両神山  平成26年11月16日


11月16日
コースタイム
日向大谷、無料駐車場7;00 〜7;45会所8;00〜清滝小屋9;20〜神社10;30〜11;10山頂12;15〜清滝小屋13;25〜15;30駐車場


地元埼玉にある日本100名山両神山に行きました。4時半にテニス仲間の小笠原氏と車で出かける。
埼玉県の東端川口から西端の秩父は意外と遠いので奥多摩、丹沢に行くより大変です。日向大谷の登山口へと向かう。
目標の両神山荘につくと駐車場は満車でした。少し戻って下の駐車場に止めた。
後で知ったが上のほうは500円の駐車料金が必要だったので結果良だった。

山荘の駐車場を見下ろしながら歩き出す

 
 
登山口付近、紅葉はいい感じ


次々と車がやってきます、お隣は岩手からやってきた方でした。やっぱり100名山は人気があります。
山荘の野菜畑を通過して山道になる。
朝日に光る赤いモミジが迎えてくれたのは最初だけでした。七滝沢と薄川の落合の会所まで緩やかに下る。
薄川を渡り、水は少ないゴーロの谷筋を歩き、やがて谷を離れて斜面を登る。ほとんど落葉した樹林は明るい、足元の落ち葉の感触がいい。

大きく蛇行しながら八海山、白藤の滝分岐を過ぎて弘法の井戸につきました。お大師様の像の下のエンビ管から水が出ています。
エンビ管は風情がありませんね。間もなく、立派な丸太小屋が見えてきます。清滝小屋です。
広くきれいな小屋です。昨夜はここに何人か泊まったようです。管理人さんはいませんでした。一休みに最適なところで沢山の人が休憩してます。
小屋裏は下草のない開けた樹林で落ち葉の上にテントが一張り、泊まりたくなるところです。
  
清滝小屋、立派な丸太小屋です

この先は急な斜面、先行者を見るとその角度が分かるが大きく蛇行しながらのため思いのほか楽です。
七滝沢ルートの分岐に着く、2年前にあった、通行止めの札はなかった。整備されたようです。このルートを使うと周回になってより楽しいだろう。
小尾根に乗り一息入れる。家族連れも休憩していた。
この後はクサリ場、アルミ梯子と続く、家族連れの後に従うと子供たちの軽い足取りに離されてゆく。
小さな祠が祀られた横岩を過ぎると鳥居が見えてきて両神神社に到着です。テーブルもあって、良い休憩地です。

クサリ場、家族連れの後を行くが
 
両神神社、ここまで来るとあと少しです

神社裏は緩やかな道、薮越しに山頂が見えてきた。岩場仁は何人もの人がいるのが見える。
山頂直下でクサリ場2箇所を通過すると両神山です。
山頂は大混雑、一段下のテラスにザックを置いて山頂に立った。
 
順番待ちで山頂記念を

360度の展望、
西岳ー赤岩岳の荒々しい赤岩尾根と佐久の重鎮、御座山を露払いに後に居並ぶ
白馬岳、鹿島槍、槍ヶ岳、大キレット、奥穂高とその峰々は真っ白に化粧している。
ただ、槍ヶ岳はガスに霞んでいたが名峰が居並ぶ中でも存在が大きい。八ヶ岳も見ごたえがあります。
目を南に向けると三宝山、甲武信岳、木賊山が一塊に
が近いが判別が難しい。

富士山の三角錐がはっきりと見える。やっぱり富士山が見えるとうれしいです。
  
両神らしい赤岩尾根、八丁峠ー西岳

雲取山、白岩山へと連なる奥秩父連山が目に付くが、不遇の名山の名を持つ和名倉山がその手前で大きさを示している。
大持山、武甲山で秩父市外へと低く伸びてゆく。
北側は浅間山、榛名山はしっかりと見えるがその後は雲に隠れていた。

山頂の岩陰で食事をした。次々とやってくる登山者に席を譲って下山しました。
陽だまり落ち葉道を快適に下る。


下りは快適です
 
 
日向大谷バス停、三峰口と薬師の湯へ
7便あります、公共機関でもOKです

登山口付近御紅葉は朝より明るい日差しに鮮やかになった気がする。
ヘル、ファーネス、シュリンゲの装備のグループがあったり、沢からやバリエーションルートの人にも会いました。
楽しみ方も様々、改めてよい山だと感じました。


 
奥穂ー北穂ー大キレットー槍
 
爺ー鹿島槍ー五竜ー白馬
 
浅間山

権現岳ー赤岳ー硫黄岳をアップで
 
 
富士山をズーム

雁坂嶺ー破不ー木賊ー甲武信ー三宝