オプタテシケ山   平成28年8月18日ー19日

 8月14日
昨日、13日に神威岳に登り、道の駅「みついし」に車泊した。
天気予報は午前中までは良いがその後、台風の影響で悪い、台風が上陸の恐れ有です。
昨日の疲れと、はっきりしない天候のため山登りはしばらく諦める。
ノンビリと観光と温泉に変更した。三石から富良野の吹上温泉、白銀荘に移動して車泊(500円)温泉(600円)
温泉、テン場、快適なところです。

夕日の十勝岳
 

8月15日
台風の接近で日本海、オホーツク海が荒れ模様、よさそうな日本海側に移動することにした。美瑛の青い池を見学して、
旭川ー留萌へ出た。海岸に沿って北上する、海岸線がきれい、海も穏やかでした。
道の駅「はぼろ」で温泉に浸かる。日本海を眺めながらは気持ちが良い。
天塩町ー幌延町ー稚内と移動する。
道の駅「稚内」に車泊する。盆踊りで賑やかだった。
日本海ルートは走ってみたいところだったので台風のお陰でいい日でした。
 
幻想的な青い池

8月16日
ノシャップ岬ー宗谷岬ー浜頓別ー枝幸町ー雄武町ー紋別ー網走へオホーツク海と1日お付き合いした。
時折、雨、風に逢うが車は平気です。単車は大変そうです。
道の駅「上湧別、チューリップの湯」に入った。新しくきれいな施設でした。
この日、この車の燃費が最高を示した。17.9km/1リッター、さすが北海道、信号は何回止まっただろう?
サロマ湖はでかい。道の駅「網走」で車泊した。
 
雄大な猿払川

8月17日
網走ー北見ー層雲峡へ層雲峡で岳の湯のオープンを待って温泉に入る。
このころから雨は激しくなってきた。
当麻町ー旭川ー美瑛ー吹上温泉はほとんど雨降りだった。
3日間で北海道の北半分の海岸線を走って富良野に戻ってきた。
白銀荘に車泊した。
これがやや裏目に出た。台風上陸、夜半杉まで激しい雨に見舞われた。

8月18日
涸沢林道駐車場11;35〜天然庭園13;10〜15;00美瑛避難小屋


台風一過の天気を期待して今日はオプタテシケに登り、美瑛富士避難小屋に停まる予定、4時には吹上温泉を
出て下ったところで美瑛に行く道が閉鎖されていた。
富良野へ向かってみたがこちらもゲートが閉められていた。閉じ込められてしまったのです。
一旦戻って7時ころもう一度行くと管理人がいて8時にオープンするとのことでした。
この時間では今日登るのは諦めて午後に避難小屋まで行って泊まり、明日登ることにした。
ゆっくりと準備をして涸沢林道に行く、ここはゲートに鍵があるが開錠の番号を知っているのでスムースに通過して登山口の駐車場に停めた。2台の先客があった。
 
涸沢林道の鍵

ここから避難小屋までは去年歩いたので余裕がある。しかし、昨日の雨で登山道は小川のようになっている。
天然庭園で半分、休憩をした。ザックにマダニを見つけた。
 
天然庭園

この先で今日登った二人の若者が降りてきた。
今朝旭川からやってきたが通行止めはなかった。
吹上温泉、十勝岳温泉の道が閉鎖されただけだった。
昨日美瑛に泊まれば予定通りに登れたのでした。

エゾノツガザクラ、アオノツガザクラ、がきれいです。
チングルマは痩果となり一面に風車が、花も良いが実も良いです。
小屋に近づくと小川のようになっていた。
 
チングルマの実も風情がある
 

小屋に着くと外人さん二人が先客でいました。雨の中を歩いたのか部屋中に衣服が干されていた。
アメリカとカナダの人でした。
この後、望岳台から巻き道できた二人組みがやってきて本日の泊まりは5人でした。
 
お世話になった美瑛富士避難小屋

5時半、皆さん就寝、意外と涼しい夜でした。
スリーシーズンシュラフを持ってきて良かった。

8月19日
避難小屋5;00〜ベベツ岳6;00〜7:10オプタテシケ山7;20〜9;25避難小屋10;10〜12;50駐車場


天気予報は午後から雨模様、5時に小屋を出る。
時々、ナキウサギの鳴き声が聞こえるが姿は見えない。美瑛岳の北斜面には雪渓が残る。
 
まだ雪渓も、美瑛岳
 
これから行く、石垣山、ベベツ岳

岩ゴーロの道を行く。石垣山を巻くように進むと、緩やかな陵線に変わる。
陵線漫歩の陵線です。ベベツ岳の標識は見当たらなかった。
オプタテシケ方向にガスが広がりその切れ間に二つの三角推のピークが幻想的に現れた。奥が目的地だろう。
 
小雨に浮かぶオプタテシケ山、手前は偽ピークか?

ここから下って行きます。途中からガスが広がり視界が悪くなってきた。
鞍部の広場はこんなときロストしそうだがマークが頻繁ついているので心配はなかった。
天気予報より早い崩れ、小雨も落ちてきた。

イワギキョウ、イワテブクロが雨に濡れて咲いていた。
 
イワギキョウ
 
イワテブクロ

大きな岩陵が出てくると間もなく山頂に着きました。

一瞬ガスの切れた、岩陵と山頂

予想外に早くつきました。独り占めの山頂ですが展望は駄目で山頂標識の写真をとって下山した。
ベベツ岳への登りで小屋で一緒だった2人組がやってきました。
 
山頂

石垣岳付近にきたら雨も止んで美瑛富士も見えたた。
美瑛富士の斜面の裾に小さな小屋も見えています。一面の緑は雨上がりで清々しい眺めです。
 
緑一色、石垣山、美瑛富士

小屋で暖かいコーヒーを飲んでデポした物を撤収して下山した。
昨日は水が流れていた登山道も水溜りになっていた。
登り3人にお会いしました。日本300名山のうち北海道は小野山で終了した。
 
小屋をズームする

駐車場でマダニのチェックをかねてすべての衣服を取り替えた。
吹上温泉、白銀荘で汗を流して、富良野のコインランドリーで衣服の洗濯、マダニ退治をした。
道の駅「占冠」車泊した。