八方尾根 平成29年7月17日
前日、霧ヶ峰の後、諏訪の湖畔の湯で汗を流して、 白馬村に向かう。安曇野のICを降りると帰りの車が渋滞していた。 道の駅白馬で車泊する。天気予報を見ると明日はあまりよくない。 温泉巡りになりそうだと思いながら就寝した。 7月17日 黒菱平6;55〜八方山荘7;55〜8;55八方池9;30〜10;50黒菱平 夜半、雨が強く、車をたたく、やっぱり雨降りかと目覚めると意外と良さそうな雰囲気だった。 急いで、コンビニに寄って、朝食と行動食を買って、黒菱平へ、ちょっと道を迷った。 駐車場はすでにかなりの車がいた。昨日、登り小屋どまりの方もいるだろう。 リフトに乗るつもりはないが黒菱第三リフトは5時45分に営業開始していた。 一番い乗ると日帰りで唐松岳に登れることを知りました。 みんなリフトに、一人、ゲレンデを、いきなりの急斜面はつらい、 雨の残る草むらに羽を休める蝶がいた。朝靄にとても幻想的でした。 ヒメシジミとい蝶らしい、後で知ったがこの付近は蝶々も有名らしい。
二本目のリフトもパスします、先を歩く人は見えない、のんびりとして気分がよい。 昨夜の雨でズボンの裾はびしょ濡れだ、寒くないのが助かる。 八方山荘に着くと前方に歩く人を見るようになった。 最初の展望案内版があるところ、白馬三山は雲の中、 後ろの高妻山、戸隠山付近だけが見えていた。 花名板があるのでいつもはわからない花もわかり、楽しい。 ハッポウウスユキソウ、トキソウ、オニアザミ、タテヤマウツボグサ、ヤマブキショマ、エゾシオガマ、次々とみられます。
木道脇に雪渓が残る。ケルンの立つところには何人かが写真を撮り、やや渋滞する。 下りの人も増えました タカネシュロソウ、クモマミミナグサ、と花の種類が多すぎる。 白馬連峰展望図のところでは小蓮華岳、白馬乗鞍岳が見えてきたが大物は出番待ちか。 足元にイブキジャコウソウが多い、八方池が見えてきた。 雪渓を横切って池に着く、小さな池、白馬三山を眺めながら休憩には絶好な場所だが見えません。 持ってきたサンドイッチとコーヒーで休憩をしながら三山のお出ましを待つこと小一時間 、見えそうで見えない、諦めて下山開始した。 イワイチョウ、ヒロハヘビノボラズ。ハクサンボウフウ、タカネイバラ、チシマギキョウ、テガタチドリ、を見ながら白馬連峰展望図のところまで下った。 ようやく三山が姿を見せた。しばらく待つと不帰T峰、U峰、V峰、唐松岳も見えてきた。
念願の山岳展望ができたので満足して下山した。 リフトは乗りませんでした。 下山後は倉下の湯に入った。茶色の温泉、露天風呂、天気が良いと白馬の山が見られる。 翌日、唐松岳の遭難事故を知った。9時20分、2200m付近、滑落死亡、だということです。 八方池にいた頃だ、リフトに乗ったとすると、駐車場を同じころ出た可能性が高い。 人ごとではない気分です。 |