大岳山  平成27年12月20日

 12月20日
大岳鍾乳洞入口バス停7;30〜登山口8;20〜10;35大岳山11;00〜鋸山12;05〜愛宕神社13;50〜14;15奥多摩駅

週間天気予報は雨模様が多く、20日(日曜日)が良い、12月は何かと行事があるのでこの機会は逃したくない、
先日より日本200名山の記録を整理しているとなんと奥多摩の大岳山の記録がありません。何回か登っていますが登山を始めて間もないころは書いてないのです。
久しぶりに奥多摩へ、電車仕様の歩きも久しぶりの感じです。
早朝、5時ころ電車に乗ると真っ暗でした。武蔵五日市駅で一番早く乗れ多バスは上養沢行きでした。
5-6人いた乗客は高校前で降りてしまい一人貸しきりバスでした。

大岳鍾乳洞入口で下車して、赤い大岳橋より歩き出す。このルートは初めてです。歩き出すと厚くなってフリースも脱ぐほどです。
 
鍾乳洞入口のバス停、大岳橋の左に入る

車道の脇を流れる沢音もまだ寒さを伝える物ではなく、晩秋の雰囲気です。石砕所のトンネルを通り抜け大岳鍾乳洞に着く。
 
砕石所のトンネルを抜けてゆく

小滝は涸れていた、前方にテントが3張り見えてきた。オートキャンプの人が焚き火をしながら朝食かモーニングコーヒーをしている。長閑なひと時が津多和的枡。ご挨拶をして通過する。間もなく車道が終わり登山道になりました。
ここにも1台と一張りがあり、おきだしてきたところでした。岩登りの方でした。
 
キャンプ場の受付
 
この橋を渡って登山道になる

壊れ師追うな丸太橋を渡って歩き出します。小滝のかかる沢、清流の音が心地よい道を行く。
大滝は思いのほか立派、細いが一条で10mほど垂直に落ちる。お釜の下で小さな滝を作っているので2段滝の様相です。


大滝
 

その先も滝見物をしながら登ってゆく、水量も多いので楽しめます。水も涸れると馬頭刈尾根に上り着いた。

渓流
 
 
渓流

その先白倉からの道が合流するところへ一人休憩していた。地元あきるの市の方でした。
ここは意外と綺麗な富士山が見られて感激でした。
しばらくこの方と同行をした。
大岳山荘への道で大岳山頂でお会いすることにして別道を行く、大岳山荘へな道は巻き道で楽チンです。山荘は大分荒れていました。
大岳神社のお参りして山頂に登った。
 
大岳神社
 
大岳山山頂

山頂は賑やかでした。多くは御嶽からの人のようです。
すっきりとした富士山が拝めました。
西側が開けてます。大山から、丹沢、蛭ヶ岳、大室山、菰釣山の丹沢の山並み、御正体山三つ峠、御坂黒岳と続きます。
滝子山から始まる小金沢連嶺その先には大菩薩が平以伸びて終了する。飛龍、三つ岩、雲取山までが見渡せた。
近場には権現山、三頭山、御前山です。
これらを従え富士山は幾分右に傾くように見えるのは宝永火山のためだろう。
先ほどお別れした御仁と再会して山頂飯を食べた。
 
ちょっと首をかしげた富士山
 
手前に御前山、国師岳、飛龍、雲取

御嶽に下ろうかと思っていたが人が多そうで、鋸尾根を下ることした。
陽だまり山行、快適な道、鋸尾根では奥多摩からの10人ほどだった。
追い越したのが5人グループだけ、一人に追い越されたがこれが忍者かくノ一かと思われる女性でした。
風体は越が曲がり背中を丸めておよそ80歳に見えるがヒタヒタと滑るように抜き去っていった。
只者ではない
 
鋸尾根の岩峰にある祠

鋸尾根の核心、岩場を梯子、クサリでクリヤーする。急下降で登計峠に下りる。再度、愛宕神に社上り、
急な石段を下った。昭和橋を渡ると奥多摩駅です。
もえぎの湯に寄りたいがたぶん混雑だろうと帰宅した。