北海道遠征 夕張岳 平成27年7月20日

 7月19日

雨のため登山は諦めた。オプタテシケのリベンジをしたいところだが、天気予報はよろしくない、明日は夕張岳が比較的よさそうです。
夕張岳に移動してみる。白銀荘を後にして吹上温泉露天風呂(無料)寄ると朝早というのに大勢いました。
夕べの大雨で温泉も濁っている感じです。混浴ですが女性は水着でした。
ノンビリできるのでゆっくりと朝風呂を楽しむ。

上富良野に出ると、ラベンダー祭りとで車が多いです。コインランドリーを探す、コンビニで聞くと2ヶ所教えていただく。
日の出公園キャンプ場と上富良野町営病院の前の2箇所を教えてもらった。

公園はお祭りで混雑していると予想して病院の前に行った。予想通り誰もいません、。洗濯代200円、乾燥100円位だった。
熊谷ナンバーの人がやってきた。毎年ここによるそうで、休日は自衛隊員でいっぱいだそうです。

夕張岳は去年撤退したところ、登山口への林道が開通しているのを確認してから道の駅夕張に行った。
道の駅にはスーパーを併設しているので買出しは便利です。車泊の人は少なかった。

7月20日
登山口5;50〜(沢コース)〜6;55冷水の沢7;05〜ヒュッテ分岐7;10〜望岳台7;45〜男岩8;25 〜吹き通し9;10
〜9;35山頂10;00〜憩いの沢11;00〜望岳台11;15〜12;45登山口


道の駅夕張を出発してシューパロ湖眺めながらを綺麗な橋で渡る。
去年は水没した木々はまだ青さを残していたが、すっかり涸れて茶色になっていた。なんとも哀れな風景です。
去年は手前のゲートから自転車だった。林道終点のゲート前はすでに満車で少し戻って広いところに何とか駐車できました。

ゲートから10分ほど歩くとヒュッテへ経由コースと沢コースとの分岐に着きました。右の沢コースを選びました。
去年は人なれした熊の出没に注意が生々しく書かれていたが見当たりません。ちょっと安心です。
車から想像するとすでに沢山の人が登っているので熊も出ないでしょうが鈴はぶら下げました。
冷水の沢で休憩する。パイプから流れる水で顔を洗うと冷たくて気持ちよい。
 
沢コースとヒュッテへの分岐
 
冷水の沢

夕張ヒュッテからの道と合流すると尾根道になります。望岳台では芦別岳が見えています。
 
望岳台で芦別岳を見た

望岳台で休憩していた5人を抜きました。憩いの沢を渡るころから花が目立ってきました。
沢にはシナノキンバイ、オオバミゾホウズキ、ウサギギクなど大きな黄色い花が目立ちます。

シナノキンバイ
 
 
ウサギギク
 
オオバミゾホウズキ

タカネトウウチソウが趣を変えてくれた。前原湿原入口、木道のを歩きます。男岩の先に夕張岳が見えてきます。
ガマ岩ーひょうたん池と平坦な道だが花が多く飽きることがない。
 
男岩の先に夕張岳

湿地の中にシロウマアサツキの紫色の丸い玉がこんなに群生しているのを見たのは初めてです。
お花畑の案内標識が立つ前後が夕張岳を視界にして、花見を堪能できる、標識に偽りはありませんでした。

  シロウマアサツキ
一面に群生していた、見事です。

マルバタケブキ
 
 
ムシトリスミレ
 

湿原が終わると風通しの標識が立つザレ地になる。風景も変わるが花も一変しました。

ウルップソウと思ったのはユウバリソウらしい、花は終わって穂だけが残っていた。
同じように厚葉の花がユキバヒゴタイ(固有種)初めて見ました。こちらはツボミのようです。エゾタカネツメクサが株立ちしている。
30mほどの吹き抜けを通り過ぎると金山ルートの分岐点です。踏み跡は薄く、歩く人が少ないようです。
 
ユキバヒゴタイ
 
エゾタカネツメクサ
 
ユウバリソウ

直下の夕張岳神社に一礼して、山頂に立った。
 

沢山の人が休憩していた。天気良好、360度の展望が出来るはず、だが霞んでいてほとんど近くしか見えません。
唯一北方向の芦別岳がぼんやりと見えていた。
続々と人がやってきます。前岳、ガマ岩とこれから戻る湿原を見つめなおして下山をしました。

下山の風通し
 

展望台に戻るとガスが湧きあがり朝のような展望はなかった。ゲート前や路肩は車で埋まっていました。
大人気の山です。。
コースに変化と、広い湿原に咲き誇る花に、夕張岳の人気を実感しました。
明日の余市岳のため道の駅余市に移動しました。温泉は道の駅から車で3分ほどの宇宙の湯(温泉銭湯)でした。
朝ドラ「まっさん」で人気となったニッカウイスキーの蒸留塔の赤い屋根を隣にして就寝しました。