安達太良山 平成28年6月21日

 昨日の田代、帝釈の下山後、天気のよさそうな安達太良山に登るため移動する。
道の駅つちゆを目指したが途中に道の駅ばんだいがあったのでここに車泊した。最近できたのか
新しく、何よりトイレが綺麗だった。磐梯山の眺めがとても良いのも気に入りました。

6月21日
沼尻登山口5;10〜湯の花採取所分岐5;50〜船明神分岐7;20〜8;00安達太良山8;10
〜鉄山8;45〜鉄山避難小屋8;50〜胎内岩9;30〜10;25湯の花採取小屋11;40〜12;00登山口

このごろは夜明けが早い、3時半起床するとまだ薄暗いが、30分もすると明るくなった。
近くのコンビニで朝食を済ませ、行動食を購入して登山口へ向かう。
沼尻スキー場を目指した沼尻温泉の再奥まで来ると道はダートになる、
登山口の案内がないので心配しながら登ってゆくと
のおおきな駐車場に着いた。山菜取りの方が出てゆくところでした。

登山口
林道は通行禁止、でも帰りはここに 
 
尾根への登山口を行きます

山登りは一番先頭です。沼尻登山口、安達太良山まで7.3kmとなっていた。
5分も歩くと展望台に着く。樹木で白糸の滝の全容が見えません。滝の上部だけを見える。
下山でしっかりと見ることが出来た。

鉄山に朝日が昇った。湯の花採取小屋に降りる道の分岐にくると硫黄の匂いがする。
見下ろすと湯の花の採取小屋とた白い谷間が見える。湯の花採取の装置も見える。
ゴゼンタチバナ、ツマトリソウ、アカモノなど花が多い。特にアカモノが群落する。
ウラジロヨウラク、サラサドウダンも花盛りです。

アカモノ
  
 
イワカガミ
 
マイヅルソウ

霞んでいるが吾妻連山、磐梯山、秋元湖が見えてくる。マイヅルソウ、イワカガミの群生地を通過する。
思いがけない花の多さに感激です。薮道から岩陵に出ると沼の平が一望に見下ろせるようになる。
イソツツジが多くみられるようになってくる。
 
イソツツジ
たくさんありました

沼の平の 白い異様な谷と周りの岸壁には恐ろしいような眺めです。
この先しばらくはこの眺めを見ながら火口の淵を進みます。
間もなく干上がるだろう小さな池に障子ヶ岩の影を見つけて面白がる。
 
沼の平
 
岩陵に小さな池、ほっとする風景

障子ヶ岩を巻く途中でみる和尚山は均整の取れた美景です。
石筵からの道が合流する。何年か前に石筵川を遡り途中断念したのを思い出す。
赤ザレの火口淵を巡る、一歩間違うとと奈落へひやひやの所です。

 和尚山

鉄山との分岐に出るとここからは広い道になり、余裕の歩きです。安達太良山も目の前で山頂に人が見えています。
山頂の祠で記念写真をとる。曇っていて遠くの展望は駄目でした。
風も冷たく、直ぐに下山した。
 
安達太良山、山頂

鉄山に向かいます。馬の背の陵線からはろがね小屋が谷底に見えてます。
岩場を登ると矢筈森の着く。そして鉄山には三角点、と安達太良神社の石塔があった。

鉄山では安達太良山への細い尾根と反対側には広場のような尾根の先に箕輪山が丸い丘を見せて
面白い展望です。
鉄山避難小屋は小さいがとてもきれいです。
まっすぐに進むと箕輪山だがここで左折して行きます。
 
鉄山避難小屋

登りは沼ノ平と鉄山を見ながらだったが今度は安達太良山を見つめながら下って行きます。
強烈な風景と1日付き合うことになります。
 
下山でみる安達太良山

穏やかなハイマツの道も胎内岩をくぐると急下降します。
ザレと岩でとても滑りやすい
 
胎内岩、ここをくぐります。狭いです

水の流れのところまで降りると一安心です。
真っ白な湯の花、エメラルドグリーンの湯だまりは温泉好きにはたまらないでしょう。
広大な源泉地帯です。湯の花採取小屋のところで下流部に人影を見つけ行ってみると露天風呂を楽しんでいる二人が居ました。
 
湯の花採取小屋
 
天然露天風呂

ブルーシートに食材を持ち込み天然露天風呂を満喫してました。
私も仲間に入れていただく。川の流れが温泉、丁度良い湯加減、直ぐしたには滝があって打たせ湯も楽しめます。
キュウリの漬物鳥ノから揚げなど差し入れも頂き最高の温泉を味わいました。

温泉の取り入れ管に沿う作業道を下る。途中で白糸の滝を眺めることが出来た。
登りの展望台では全景が見えなかったのでラッキーです。
 
白糸の滝

土湯温泉、サンスカイつちゆ、こけし湯(公共風呂250円)で
本日2箇所目の温泉を楽しんで昨日と同じ道の駅ばんだいで車泊した。

花、強烈な硫黄の谷、天然露天風呂のおまけ、と大満足の山行だった。