鹿俣山  平成26年2月24日

コースタイム
駐車場8;25〜登山口8;35〜10;50山頂11;50〜13;20駐車場


第2駐車場のトイレ横
ここから歩き始めた
 
前日は足尾山塊の根本山を敗退する。物足りない気分だた。高速道路に入る前に天気予報を調べると沼田付近は良好だった。帰宅を1日延ばして
鹿俣山への転戦を決めた。伊勢崎ICで北関東道にのった。関越高速道路の上りは
滞気味ですが下りはスイスイと進み、赤城高原SAで車泊をした。

翌朝、沼田ICで降り、コンビニで朝食を済ませてたんばらスキー場へ向かった。市街地は雪の壁が出来ているが凸凹のなれない除雪の感じがする。スキー場に近づくときれいな壁に変わる。
手馴れた作業は見た目にもはっきりとしていた。
駐車場は平日もあって車は少ない。

スキー客はリフトの運行開始を待ている。登山靴に履き替えて、スノーシューを背負って駐車場をでたところで車から声をかけられた。鹿俣山に登る方でした。第2駐車場からトレースがしっかりと付けられ歩きやすい。
朝日で雪原にブナ林の影が伸び、好天の兆しにテンションが上がる。

なだらかな雪原にトレースが気持ちよく伸びる、時々、この道を外し新しい足跡も見られる。
新しい自分だけの道を付けたい気持ちが良く分かる。

斜面が急になった、その先で左側にスキーコースとリフト駅に近づくと谷川岳が見えた。スノーシュウーを履いていたら先ほど挨拶した方が追いついてきました。
地元、伊勢崎の方で、頼もしいガイドさんが出来ました。


快適なブナ林
トレースもしっかりとあります
 
 
雪庇を乗り越えるためトラバース
緊張するところでした
 リフトの終点を過ぎるとトレースが少し薄れてきた。スノーシューのお陰で沈むこともない。ヒールアップが出来るため直登はさらに威力を増します。
しゃくなげ群生地の手前で獅子ヶ鼻山ー剣ヶ峰の陵線が姿を見せて、一気にテンションが上がる。
ブナの巨木越しに覗く剣ヶ峰は一幅の絵です。

穏やかな斜面になるとブナに付く雪の様子が変わりました。高い枝まで雪が付着しています。
見上げると雪が空間に浮いているようです。

前方に陵線が見えてきた。雪庇が張り出し威圧をされる。
この雪庇の下を通過するのが本日、一番緊張しました。ここを乗り越えると、視界も広がり谷川の国境陵線に目を奪われます。
昨年の秋、歩いた谷川岳ー万太郎山は白く神々しい姿です。

 雪庇を乗り越えると
山頂は近い

山頂で
谷川連峰が白く光っています
 
 雪庇を避けるようにやや左に寄りながら上ると間もなく山頂に着きました。
谷川連峰、浅間山、榛名山、小野子山、子持山、剣ヶ峰山と展望良好です。
獅子ヶ峰と剣ヶ峰がとても近く見えます。風もなく穏やかな山頂で軽食とコーヒーで展望を楽しみました。

伊勢崎の方とブログのアドレスを交換などをしていると、7-8名のグループの方がやってきました。
伊勢崎の方は獅子ヶ峰に向かいました。私も惹かれますが次回の楽しみのしてここでお別れしました。
 
山頂で
上州武尊岳、剣ヶ峰山は荒々しい
 
スキー場とたんばら湖、尼ノ禿山を
眺めながら下山する
 下りには不向きなスノーシューを外して急斜面を下りたところで再度、付けました。
玉原湖を囲む尼ヶ禿山、迦葉山も魅力があると眺めながらスキー場の上部を歩きます。トレースも消えていて新しい足跡をつけるのがうれしい。

スキー場の外周を廻って駐車場に戻りました。緩い起伏はスノーシューには最適なグランドです。スキー場から眺めた鹿俣山はピークすらはっきりしない山です。
登ってみて展望のよさに驚かされました。