北陸 毛勝岳  平成26年7月21日


 コースタイム
片貝林道ゲート5;15〜測量杭7;30〜山頂12;00〜測量杭15;30〜17;30車


前夜の宿泊地「海の駅蜃気楼」をでて昨日の道をたどる、片貝山荘は発電所の宿舎らしいが荒れた感じがする。
片貝川に沿う林道にゲートがあり、広場に駐車をした。
準備していると1台やってきました。2人が準備を始めたが話が嫌いらしく会話がなかった。

多分、追い越されるものと思い、先に歩き出しました。その後、追い越されもせず、下山でもあいませんでしたので毛勝谷ルートを取ったものと思われます。
片貝川を橋で渡るのが歩き出しで巣。林道を少し行くと大きなカーブに手書きの登山標識があるが、消えかけていて判読困難だった。

毛勝谷ルートが通常だがもう残雪もないだろうと、ここから北西尾根で登った。登山道に多種多様に姿を変えた立山杉が目立つ。
対岸に昨日の僧ヶ岳への尾根を眺めることが出来る。道中に一切標識はありませんがテープは程よくあります。
最初の目印は1470m付近の測量杭、次が1520m付近テント一張分の平地でした。

僧ヶ岳の展望が良い所を通過する。1850m付近から雪渓が現れた。1970m大きな雪渓が窪地にある、モモアセ池といわれるところか?
小休憩をするが冷気が肌寒いところだった。この先は大小の雪渓が登山道をふさいでいた。

前方のテープや踏み跡を見つけながら雪渓をトラバースする。ガスが立ち込めてきて視界を妨げると方向を見極めるのに困難となった。
ガスの切れ間に見定めて進んだが2回ほどロストした。入山者がすくないので踏み跡か、水の流れた跡かが紛らわしい。

ガスの中を歩きやすそうなところを選び登ったが不安な気持ちで嫌なものです。最後はザレの急坂を両手を使い登りきった。
山頂の横には大きな雪田が広がり、チングルマとハクサンコザクラが咲き乱れていた。楽しむ余裕もなく
山頂で万歳の写真だけ撮り、視界も悪くなってきたので急いで下山しました。

雪渓を下り過ぎ上り返したり、迷うところがあって思いのほか時間を食ってしまった。
1470mの測量杭まで来てやっと先のめどが付き、ほっとしました。
12時間超の道のり、時間以上にに疲れた。朝の2人の車がまだあった。毛勝谷を登ったのだろうか?
予想以上にの残雪で悪戦を強いられた。この山は6月ころに谷筋を攻めるのが一番いいのかな?
 
駐車地の
片貝川を渡り林道を
 
北西尾根登山口
標識は判読不能
 
立山杉の老木
の原生林
 
測量杭
コース唯一の
人工物の目印
 
昨日の僧ヶ岳が見えた
 
雪渓が行く手を阻む
ルート不明瞭

ピークらしき頂がガスの中に
 

山頂です
 
 
南峰が一瞬見えた
 
山頂の花畑
チングルマ
 
山頂お花畑
ハクサンコザクラ
 
無事に車に