会津駒ケ岳  平成29年4月24日

4月24日
冬季駐車場4;50〜登山口5;30〜尾根広場6;20〜9;35山頂10;25〜尾根広場〜13;25駐車場
 

今シーズンの会津駒はまだまだ雪が多いようだ。
前夜家を出る。塩原の奥は桜がちょうどよい花見ごろだったが、一山超えた会津はまだ道路の脇は積雪あり、桜は固いつぼみだった。
道の駅「きらら289」で車泊した。山口温泉も併設されていて
ありがたい道の駅です。

残雪期の雪山は雪が緩むと歩きにくいので早朝に歩き出すように心がけている。
村営のテニス場のところに登山者用の駐車地がある。5時に着くともう先客がいた。
山スキーの人でした。

国道から山に向かうところから40p程の雪道だった。
雪代の増水、勢いよく流れる沢を見ながら登る。
ショートカット道を登る、無雪期の駐車場のところまで近道をした。

車道も雪道
 
 
登山口、ここは雪なし

登山口の階段には雪がないが少し上ると雪道になった。
出だしからこんなに多いのは初めてです。
広い尾根のところまで結構な急登で息が上がってしまう。
この先は広い尾根で明るく気持ちがよい。

ダケカンバの下、見上げると青空がきれいだ。
樹林がシラビソの恋緑に変わり、左に日光白根山の峰が見える。高度を少し上げると燧ヶ岳が
姿を見せ、重い足が軽くなった気がする。
 
日光白根山
 
燧ヶ岳

右に大戸沢の稜線と会津駒の山頂が見えるようになると
森林限界に飛び出す。
雪山ならではの雪原が開けると疲れが飛ぶ、穏やかに見える尾根は起伏があて長い。
小屋を巻くように直線のショートカットをした。
なだらかに見える山頂直下の斜面が思いの外厳しく、立ち止まることが多くなる。

 燧ヶ岳、武尊山、至仏山


山頂の標識の頭が40p出ているだけ、2m50pは積もっているだろう。
独り占めの山頂は360度の展望をほしいままだ。

尾瀬の三山、燧ヶ岳、至仏山、景鶴山が一望、さらに平ヶ岳への稜線、
子の稜線は以前、雪の時登ったのを思い出す。
 
平ヶ岳
 
中岳、越後駒ケ岳

平ヶ岳ー越後三山はひときわ白い。
風なし、穏やかな山頂、誰も来ることもなく静寂と展望を満喫した。
雪の中を苦労して登った恩恵を十分楽しんだ。
 
山頂標識は具合の良い椅子

下山は快調ですが尾根の末端、尾根が広がったところを踏み跡に惹かれて
躊躇なく直進してしまった。100mほど下ったところで引き返したが
注意しないといけないところだった。

下山で10人以上にお会いしたが軟雪に苦労しているようでした。やっぱり早出が正解です。
駒の湯に立ち寄る、ここも貸し切りでした。
 
駒の湯