奥茶臼山  平成28年7月11日

 7月10日
シラビソ峠3;45〜尾高山5;10〜岩本山6;55〜奥茶臼山8;10〜8;20ビューポイント8;40
〜尾高山11;15〜12;45シラビソ峠

奥茶臼山は先週に天気不良で中止した。今回は3回目の挑戦です。前日はまつかわ温泉の清流苑でノンビリとし、
夕方には登山口のシラビソ峠で車泊した。夕方7時過ぎに釣師が戻ってきた。
28cm級の岩魚が20尾ほど発泡スチロールの箱に収まっていた。

7月11日
ロングコースで暑いことも考えて早朝に出発した。
3時45分、まだ暗い、ヘッデンを点け歩きだした。
 
奥茶臼まで8km、4時間半の標識
をみて歩き出す。時間通りに歩けるかな

4時45分を過ぎると明るさを増し、シラビソの林にシダの緑が美しくなってくる。
前尾高山の手前で最初のビューポイント、日の出直前で朝焼けで赤い雲がきれい伸びていた。
 
日の出も近い、朝焼けの雲

尾高山のビューポイントでは赤石岳が逆光に黒いシルエットで浮かんで見えた。
大沢山が大きい。
 
左の樹林に朝日が昇る
赤石岳のシルエット

林間はシダ、苔の緑の絨毯で、まるで公園のような感じです。
終始こんな道、シラビソの樹林で展望はないが爽やかな気持ちにしてくれる。
コゼンタチバナの群生がきれいだった。

岩本山を過ぎると倒木が目立つようになるがコケが更に緑を増す。
イネ科の草だろうか一面に広がるところは大の字に寝たい。
コバイケイソウの群落する湿地を過ぎたころ恵那山方向の展望があった。
 
すべてこんな感じの道は公園のようです

立ち枯れが多いところになって展望が良くなる。
南アルプスの北部が見えてくる。お馴染みの山々にうれしくなる。
展望と分かれて樹林をひと上りすると奥茶臼山に到着した。
 
樹林に囲まれた山頂

展望のない山頂は写真だけ撮り、展望のよいところまで戻って休憩をした。
下山後、山頂の先を少し下ると中央アも見えるビューポイントがあるのを知りました。
事前の調査不足を反省しました。
 
仙丈、甲斐駒
 
北岳、間ノ岳
 
塩見岳
 
荒川、赤石

下山で尾高山までの方3人にお会いしました。
ハイランドシラビソが玩具のように見えると長い歩きもそろそろ終了です。
涼しい時間に歩いたので長時間の割には疲れもなかった。
全コースが緑の絨毯、庭園のような感動する山行でした。

下山後の立ち寄り温泉はまつかわ温泉の清流苑でした。
中央高速の松川ICが近いので便利です。