黒法師岳  平成27年12月1日

 12月1日
戸中川ゲート6;25〜8;10黒法師登山口8;20〜9;35ヤレヤレ平9;45〜11;15等高尾根分岐11;25〜12;10黒法師岳12;40〜13;15等高尾根分岐13;20〜ヤレヤレ平14;20〜登山口15;10〜15;45ゲート


師走というのに昨日に引き続き暖かい朝です。今日は長丁場なので早めに登山口につきたいと思い4時半には道の駅を出た。
まだ星が綺麗に見えていた。先週、下見したので迷うことなく水窪ダムにやってきた。この先はダート道だがフラットで広いため走りやすい。ゲートに着いたのは6時少し過ぎでまだ真っ暗だった。
朝食を食べ明るくなるのを待つ。今日は林道が6kmあるので自転車を使うことにした。
ゲートの登山届けに記入して歩き出したのが6時半だった。夜明けが遅い時期のロングコースは焦ります。
 
薄暗いゲート

林道は思いのほか良い道だが乗るにはきついのでほとんど押して歩いた。
戸中川に沿う林道、谷は深い、そのため林道脇の支流から流れ落ちる水はどれも滝を作りそれなりの高さと水量がある。

滝1 
 
滝2
 
滝3


滝の鑑賞をしながら歩くと、4kmで作業小屋があった。さらに2km進むと登山口に着いた。
自転車を押しながらと慣れない歩きですっかり意気が上がってしまった。
自転車をデポして登山道に入った。
 
黒法師岳登山口、自転車をデポ

最初はやや緩やかな道も急登にj変わる。林道歩きでばてた足はなかなか進まない。漸く緩やかになると底はヤレヤレ平だった。名前の通りヤレヤレで一服します。
 
ヤレヤレ平

市川戻りまでは緩やかな道で、その先ほどより急な上りになりました。
樹林で展望もない最悪の尾根です。
等高尾根といわれてるがどういう意味なのか?ひたすら急登を行く。
弁当転がしをクリヤーして、笹の道になると間もなく等高尾根分岐で笹原の鞍部になりました。休憩をした。
 
等高尾根分岐

黒法師に向かう道は一面笹薮、足元が見えないところもあります。小さなアップダウンする。
日影の笹は綿毛のよう霜で真っ白です。結晶がとても美しい、歩くとぱらぱらと落ちる。

笹原と黒法師岳
 
 
霜の花が咲く笹薮

崩壊地に出ると吹き抜ける風が冷たい、バラの谷の頭への分岐は見晴らしが良い。
丸盆山の後ろに聖岳と上河内岳が真っ白な頭を出す。
中央アルプスの南部、南駒ケ岳、越百山、恵那山と雄大に伸びている。
バラの谷への陵線も気持ちよさそうな尾根です。
 
聖岳、上河内岳
 
大無間山

黒法師岳の山頂は笹と樹林で展望はありません。三角点が変わっているのを帰ってから知りました。
崩壊地の下山は気を使います。見晴らしが良いのでつい足元が不注意になります。
 
樹林が囲む黒法師岳

等高尾根分岐の戻ると御岳山が見えるようになりました・。丸盆山に行きたいが元気がありません。下山します。
急な坂道だが難所はなくどんどんと下りヤレヤレ平で一休み、あとは一気に登山口の林道まで下りてしまった
自転車で楽チン、快適にたった35分でゲートに戻った。苦労して押し上げた価値はありました。

小春日和の天候に恵まれたが予想以上にハードだった。丸盆山を諦めたのは悔いが残るところです。