櫛形山  平成27年11月9日

 11月9日
日本200名山も終盤にたどり着き、記録を整理すると櫛形山の写真はあるが記録がありません。
雨の予報だが現地で判断しようと出かけました。甲州街道の高井戸付近の街路樹が色づき始めている。
櫛形山は15年ほど前、山登りを始めたころ登った。その時は中尾根を登り、山頂につくと小さな子連れがいた。池ノ茶屋林道を利用すると1時間ほどで登れるを知りました。
今回はその林道を使った。途中が工事中で10分ほど待つところもあったがすべて舗装道路で登山口の広場に着いた。
 
小屋の裏が登山口

心配した雨も止んで明るくなってきたので登ることにした。鹿除け網をくぐって唐松林の道を緩やかに登る。
2つ目の柵をくぐり陵線出ると防火帯のように広く開けた登山道ななりました。
真新しい休憩椅子があったりして気持ちが良い。開けたところで山並みは厚い雲だが唐松の茶色の林が眺められた。
 
気持ちよい尾根

ツガの原生林に変わると間もなく山頂でした。
樹林に囲まれた山頂だが大きな笠雲を被った富士山が眺められた。
 
山頂
 
笠雲の富士山

裸山に向かうと窪地ではサルオガセが沢山ぶら下がる木々に出会う。この山でだしからこのサルオガセが気になっていたがその中でもこの付近はすごい量です。
綺麗というよりは不気味に見えるほどです。
 
サルオガセ
 
フカフカの苔

ツガ、ダケカンバの原生林の林床は苔が目立ちます。踏むとフカフカと沈む、倒木も緑に化粧をしている。
雨の直後で緑濃く見えた。
裸山は新しい防獣策が取り巻いていた。南アルプスが見られるようだが本日は残念でした。ここからアヤメ平をパスしてショウとカットするためロープを跨ぎ広い尾根を北に下りた。

道はないが所々にテープがあった。
10分も下ると裸山のコルの標識に出会った。
落ち葉の水平道でモミジ沢の休憩地に着く。ベンチが並ぶ広場は落葉の終わった木々に囲まれていた。
ここから一登りして休憩地という高見に着いた。中高年グループが休憩していた。ベンチで一休みする。

緩やかなのぼりで北岳展望デッキに着いた。
案内板では北岳、アサヨ峰、甲斐駒ケ岳、鳳凰三山が見えるようです。今日は鳳凰の観音岳付近が見えていた。
その山頂の谷筋は白く見えていた。
 
北岳展望デッキ

ここからは車イス利用区間となり、大きく蛇行する。ちょっとショートカットで駐車場に戻った。
無事、雨にもあうことなくラッキーでした。
 
車イス対応の道

帰りは夜叉神峠によって見た。芦安村付近は紅葉も丁度良いが峠はやや遅い感じだ。
それでもまだまだ見ごろのところもありました。
広河原へのバスも今日が最終日です。バスターミナルも片付けが始まっていた。
ヘルシーハウス山渓園で汗を流した。(400円)