黒斑山 平成29年4月5日
4月5日 車坂峠6;35〜トウミの頭8;20〜黒斑山8;35〜9;00トウミの頭9;45〜10;50車坂峠 4月3日に300名山の最後の一座だった、野伏ヶ岳を天候を気にしながらの慌ただしい歩きをした。 翌日、一日中、好天だったのが恨めしい。明日も天気が良い予報にもう一山と思い、 「道の駅、雷電の里」に車泊して翌日に黒斑山に登った。。 車坂峠のビジターセンターの駐車場には先行者の車が1台あった。 表コースを登る、積雪も多く、早朝のしまった雪はアイゼンの食い付くもよく気持ちいい。 正面のカラマツ林に朝日が上がると雪面がキラリと表情を変えた。
遠い山並みは霞むが湯の丸、烏帽子、阿四山と近くの山も輝く。 飛行機が飛んでゆく、まっすぐに一本の白線が残される。儚さを思いながら眺めた。 コメツガにツララが垂れ下がり、その下にはシャクナゲがつぼみを大きくしている。 静寂だが何かが動き出している。春の息吹が、 雪に埋もれた難小屋の赤い屋根の一部がもの言いたげに見えた。 樹林が切れて槍ヶ鞘という処で崖っぷちに出る。 景色が一変、切れ落ちた崖、恐ろしさで足がすくむ。 トウミの頭へは崖っぷちの狭い雪道だ。。
心を落ち着かせて下る、そして登る、崖の下は見ないようにしながら歩いた。 最大の難所をクリヤーしてトウミの頭に着くと、下山してきた先行者に会いました。 あとは樹林帯で安心です。黒斑山の山頂は浅間山の展望が素晴らしい。 雪に埋もれた山頂標識を撮ってトウミの頭にもどって展望を楽しみながら休憩した。 うれしいことに、北ア、乗鞍、御嶽、も朝方より見えてきました。 1ヶ月前、長野県の防災ヘリの墜落事故が起きた鉢伏山が 霧ヶ峰〜美ヶ原に続く稜線上に見える。白き峰に手を合わせた。 40分ほど展望を満喫して下山した。 下山はショートカットで中コースを下った。 4人の若者グループが登ってきました。
立ち寄り湯はアートビレッジ明神館でした。 丘の上で、浅間の展望がよく、きれいな施設の気持ちよい温泉でした。 田植えの終わったころの田園と浅間山を見渡すと最高でしょう。
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