明神岳(明神平)  平成28年2月18日


 2月18日
ゲート前7;50〜ミョウジン谷9;00〜明神平10;00〜前山10;30〜11;10明神岳11;20〜13;05ゲート前


奈良県、三重県の県境でいわゆる台高山脈の北部は樹氷で有名です。倶留尊山、三峰山、高見山が有名ですが
高見山の南に位置する明神平はそれをしのぐと言われています。
先月は三峰山の樹氷祭りの初日に行きましたが空振りでした。
今回は2月14日〜18日の間でよいと思われるまで待ちました。

昨日、登山口に下見に来た帰りにはボタン雪が降り出し、心配していたが積もった様子はなかった。
駐車場の手前は少し凍結していた。一番乗りと思ったらすでに数台ほどの先行車が止まっていました。
ほとんど奈良ナンバーですがお隣は京都でした。こちらの方と一緒に歩き出し、途中まで御一緒しました。
 
ゲート前の広場
すでに沢山の車

駐車場のゲート先も林道です。林道の終点から登山道になります。大又川に沿って登るため沢を5−6回は渡渉します。
幸い水は少ないので靴をぬらす程度ですが滑るのは要注意です。
 
しばらく林道を歩く

 
林道の終点
この橋からは登山道です
 
河原を渡渉すること数回


ミョウジン谷の案内があるところでアイゼンを装着した。
急な上りは少なく、大きく蛇行するのでとても歩きやすい。高度が上がると樹氷の育ちが良くなります。
 
ノーアイゼンでも登れますが
大事をとってアイゼンを装着

やがて日が差し込み明るくなると樹氷も輝いてきました。
明神平に出ると眼がまぶしいほどの朝日です。雪原の天理大学の山小屋は7年前に台高山脈を縦走した時こ
小屋のテラスにテントを張ったのを思い出します。
そのときは3月だったが朝起きると一面が霧氷に変貌していたのに光景はテント泊の醍醐味だった。

前方の樹間に3人ほど明神岳に向かっているのが見える。
そのトレースを追って進み、途中から右の斜面を前山に登った。ここから薊岳へを越えて周回するのが希望だった。
前山には先行者が独り居ました。薊岳なさ木は厳しいのでにピストンするという。
行きたいところですが今日は帰郷するため無理は出来ません。

樹氷、いたるところこんな感じです
  

明神岳に登って、帰ることにして分かれました。
明神岳に向かう道はブナの自然林と樹氷が見事です。雪のアーケードを頭上に感じながら明神岳に着きました。
明神平からの人が沢山いました。展望も広場もないただ山頂の標識だけですが樹氷と青空に満足です
皆さん桧塚に向かわれましたが、一人引き返します。
 
見上げると
 
樹氷の隙間に
見えるは水無山
 
明神岳は尾根の通過点

明神平の東屋で休憩をして下山しました。温度がどんどん上昇して樹氷の雪が固まりになって落下する。
首に落ちると大変です。背中が冷たく濡れてしまった。
駐車場は満車でした。帰り道の立ち寄り湯は月曜日と同じ道の駅針テラスの温泉らんどでした。

本日はまれに見る樹氷観察日和でした。今年は暖冬少雪で今年一番かも知れませんと
地元の形に言われ気分良く帰郷しました。