鉢伏山  平成29年10月27日

10月27日
このところ、週末は天気が悪い。
今日は久しぶりに好天だった。テニス大会から帰り、天気予報を見ると明日まで良い天気、
その後は台風22号の影響で荒れるらしい、
この、隙間の好天を逃したくない。夕食後、思い切って自宅を出た。

平日の夜、都内は渋滞なし、調布で中央高速に乗った。
談合坂サービスエリヤで車泊をした。

翌朝、八ヶ岳パーキングに立ち寄ると
雲が赤く染まりきれい、ほんの10分もすると普通の雲の色になった。
この変化に驚きます。
 
朝空

岡谷ICで降りた。塩尻峠を越えたところ、塩尻市東山から高ボッチへの林道に入った。
集落を過ぎた先で道路崩壊で通行止めだった。

戻って、崖の湯温泉を経由して曲がりくねった細い道を走った。
8時前というのに下ってくる車が多く、何かイベントでもあったのかと思いながら走る。

あとで、 鉢伏小屋で聞くと、雲海と富士山の写真を撮る人が早朝に登るらしい。
確かに、高ボッチとの分岐で左に曲がると全く車に会いませんでした。
鉢伏山荘に500円の駐車料金を払って歩き出した。
少し上ると笹原に雪があった、2日前の雨は山は雪だった。
 
鉢伏山荘

笹原の向こうに美ヶ原の平原が近い。もう少し早いとレンゲツツジの紅葉がきれいらしい。
20分も歩くと山頂、と言っても平地です。

奥穂、北穂、
 
 
槍、常念、大天井、燕

その先に展望台がある。展望台に上ると
ほぼ360度展望だ。雲海と北アルプスに絶句、
雲一つない空、稜線は白く化粧している。年に何回もない日和と絶好の条件だったらしい。
無理して来てよかった。
 
雲海と北ア


雲海に隠れた諏訪湖の両サイドは中央アと南ア、さらに八ヶ岳目を移すとその間に富士山の裾が見える。
山頂は雲と逆光で霞むのが惜しい。
跡から、滋賀県からやってきた5人の中高年と話しながら1時間半ほどいた。
下界の雲海はほとんど消えて眺めが変化した。

前鉢伏山に立ち寄った。松本方向だけが見えるだけ、すぐに引き返した。
鉢伏山荘でコーヒーを飲みながら管理人ご夫妻と話をした。
窓から乗鞍岳の手前に鉢盛山を見つけた。今月の初めに登ったところでうれしくなる。
 
前鉢伏で鉢盛山、乗鞍岳

山荘の壁に会った写真の不思議な滝に興味を覚える。
牛伏川のフランス式階段水路だった。初めて知り、ご主人の勧めで立ち寄りました。
想像以上の規模に驚く、直線的な人工美、これが明示初期に作られたことに驚きます。
 
フランス式階段水路

牛伏寺に近い、坂口茶屋で手打ちそばを食べた。
新そば、おいしい。
寄り道をしたので高山村の紅葉はやめ、戸倉、上山田温泉の鶴の湯に立ち寄って帰郷した。