焼岳 平成25年10月6−7日
コースタイム
10月6日 ロープウエー13;30=13;55西穂高口駅14;10〜15;10西穂山荘(泊)
10月7日 西穂山荘5;30〜焼岳小屋7;50〜9;15焼岳9;45〜13;25星の鐘前バス停14;00=平湯温泉=松本
平湯温泉の露天風呂で バスの疲れを癒す |
10月6日 三回、連続で飛騨高山行きのバスに乗る。新宿高速バスセンターを7;00発、日曜日だったのでほぼ満員で出発した。お隣は秋田からやってきた高山祭りに行く人だった。話し相手がいたので退屈することなく平湯温泉に着きました。 中尾温泉口から焼岳小屋に登るつもりでしたが、ロープウエーで西穂山荘へと、平湯温泉で急に気が変わりました。 それなら時間もたっぷりあるので平湯温泉の 平湯民俗館にある露天風呂に入った。 12;40のバスで新穂高ロープウエーに行きました。片道1500円と荷物代300円(8kg超える登有料、12kgだった)を支払う。 鍋平高原駅で第2ロープエーに乗り継ぐ、鍋平高原には足湯もあった。 目的の焼岳を見ながら高度を上げると山腹は大分に色づき、良い眺めです。西穂高口駅(2156m)まで持ち上げてもらう。 寒暖計は15度を指し、気持ちが良い。観光客でにぎわう展望台に上がると、残念ながら陵線は望めなかった。 |
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ロープウエーに乗る 紅葉が楽しめる |
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登山道で 西穂高岳の3段階の紅葉 |
登山道に入るとすぐに播隆上人の像があり一礼して歩き出す。登山届出所の小屋に8月26日からロープウエーの運行時間が4時45分になったと張り紙されていて日が短くなったのを感じさせる。 赤、黄色の楓が目立つようになる、樹林の隙間より西穂高岳の陵線付近は荒々しい露岩だが 中腹は黄色く紅葉して、さらに下はまだ緑が濃くその折り合いが目に優しい。 ゆっくり歩いて1時間で小屋に着きました。小屋前でノンビリ休憩する人、テントが5張りと静かでした。 素泊まりを申し込む、日曜日の泊まりは通常少ないが紅葉の季節のためほぼ満員だった。 ここは休憩室でコンロが使用でき水も蛇口で汲めるので気持ちよく宿泊できました。 |
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今晩の宿、西穂山荘 |
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ダケカンバの紅葉 写真は光量不足、 |
10月7日 5時25分、東の空がオレンジになるのを待って小屋を出た。小屋前で直ぐに樹林に突入するとやや薄暗い。小さな池の周りは紅葉が進み見ごろだった。ダケカンバの黄色が傘のように広がり林立する。白い幹が朝日に光っていた。 開けたところで槍の穂先が顔を出すところもある。笠ヶ岳ー抜戸岳の陵線茂すばらしい。笠ヶ岳の麓に集落が見えている下山する中尾温泉だろうか。ひっそりと焼岳小屋が建つ、人影もなく静まり返っている。 予定通りここに泊まったら山小屋らしい雰囲気に浸れただろう。 小屋裏の紅葉は今が盛りです。低潅木が過ぎると開けて展望台になる。眼前に焼岳の溶岩を眺めながら岩陰で休憩をした。吹き抜ける風が冷たい。 中尾温泉への道を過ぎる。笹薮にシラタマノキの実が沢山あった。名前の通り白く大豆大です。食べると甘味があって美味しいので、帰りに収穫してタッパーに入れて持ち帰った。
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山小屋の雰囲気が漂う、焼岳小屋 泊まりたい |
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ブッシュが切れると 焼岳が |
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山頂直下の岩場 これを登ると山頂です |
笹が切れる溶岩礫のガレ場の急登です。立ち止まる度に西穂ー奥穂ー前穂ー明神を振り返る。梓川の流れが白く諾するのがはっきりとして来ると元気がもらえる。硫黄の臭いが鼻をつく、すぐそばに煙がたち昇るようになる。 中ノ湯からの道が会うと急に賑やかになった。ここまで下山してきた人2人にあっただけでとても静かだったのが嘘のように思える。 次々に登って来るのが見える。 岩場を一登りで山頂に着きました。 焼岳北峰頂上の標識が立つ広場は沢山の穂とが休んでいました。順番待ちで山頂写真をとって。360度の展望を楽しみました。 さすがに活火山です。足元から煙が上がってきます。山頂まで来ると槍ヶ岳も見えるようになります。 河童橋で眺めるのはほんの一部だというのが良く分かります。
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笠ヶ岳ー槍ヶ岳ー奥穂高岳を バックに |
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火山瓦礫の裾には なかなかの紅葉 |
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硫黄と暑さが好き? 一面にフカフカの苔が |
バス時間もあるので30分で切り上げて下山をした。中尾温泉分岐まで2人だけ会う、上高地から登る人は少ない。 中尾へは一人旅です。硫黄の煙が出るガレ場にきれいな苔がびっしりと生息していた。緑の鮮やかなフカフカな苔は温泉好きのようです。 やけだけを見納めて樹林に入る。焼岳小屋からの道が合流する。 秀綱神社に家族連れが休憩していた。男の子3人、元気な家族でした。 ヒカリゴケの案内が2箇所あったがその苔を見つけられなかった。 白水の滝、45mの展望をする、見ごたえのある滝です。ナラタケを収穫して小橋を渡ると林道に出ました。 コンクリートの温泉貯め施設から湯気が立ち上る。新しく掘削中のところもありました。登山者用の駐車場には3台止まっていました。 キャンプ場合掌ノ森には露天風呂(500円)の案内があり惹かれますがバス時間と都合で素通りした。 中尾高原(足湯前)のバス停に着く。バスはここでUターンする。時間までぶらぶらと下る。星の鐘前バス停でバスに乗って平湯温泉へ、乗り換えて松本へでて電車で帰郷した。
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白水の滝 アップで |