御座山 平成27年12月7日
12月7日 長者の森林道終点6;30〜見晴台8;10〜前衛峰8;40〜9;25山頂10;15〜見晴台11;10〜12;15林道終点 本日は小春日和との予報、お出かけに最適。早朝にぶどう峠への道を走ると12月9日で冬季閉鎖の立看があった。 明後日は通行できないのだ、ラッキーだった。峠を越えるときに雪が舞っていて驚いた。 群馬県から長野県に下り、長者の森に曲がった。まだ真っ暗だった。 御座山への案内で林道の行き止まりに停めた。
緩やかな階段道を登ってゆく、しばらくすると霧氷のトンネル、早出の恩恵だ。 谷間には霧が湧き、綿菓子がどんどん大きくなってくるようだ。 すっかり明るくなる、落ち葉のふかふかが優しく触れる。膝まで潜るところもあり雪道の感あり。
赤い鉄塔で霧氷の不思議な光景を見た。霧氷があるところを境に消える。高いところにはありません。 不思議な光景だった。 雑木を見上げると青空に放射状に白い細い枝広がる。こんな光景は直ぐに終了した。
白岩からの道が合流する。見晴台で後立山、北アルプスの白い陵線を眺めるとテンションが上がります。 前衛峰の岩陵の上に立つと、御座山が近くなる。ここから見た山頂は丸みだが実は鋭い岩峰だったと知るのはこの後でした。 少しだけ岩場を下る。
下新井登山口への分岐表があるが踏み跡が見られなかった。 日影に雪が見られるようになると最後の急登で小屋に着きました。 小屋裏は直ぐに岩陵となって視界が広がる。一つ目のコブを越えてその先端に小さな社が祀られた山頂でした。
山頂はほぼ360度の展望が出来ます。本日は予想通りの展望日和です。 北に谷川連峰、浅間山、並ぶ、妙高、火打、焼山は今秋に登った。
西に向くと白馬岳から始まって、後立山連峰が白い帯だ。鹿島槍、爺ヶ岳、剣岳、立山三山、蓮華岳、唐沢岳と列を成す。 続いて燕岳、大天井岳の表銀座は直線をなしている。
槍ヶ岳、南岳、キレット、北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳の北アルプスの主役が迫力ある。
其処からは蓼科山、天狗岳、硫黄岳、赤岳、権現岳の八ヶ岳が近い。 甲斐駒ヶ岳、北岳、悪沢三山、上河内岳、その前衛の鳳凰三山が重なる。
南川は櫛形山の後ろに笊ヶ岳が見える。雲海のため背の低い山はトップだけが見えるだけです。 瑞牆山、金峰山、国師ヶ岳、甲信武岳と近い山に続いている。 雲取山は薮の陰になっている。 両神山から見えてくる。御荷鉾山、赤久縄山も見慣れた山です。 赤城山と重なるようにして男体山、日光白根山、鬼怒沼です。 武尊山の後ろに燧ガ岳、至仏山も見える。これで一周した。 満足です。1時間も瞬く間だった。風もなく暖かい、師走の2356mに立っているのがウソのようだった。 車が見えてきたところにはシモバシラが沢山あり写真を取りに夢中になった。 下山後の立ち寄り湯は40分ほど下り、しおじの湯でした。70歳以上400円だった。 |