釈迦ヶ岳(鈴鹿) 平成26年11月24日
コースタイム
朝明駐車場7;00〜7;45庵座の滝〜9;00釈迦ヶ岳最高点〜9;15釈迦ヶ岳9;45〜10;05猫岳〜10;50羽鳥峰〜12;00中峠〜12;45根ノ平峠〜13;45駐車場
11月24日 前日の御池岳を下山して道の駅菰野へ移動して車泊をした。疎らだった駐車場が朝には満車になっていた。 この道の駅は町中にあって車泊には気を使う場所です。 朝明渓谷の登山口の駐車場に着くと7時前だが管理人さんがいて駐車料の徴収に来た。500円を支払う。
バス停の脇より林道を行くとまだ紅葉ののこる山腹が朝日で光りだす。 キャンプ場で中尾根への道を右に見送り、庵座谷登山道を行く。昨日御池岳で会った方が谷道を勧めてくれたので躊躇なく進んだ。川幅は広いが水量の少ない谷を渡渉する。 庵座の滝は垂直の40m滝、水量は少ないが岩肌が白く美滝だ。
白い石ゴーロの谷筋を行く2段滝を左から巻く、虎ロープがある。中尾根へ5分の分岐標識で水は消える。 尾根には向かいません。間もなく谷を離れて岩と草つきの急斜面に取り付くと樹林はなくなり御在所山がよく見える。 行く手には松尾尾根の陵線が荒々しく立ち上がっている。
松尾尾根に合流すると小広場の釈迦ヶ岳最高点につく。展望がいいらしいが、生憎の曇りで伊勢湾への平野が霞んで見えただけだった。三角点のある釈迦ヶ岳山頂は北に10分ほどだった。東側は開けているが本日は残念。 北に縦走路を行き、三池岳ー石榑峠で前回のルートに繋げたい思いを残して、引き返す。
快適な陵線散歩です。笹原 とヤシオツツジの潅木が目立つ、花の時期を想像しながら猫岳を通過し白滝谷分岐に下った。
滋賀県側からのルートがこの先に3本ある。いずれも谷道で魅力を感じる。 羽鳥峰は白い巨岩の積み重なる奇妙なる所でした。ザレた斜面を下って羽鳥峰峠へ、ケルンと道標ある。砂の広場はテン場にはよさそうです。 中峠へ向かいザレ道を上り、振り返ると羽鳥峰が置き忘れた白い傘のようだ。その奥に釈迦ヶ岳を眺めることが出来る。
金山に立ち寄ると釈迦ヶ岳の全貌が見えた。松尾尾根の切れ込みと切れ落ちた岸壁が印象的です。 竜ヶ岳、藤原岳への陵線も美しい、台形の山は昨日登った御池岳か?
中峠付近もテン場適地です。水はありません。雨量測定アンテナの立つ水晶岳、釈迦ヶ岳が大分小さくなった。 抉れた白砂道に足を滑らせながら木の根平に降り立つ。御在所岳まで時間的には行けるが車回収が困難です。 ここで下山しました。大きな堰堤の上で河原を渡り、赤や黄色のモミジを愛でながら車道を駐車場に戻りました。 朝明ヒュッテの直ぐ下にある三休の湯に立ち寄った。(ラドン温泉、600円)
こんなご接待を受けると直ぐにでも戻って来たい!! |