナルを使うことが多く、西口交番前と言われても、、、迷うだろうと思ったが意外にスムースについてしまった。
もうほとんどの方が来てました。幹事のKさん、会長のH氏、ほか9名と総勢11名です。

ここからは幹事さんにお任せでついて行くだけです。通常は単独行ですべて自分でするので、
気分はガイドさん付きの旅行気分です。
電車も全員が腰掛けることが出来た。話に夢中であっという間に高尾山口についてしまった。
日曜日の高尾山は混雑を覚悟だったので人の多さには驚きません。

ケーブルカーを30分以上待つつもりだったのが直ぐに乗れて拍子抜けです。初めて知ったがここは清滝駅で終点が高尾山駅というらしい。片道470円のキップも幹事さんが買ってくれたので乗るだけです。傾斜度31.4度で日本一急?
もっと急なのに乗った記憶もあるが、、、、
高低差270mほどを6分、歩くと1時間弱、なんと楽チンなこと、


山頂駅で天狗焼を買うために休憩をする。展望台から見晴らしが良い、
太平洋に向かって隙間なく市街地が広がる。
そんななか、つい目が入ってしまうのは東京スカイツリーと東京タワーです。
台風一過、良く見えてました。
我が住まいの川口も見えるようだが特定できる建物がなく同定できません。

待つこと35分、予定より早く9時15分に天狗焼屋さんがオープンした。
香ばしいカリッとした皮に珍しい黒豆の餡と美味です。
熱々を齧りながら歩き出します。
出来立ては美味い!!

高尾山にはもう何回も登っている方ばかりで様子は分かっていらっしゃるだろうが5年ほど前、
ミシュランガイド東京に山の三ツ星を付けられてからは一変したようです。
外人用に出たガイド本だが日本人はどうも外国からの評価に弱く、それまで山には興味のなかった人もわんさか登るようになってしまった。
お陰で道やトイレが整備されたのは大変有り難いことですが、、、

 

これからケーブルカーで
楽チン登山です
 
 
高尾山の山頂
富士山がきれい、手前の大室山がデカイ
参道の茶店には団子、コンニャクなど足を止めさせる物がいっぱいです。
杉苗奉納者の芳名板が、板塀のように並んでおります。最後に北島三郎の芳名が、あの方ですか?
薬王院にお参りして 奥の院を過ぎ山頂に向かいます。

すべて舗装道路ストックの必要もないが折角だから幹事さんと一本づつ使うことにした。
山頂の広場で初めて土を踏んだ。富士山もきれいに微笑んでいますが白い帽子がありません。
やっぱり冠雪した姿が見たいですね。
12月にはダイヤモンド富士を拝んでみたいですね。

富士山をバックに集合写真を撮ったが顔が目立ちすぎた。
紅葉台にはお茶屋さんとベンチがあって落ち着いて休憩できるところだった。ナメコ汁が美味しそう!

ここら先は踏み固められた赤土の山道で滑ります。ストックが役に立つようになってきた。
ひと登りで富士見台園地に着き、広いテラスは絶好の展望台となっていました。
人も少なく、休憩するには絶好の場所でしょう。富士山を入れて集合写真を撮り先に進みました。

このあたりになると運動不足が足運びに現れてきたようで隊列は縦長に変化してきました。
先行組が一丁平の木陰のテーブルで待っていてくれた。

富士見台園地
全員集合!!
富士山も見えてます
 
 
ここからは神奈川県です
最後の登りで城山に着きました。色つき始めた木が優しく迎えてくれました。
お茶屋さんの周りは広く、沢山のベンチがありますが満席御礼です。

ここは本日の最高点(670m)で、先が見えてきたので各自適当につまみ食いをして下りに備えます。
爽やかな空の下、居眠りをしたくなるような気持ちの良いひと時です。
これが小春日和と言うのでしょうか?
おでんにビールをおいしそうに飲んでいる人を見ると、うらやましいがもう少し我慢しよう。

城山で東京都から神奈川県に越境します。
下山になると人は減ってとても静かになりました。山は下りが一番危ないので慎重に歩きます。
木漏れ日を踏みながら歩くと、鳥のなき声のような音がする。
子供たちがハロウィンのイベントで作ったという中空の木に弁をつけた小さな笛だった。
森に溶け込む優しい音でした。

竹林と民家が見えてくると山道も終わり、
富士見茶屋の前に下り立ちました。かき氷が美味しそうに食べる女性がいた。ここも我慢です。

 
 
山道も終わりです
 
天下茶屋
お疲れ様、お風呂とビールが待ってます
国道20号に出ると千木良バス停です。右折して500mほどは交通量の多い道を歩くと天下茶屋の大きな看板が見えました。
美女谷川の谷間に下ると、宿の玄関にたどり着きました。歩きの終了です。
渓谷は紅葉にはちょっと早すぎるが、静寂がたまらない。

良い天気に恵まれ、汗びっしょりです。
気持ちよい汗をかき、その後のお風呂とビールが山歩きの最大の楽しみです。
ビールのうまさが倍に感じる瞬間です。

宿の車で相模湖駅に送っていただき、中央線、武蔵野線で帰宅する。
高尾山、いい山でした。天気が良いと何処の山も最高のおもてなしをしてくれます。

久しぶりに歩いた方も満足されたようで「近いうちにまた」の声も聞かれました。
幹事さんご苦労様でした。