雲仙岳  平成25年5月2日 

コースタイム
池の原園地5;50〜仁田峠峠6;20〜国見岳7;30〜風穴8;10〜8;55普賢岳9;10〜仁田峠10;00〜10;25池の原園地

 
ひっそりとした仁田峠
 前日に飛行機で福岡に着き、レンタカーを借りて島原に移動する。道の駅「みずなし本陣ふかえ」に停まる予定だったが時間が早いので池の原園地に停まった。朝は寒かった。道の駅が良かったかもしれないと反省です。

霧島ツツジの見所である園地ですがまだつぼみも固かった。ミツバツツジののこりがまだ咲いている。
仁田峠までは車道とハイキング道でとても歩きやすい。峠の広い駐車場には業務用の車両が1台停まっているだけで寒々しい風景だった。
 
ミツバツツジ
 
左が国見岳、右が普賢岳
ロープウエーの終点、妙見だけ展望台で天草諸島を一望する。妙見神社を経て国見岳に向かうと、普賢岳と平成新山が逆光の中に見えてくる。左には国見だけの丸い山頂が迫る。縦走路から外れて、直登の急斜面を登ると国見岳に着く。小さな岩場のピークは展望がすこぶる良い。

平成新山の荒々しい姿が近くになった。煙は少しだけ見えるような見えないような感じです。
どちらを向いても海、入り組んだ湾、市街地には白い雲がふんわりと気持ちよさそうに浮かぶ、朝の空気をいっぱい吸い込む、たまらない瞬間です。



国見岳山頂で見る普賢岳
 
風穴から諫早湾干拓の堤防
ハルトラノオの花が多いなと思いながら歩くと風穴に着いた。ここのベンチからは諫早湾尾干拓の堤防が良く見える、その先には格好の良い山も見えていた。
案内図からすると多良岳のようです。ネコノメソウの群生地を通過するとまだ溶岩のむき出したままの平成新山に目を奪われる。

平成新山
溶岩が生々しい、ピラミッドははっきりしない
 
 
この岩にはヒカゲつつじヶ密生しています
展望台に登ると溶岩と潅木が織り成す箱庭のようです。岩肌にはヒカゲツツジの黄色い花がはっきりと、びっしりと張り付いて咲くのが見えています。

霧氷沢を見送って普賢神社に着く、神社の上が、普賢岳の山頂です。ピラミッド型の溶岩ドームが煙の中に突き出している平成新山の異様な姿に自然の脅威を覚えます。反面、回復力にも驚かされてしまう。
神社のところから紅葉茶屋に下る。 薊谷を下って似た峠に戻ると朝の風景とは一変して観光客と登山者でいっぱいです。
長居は無用と池の園地まで一気に下ってしまった。


園地の駐車場はとても静かで地元のご夫婦が犬を散歩させながらワラビ取りをしていました。
長崎自動車道ー大分自動車道と浸かって杷木ICから英彦山別所駐車場に移動した。
 
 
雲仙岳山頂で
新山のドームがはっきりと見えています