鍬崎山  平成27年10月19日

 10月19日
あすわスキー場6;25〜龍神の滝7;05〜瀬戸蔵山8;20〜大品山9;00〜陵線10;45〜
12;10山頂12;30〜大品山14;45〜17;05駐車場


前日、青海黒姫山を下山してから鍬崎山へのリフトの時間を調べるため雷鳥バレースキー場のホテルに電話をすると
なんと、月曜日は定休日ということでした。計画ミスを反省しながら道の駅 ウェーブパークなめりかわに車泊した。
電話で教えてもらった、あすわのスキー場に駐車して歩き出した。
 
あすわのスキー場、下山時に撮影

龍神の滝の案内に従ってゲレンデ脇の長い階段を登り詰めると百間滑に着きました。
ナメ床と紅葉に迎えられて爽やかな気持ちになる。沢に沿うウッドチップの敷き詰められた遊歩道は快適です。
松尾山の湧水で顔を洗うとすっきりと目覚める。松尾の滝が樹林の隙間に眺められる。2段に見えるが3段かな?
龍神の滝の案内が出てきたがそれらしき滝は見つかりませんが樹間に涸れ滝が見えたので雨後に現れる滝なのかな?
 
 ナメ床と紅葉

松尾の大杉と龍神の大杉への道が分かれていたが直進した。
この付近は杉の巨木、老木が多く見られます。早月尾根で見たタテヤマスギを思いだします。
チップ道は終わるが手入れの良い道は続きます。
ブナ林の美林に癒されながら瀬戸蔵山に着きました。展望板があり、猫又三山、大日岳、奥大日岳、別山をしっかりと同定が出来た。
鍬崎山は樹木の隙間に尖頭がちらりと見えている。
 
瀬戸蔵山
 
瀬戸蔵山で猫又三山
 
大品山

ブナ林の若木がやさしい、その隙間に朝日が差し込むと白い幹が実に綺麗です。
大品山でリフトからの道が合流します。ベンチで一休みする。
直ぐ先のダケカンバの広場は明るくテントで寝たら気持ちよいところです。
 
ダケカンバの広場、テント泊したいところ

アップダウンが始まります。見ごろの紅葉もありますが落ち葉が多い。
唯一のクサリ場を通過すると鍬崎山が近くなります。立山の中腹の弥陀ヶ原が予想以上に広い。
剣岳が見えると少し元気が出てきた。
  
鍬崎山

山頂までこんなに良く整備された山は初めてです。
なのに、6時間以上を要しました。結構なロングコースです。
 
薬師岳をバックに

360度の展望です。立山剣はもちろんですが薬師岳がとても近い。その奥には黒部五郎、北ノ又岳、乗鞍岳、御岳も広がります。
ゆっくりと楽しみたいが先々週の焼山のように登山口に暗くなってしまうのは嫌です。
直ぐに引き返した。
 
木の陰に猫又三山、大日岳、奥大日岳、剣岳
 
薬師岳、黒部五郎、北の又

登るときは必死で下ばかり見ていたので綺麗な紅葉も見落としていたが帰りには楽しめた。
大品山の付近になるとガスが立ち込めてきた。急変にせかされる思いで歩きました。

こんな紅葉もありました
 

朝はパスした龍神の大杉と松尾の大杉を見ながら下った。百間の滑まで下ると終点も近い、滑と紅葉を見ながら一休みした。
今日は誰にも会わない静かな山行だった。10時間半のロングコースだった。
この山はリフトを使う価値があります。

亀谷温泉 薬師岳の湯 白樺ハイツで汗を流した。(610円)
道の駅 ウェーブパークなめりかわに連泊した。