佐渡 金北山  平成27年5月24日

 5月24日
両津港8;50=ドンデン山荘9;40〜マトネ10;45〜真砂の峰〜11;55天狗ノ休み場12;10〜14;10金北山15;00
〜16;10白雲台16;40=17;20両津港


佐渡の山はなじみが薄く、観光と食事のイメージだったが3名山を登り始めたところ、金北山が300名山だと知りました。
ネットでで調べてみたら、縦走すると下山後のバス(金北山ライナー)が平日の運行は5月末までだった。
日曜日〜月曜日で歩くにはこの週末を逃すと難しいことを知った。
急いでドンデンラナーのバスを予約した。

前夜、車で出かけて黒埼PAで仮眠をした。翌朝、30分ほど走って新潟港のフェリー乗り場行った。
駐車場に車を預ける(割引で1日800円)

6時の最初のフェリーに乗る、船に弱いので毛布を借り(毛布代100円?)寝た。
揺れることもなく8時30分に両津港に着きました。予約したドンデンライナーは港に待っていて直ぐに乗り込みました。
 
両津港
 
ドンデンライナーに乗る

8時50分のバス20名ほどの乗客で、アオネバ登山口で2名が下車しました。
ここからぐんぐんと高度を上げて行きますが対向車との交換が難しい細い道です。金北山の陵線が見えてくるとドンデン山荘の屋根が見えてきます。9時35分、ドンデン山荘の下に着きました。バス停の脇には残雪がありました。山荘には立ち寄らないで車道を歩く。
左側に緩やかな陵線が伸びその先の金北山にはまだ雪渓が見られます。
バスで知り合った新潟の2人組みと同行し、この先前後しながら歩きました。
 
ドンデン山荘下で歩く陵線を全貌する
 

佐渡は花の島で有名、タニウツギ、ナナカマドの花が最初の出迎えでした。
斜度を分かれて金北山中走路の標識で登山道に入りました。ニリンソウが足元でひっそりと咲いてます。
アオネバからの道が豪雨流するところでシラネアオイに会いました。この先、沢山出てきましたが最初の出会いが一番感激しました。
イワカガミ、ミヤマカタバミ、クロバナエンレイソウ、ヒトリシズカと次々と現れます。

シラネアオイ
  

マトネに着くと展望が開け、開放的な気分になります。金北山を正面に眺めます。レンゲツツジの咲く広場で一休みをします。
左側にはいつも両津港が見下ろす陵線漫です。レンゲツツジの薮が多いところを通過する。石花越に下る。
この先は砂地の道が多くなる。エチゴキジムシロも黄色い小さい花を咲かせていた。

白砂の陵線と金北山
 

いつも両津港を眺めて歩く
 

佐渡杉が奇妙な曲線で目を楽しませてくれる。シラネアオイが多く見られるようになった。ほとんど咲き終わったカタクリの花が一箇所だけ群生しているのを見た。

白砂の道でブイガ沢ノコルで少し下って登り返すと真砂の峰に来ます。
小高い丘は見晴らしも良く開放感のするところで休憩に丁度よい。
食事休憩をする。同行した新潟の方に頂いたキュウリと味噌がサッパリと美味しかった。
 
真砂の峰、休憩によいところ

天狗の休み場を通過する。
役の行者付近はまだ雪渓が残る、タムシバ、ヤマザクラの花が頭の上に見えている。
雪渓が消えたところは池が出来、カエルの卵が浮いていた。ふわふわと白い丸い塊だった。モリアオカエルだろうか?
登りにかかるとシラネアオイの群生が出てくる。今回のコースで一番の花見どころでした。
山頂直下は雪渓が残っていた。直登にはステップがありました。
 
残雪のきれいな金北山
 
山頂直下の雪渓

神社がありそこが山頂でした。周りのピークには防衛庁の施設が立っている。
無粋だが国防には大事なところ、しっかりと機能して欲しい。
自衛隊の広い車道を歩いて白雲台に下る。ソフトクリームを食べ、金北ライナーバスに乗る。
 
山頂の神社で
 
防衛庁の通信施設が目立つ

下山後の温泉を健闘するがライナーバスの終点の椎崎温泉では港に戻るのがタクシーか徒歩になってしまう。
山頂で佐渡の山ガイドさんに聞くとホテル東宝を教えてくれた。
バスのガイドさんに相談すると直ぐに連絡を取ってくれた。入浴可能だと分かりました。
親切なガイドさんに感謝です。
ホテル東宝は両津港のバス停から5分も歩くとありマシタ。沸かし湯だが8階の展望風呂は汗を流すには充分です。

白雲台
 
 
両津港に戻りました
おけさ踊りのマネキン

最終のフェリーで新潟港に戻ったのは夜の10時でした。
ここから日帰りで佐渡の山に行かれるとは信じがたいが季節ハイキングバスのお陰です。
最後までご一緒だった新潟の方のお勧めで道の駅新潟ふるさと村で車泊した。